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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2024-05

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おいらの知り合い(年下・男)に、恋愛を楽しめない人間がいる。
何人もの女性と付き合ったが、どうしてものめりこめない。
3ヶ月以上、お付き合いが続いたことがないらしい。

「あんた、男が好きなんじゃないの?」
「二度いったら、あいざぁさんでも殴りますよ」

というわけで、どちらかといえば(?)女性の方がいいらしい。

彼の相談はこうだ。
どうすれば、心から愛せる人に出会いますか?
どうすれば、人を愛せるんですか?



うーむ。まさに恋愛ジャンキー=おいらに相応しい質問ではないか。


彼はいつも「相手を顔じゃなく、性格で選ぶんだよ」と言われるそうだ。
まっとうなアドバイスだわな。

でも恋愛ジャンキーはそんなつまんねー返事しねーぞ。

おいらなりに真剣に考えた。

以下が、その答え。


***************************************************

よいですか。
人間には五感がありますね。
多くの人間は、この五感のバランスが良い。

でも、必ず、多かれ少なかれ、突出している感覚がある。
この感覚を制するものは愛を制すると知れ。


お?何言ってるかわかってねーな?



よし。詳しく説明しよう。
君はね、視覚より聴覚が発達している。
なぜわかるかって?
君と話していて、ものの美醜についての話はほとんどない。
でも音楽の話や、雑音や、バーのBGMや、音についての話は多いね。
好きなバーも、かかってる音楽がいい、ということを言うもんね。
ここまではオーケー?


それに君の英語の発音はほぼネイティブだよね。
留学していても、SHEとSEAが完璧な人って、そう多くはない。
つまり耳がいいんだ。
君は五感のバランスが悪い。聴覚依存型なんだ。
異論はないね?


君の嗅覚はたいしたことない。
おいらが異臭を感じて、それを言っても、気付いてなかったことがあるね。
味覚は、うん、普通かな。触覚については、知らん。


というわけで、君を喜ばせたい時、おいらはいつも聴覚から攻める。
ライブに誘ったり、ジャズのバーを選んだり。


だからね、君は、視覚(美人)や触覚(巨乳)じゃなくってね、

耳元で囁かれたら、腰から下がどろどろに溶けるような
セクシーな声の持ち主を探しなさい。


そして二人で、静かなところで、優しい気持ちでいろんなことを話しなさい。
ベッドの中、まどろんだ声で
彼女の昔の話を聞きなさい。
いつも耳元で、囁いてもらいなさい。
鼓膜の振動の心地よさを、全身で受け止めなさい。


そうしたらね、
その声が「別れたい」って言った時
きっと君は泣くと思うよ。

その時にね、自分が彼女を愛していることを知ると思うよ。

性格がいい子を探す、なんてばかなことはやめときなさい。
性格がいい子は、そんな特別な声は持ってないから。
それにね、性格がいい子を、君が傷つけちゃいけない。
どうせ君は相手を傷つけるよ。
誰のことも愛せない、なんて言ってるうちは、まだ傷つけるよ。



**************************************************



あなたは、自分がどの感覚に傾倒しているか、知っていますか?

おいらはね、嗅覚と味覚を重視している。
視覚も高め。

だから、同じものを美味しいと思う男を選ぶ。


あと、正直に告白すると、マンジロウと結婚した理由のひとつは、嗅覚だった。


今までおいらは頑張って「匂いのない男」を選んできた。
でもマンジロウは、匂う。
すごく特殊な匂い。
ほんの少し、ふうわりと、甘い匂い。


楊貴妃がそうだったんじゃないか、という説をマンガで(笑)読んだけど
香水よりも良い匂いがするひとが、ごく稀にいるらしい。
実際、おいらの妹は甘い匂いがする。
赤ちゃんの匂いってあるよね、ああいう系統の、心がくすぐられる匂い。
10代をピークに、徐々に薄くなってしまったけど。


マンジロウの体臭はそこまで素晴らしいわけじゃない。
でも柔らかくて、あたたかい匂いがする。
ずっとずっとかいでいたい匂いだ。

だからおいらは、マンジロウそのものより、
マンジロウの使ってるシーツの方がすきなのだ。


この匂いが、おいらを結婚させたのだと本気で思う。


性格がいい人を選ぶ。それはもちろん、いい事だ。
でも、おいらは、100万人の中で唯一好きな匂いの人や
声を聞いてるだけでいっちゃいそうな人を選びたいな、と思う。
それが惚れるってことじゃないのかな。

