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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2025-10

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おいら、相談されるの大好き。
愚痴きくのは、そんな好きじゃないんだけど
その悩みに対して画期的な提案を行うのが好きなのだ。
たとえばこれとか。
(自分大好きですけど、なにか?)


旅行先で知り合った日本人の女性がいる。
あんまり美人だったので、おいらがナンパしちゃったのだ。
いわゆる駐在員の奥様で、
ドイツではない、日本人の多い都市で暮してる。
彼女の住む国は、ここからじゃ簡単に逢える距離ではない。
お互いの国の情報を交換するつもりでアドレス交換したものの
そんな長続きしないだろうな、と思ってたのに
意外とよいメル友になった。


彼女Aちゃんは海外に来て一年。
最近、今まで仲が良かった駐在員の奥様に、嫌われたらしい。

ずっとずっと仲が良かったのに、急に手のひら返したみたいに
逢うたびにイヤミを言われ、
最終的には「あなたは私のストレス」といわれちゃったらしい。
(このセリフ、おいら笑っちゃった。ナニサマかしら)


で、なんでそんなに嫌われたのか、わかんないらしい。


Aちゃんのすごいところは、こんな理不尽なめにあっても
「きっと私に悪いところがあったんだわ」
って言ってるところ。
良い人ほど、こういうめにあうんだろうね。


Aちゃんが思いつく、「自分のやった悪いこと」を聞いたが、
どれもこれも、
「んなもん気にしてんのは、あんたくらいのもんやわ」レベル。


おいらが出した結論は、これ。


「その女、嫉妬してるだけだから切りなさい」



嫉妬ってタチが悪い。
本人が努力したって、改善できるもんじゃないからね。
とにかく全速力で逃げるが勝ち。
関わるだけムダ。


「嫉妬なんてするわけない。それに最初は仲よかったのよ」
とAちゃんは言うが、そんなの関係ない。


逢えば逢うほど、Aちゃんが自分より美しく、聡明で、
周囲の注目をかっさらってることを思い知らされるのだ。
だんだん気にくわなくなってくる。
ちょっとした佇まいひとつではらわたが煮えくり返る。
それが嫉妬だ。


「彼女が私に嫉妬するわけがないわ」
とまだAちゃんが言ってるので、例を挙げた。



「彼女、英語が話せるっていってたね?」とおいら。
「そうよ、話せる」
「本当に話せるの?」
「……一ヶ月留学してたって言ってるけど、YesとNoがちゃんと使えてない。
あと、なんていうか、カタカナ英語なのよね」


あら、結構毒吐くじゃない。
つーか、一ヶ月で留学とか言ってるその女、マジで大丈夫?

彼女、自分の知り合い奥様間で「英語が喋れる」地位を築いてたのに
留学経験のない、中学高校だけで美しい英語を喋れてしまうAちゃんに
嫉妬しまくってるに違いない。

容姿については、言わずもがな。


Aちゃんは頭が良い。
英語だけじゃなく、普段の会話からもそれがわかる。
美人で頭が良い。
自分を過大評価する人間からすると、自分の矮小さを知らされるつらい存在だ。


さっさと切れ、というのが最善の策。
でも、Aちゃんは、彼女から逃げたいが、
いろいろしがらみがあって、逢わざるを得ないという。

「今度その女に逢ったら
かわいそうなひと、って10回唱えなさい。
本当にかわいそうになってきて、何言われてもハハン?って感じだから」

と言っといた。



Aちゃんのように、バランスのいい人もいるが
駐在員の妻、というカテゴリーには変な人も多い。

変、ていうかね、
暇なのよね、彼女たち。
だからどーでもいいことをずーっと考えて、自分で自分を追い込んで
変な言動しちゃうんだろうね。
「あなたは私のストレス」とかね、アホ丸出し。


仕方ない面もある。
おいらも駐在員の妻だし、よくわかる。
働くという選択肢がない、っていうのは、本当に辛いことだ。

これは日本人に限らない。
おいら、アメリカ人の駐在員妻を知ってるけど
やっぱり変だもん。


でもだからって、他人を攻撃していい理由になるか?


おいらの住む町にも、日本人はそこそこ居るけど
駐在員妻の方々とは、あまり深くお付き合いしないようにしてる。
表面的には、とってもうまく付き合えるから、
(彼女たちは通常とても親切でやさしい)
その適度な距離感を失いたくないのだ。


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ええ、おいら怒ってるんです。ひとのことでも、腹立つよ、こんな話。 




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コメントでお寿司のことを書いてくださったひとがいて、
急激に「寿司くいてえ!」気分になってしまい、
昨日、日本食レストランにいった。


すっかりドイツ風にアレンジされたレストランだが
板前さんは日本人。
寿司もおいしかった。

すんげ小ぶりだったけどね。
二人で60€もしたわりにゃ…だったけどね。
でも美味しくいただきました。


マンジロウはカウンターで一貫ずつ注文しようとしたが
おいらが拒否。
ちゃんとした料理人さんだとしても、ここはドイツ。
すんごいネタが食べれるわけでもないんだから、
一皿盛りで充分ざんす。

(一貫ずつ注文したら、
おいら会計が怖くって、満腹になれないよ)



おいらがガツガツにぎりを食べている時に、
突然マンジロウが言った。


「お箸の持ち方、直したいな…」




そう、マンジロウはおぼっちゃまとは思えない箸の持ち方をする。
握り箸というやつだ。

おいらは正しく箸を持つ。
だからといって、箸の持ち方がヘタな人を、どうこう思わない。
マンジロウがそれで食べられるんなら、
それでいいじゃん。って思ってる。


箸の持ち方を正すのって、すごいストレスだろう。
食事のたびに苦痛を感じるのはかわいそうだ。


それを、自発的に、直したいという。

すごいぞ、マンジロウ!

といってやりたいところだが、




(・-・)・・・なんで今?



半年以上一緒に箸使ってメシ食ってきたはずだが
どうして今日ここで寿司食べながら、思いつく?



思い立ったら男は突撃。

マンジロウは早速箸を持ち直した。
当然ながら、まともに持てない。


「ほら、親指で支えて。
マンジロウは鉛筆ちゃんと持てるんだから
そこに一本添える感じでいいんだよ」


数回のチャレンジの後、
箸の先がそろうようになってきた。

ほお、こんなに早くできるとは。
とおいらも感心したけど
一番興奮したのはマンジロウ。




「はやくっ、はやく追加もってきてっ」

(マンジロウの皿は空っぽ、追加した料理待ってた)



おい、まてマンジロウ。
その不安定な箸使いで大切な寿司をつかむつもりか?



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アメリカで何度も直そうとしたのに、できなかったんだって。
昨日の夜のことだ。
草木も眠る丑三つ時。
電話が鳴った。


かなり長く鳴っていて
サイレンが鳴ってる夢をみて気付いた。
時々あるのだ。
目覚ましの音をサイレンだと勘違いすることが。
でもこのときは目覚ましじゃなかった。


電話だと気付いて飛び起きたが、
間にあわなかった。
着信記録は日本。
兵庫県の番号だ。
マンジロウの親戚が住んでる。


けれど間違い電話の可能性もある。
とりあえず、朝まで寝ておこうと思ったら、
気付いてしまった。

マンジロウの携帯に着信ランプが点灯している。



着信履歴を確認すると、同じ電話番号だ。



とうとう、来るべき日が来てしまった。
真夜中の電話。
おいらも、それを受け取る年齢になってしまった。


マンジロウ側の連絡であることは明らか。
問題は、朝までマンジロウを寝かせておくか
今、丑三つ時にたたき起こすか、だ。


おいらだったらどうだろう。

じいちゃんやばあちゃんだったら?
たとえたった4時間後には知れるとしても、
一分でも早く知りたい。
そして泣き叫び、狼狽し、
朝になったら一番にフライトを取るだろう。


マンジロウをたたき起こすことにした。



マンジロウは状況を把握すると、
すぐにその番号にかけなおした。


おいらはどうしたらいいか分からなくて
じっとその様子を見ていた。


ああ、こういう時、どういう顔をしたらいいんだろう。



マンジロウは、電話しながら、突然、



「アハハハハ(*^▽^*)」




Σ(・口・)ナニコイツ




「あーうんうん、そうだよ、こっちはよ・な・か」



……


ええ、結果的には
マンジロウの親戚が時差の計算を間違えて
電話してきただけでした。

国際電話、してみたかったんだって。



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寝不足です。
みなさん、ダンナさんとは何はなしてる?


おいら、ベタベタに惚れた男となら、
「愛してる」と3時間でも言い合えるんだけど(←恋愛ジャンキーですから)
マンジロウとは、もちろんそういうの、なし。


じゃあナニを話してるのか?

ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ んーと 


昨日の会話。赤字はおいら。


「ドイツは時間決めの就労が一般的だよね。
うちの事務員さんも、3時に上がりだよ。
それで子供を3人育ててる。

これはすごくいいことだけど、
女性の正社員就労率がドイツは低いんだよ。
問題だよね」


「企業のトップが男なのが問題だと思う。
だって考えてみて。

まず、人口減はどの業種でも一番の痛手でしょ。
人口が増えることは、そのまま売り上げに直結。
しかも、自分の会社の社員の子供なら
自社製品を買ってくれる可能性も高い。

つまり女性社員が子育てしやすい環境をつくるのは
CSRどころか、20年後の投資なんだよ」



「ほほう、それは考えたことがないな。
面白い説だね
まさかCorporate Social Responsibilityを持ち出すとは思わなかった」


「3年後のために工場をつくるのと同じ投資だよ」



「(苦笑)そうかもね」




はい、こんな感じ。



え?
こんな夫婦、きもちわるいですか?


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ええ、いっつもこんな会話です。 



マンジロウが出張から帰ってきた。

開口一番
「おみやげがあるよ!(o^∇^o)ノ」


ほう、
随分自信があるみたいじゃないか。


マンジロウのおみやげは、曲者である。
欲しいような欲しくないような、うーんイマイチ欲しくない。
っていうきわどい線をついてくる。


前にタイに出張した時は
象の刺繍が入ったかごバッグを貰った。
その象がなんとも微妙で、
一度も使ったことがない。
でもカゴだから場所をとる。

ドイツにくるどさくさに捨てちゃったけど…
突然思い出して聞いて来たらどうしよう、
と律儀なおいらは考えてしまう。
捨ててからも難儀な、微妙すぎるみやげだった。


微妙なものが続いたので
「出張の土産はピアスにして」
と頼んだ。

ピアスなら、かさばらないし
微妙でも髪が長ければ付けられる。
けど、ピアスという指定がマンジロウにはハードルが高かったらしく
以来一度もみやげはなかった。


それがここにきて、みやげだとかぬかす。
おそらく、ピアスのことはすっかり忘れたのだろう。


おいらは思いやり溢れる人間なので
「まあ嬉しいわマンジロウ。なにかしら」
と喜んだふりをしてみせた。


「あいざぁが大好きなものだよ、ほら!」


と差し出されたのは……









 _, ._
( ゚ Д゚)




ホテルの部屋においてある、ホテル仕様のレターセット。だった。





「ほら、ホテルの部屋にあったんだよ!

これ、ただ だよ!」



マンジロウは10歳の無垢な少年のように目を輝かせていた。



うん、そうだね、マンジロウ。
おいら、ホテルのレターセット、絶対ぱちって帰るもんね。
君は正しい。
もしおいらがこのホテルに泊まってたら
絶対持って帰ってる。


しかも透かし彫りなんか入ってて
なかなかステキなレターセット。



だがしかし。



一体いつの間に、「ただなんだよ!」なんて
嬉しそうに言う男になってしまったのか…

おいらがホテルグッズもって帰ろうとしたら
止めてたよね、君は。

しかも、それをみやげ、って…



マンジロウ、おいらに毒されすぎだよ。
子育てに失敗した母親ってこんな気持ちなのかしら。





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プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

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ご報告いただかなくても大丈夫ですが「貼りました」と連絡もらえれば、遊びに行かせてもらいます。

著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


★★☆☆☆☆☆★★

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広告コメントはあいざぁの自分勝手な判断で削除しています。ごめんね。
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