おっと、いやいや、おいらはマンジロウには惚れてないからね。
やぶへびやぶへび。




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フランソワさん(非公開コメントには勝手に名前をつけますから推理してください)ステキなブログじゃないっすか。




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たぶん
間違えてしまいましたw

アタシはなんだろう?って考えてみたのですが臭覚少々。聴覚少々。後はフィーリング?です。

声も好きですが、やっぱり雰囲気でしょうね。のんにゃんいわく、アタシは触感らしいです。味覚は全く別ですねw

後、前の日記のお返事ですが・・・
1時まで待ってますよ。ごはんも一緒に食べてます。物凄くお腹は空きますがw

ちなみに今は、午前3時です。
はっさくアフロ 2008/07/05(Sat)03:01:28 編集
Re:たぶん
あら。かなり自信があったのにな、この分類。当てはまらないもんなのかなー。

ところで、3時?えええ?何時に起きてるの?いやーすごいわ、のんにゃん、愛されてるねえ。夜中の1時まで晩御飯待ってくれる嫁さんなんて、まずいませんよ。このコメント、のんにゃんに見せといてね。
【2008/07/05 16:36】
無題
その後輩君、自分の事もあまり愛してないんじゃないんですかね。
恋愛って、ある意味ナルシスト(病的なのではなくて)の方が成就し易いと思います。

喧嘩したり、仲直りしたりするのも何だか自己嫌悪に陥るとか、いい気分になったりするのと似たところがあるし、そういうことがあればこそ関係が深まるってものです。
ね、あいざぁさん!

フジヤ 2008/07/05(Sat)06:11:46 編集
全くその通り。
彼は家庭事情が複雑で、家族そのものにいい感情を持ってないみたいですね。そのへんが根源なんでしょうが、自分への愛情も、きっとないんでしょうね。マンジロウのナルを分けてあげたいくらいです。

うーむ、この五感説、いまいちっぽいですね。彼は感動してたけど、そういう特殊な人間じゃないと当てはまらないのかな。ん?ということはおいらも?……。

あれっ、…おいらとマンジロウは、絆を深めてるってことなんでしょうか、フジヤさん。んー。もしそうなら、絆を深めるってめんどうくさいですね。
【2008/07/05 23:30】
お久しぶりです☆
最近、引越しなどで忙しく、なかなかお邪魔できてませんでしたが、ひそかに読み逃げさせていただいてました。
あいざぁさんのブログ(いや、あいざぁさん)が大好きですわ♪ 改めて感じました^^
この記事も ほほぉ~!(´д`) と勉強(?笑)になりました。
説得力ありますね!
あたしは…? 相方のどこが好き?と考えてみたのですが、やはり臭いが好きですね。でも、体臭とかかわいいもんではなく、足の臭いが好きです(苦笑) よく嗅がせてもらってました。変態でしょうか?(笑)
あとは、笑いのツボが一緒のところですかね。楽しいことを一緒に共感できるのは、いいことだと自分でも思います。
*個人的なことを長々とすみません…。
cocoa 2008/07/05(Sat)18:50:35 編集
個人的なことは大歓迎。
ああ、そうか、前に引越しのこと書いておられましたね。引越しは後の片づけが大変ですもんね。大好き、なーんて言ってもらって、こりゃうれしいや。ありがとうございます♪

ところで、そうですか、足の匂いですか……………。匂いフェチ、ってやつですね。うーむ。それはおいらには理解できませんが、しかし、足のにおいを黙ってかがせてあげるのは、かなりの愛情だと思いますよ。おいら、マンジロウが「かがせて」なんて言ってきた日にゃ、そのまま蹴りいれます。
【2008/07/06 01:46】
無題
 鋭い考察ですね。昔、週刊文春だか新潮だかに連載されていたエッセイに、匂いの事が載っていましたが、ある所で大学生男女各何10人を使った実験がされたそうです。まず、男子学生に同じTシャツを何日か着続けてもらい、そのTシャツを並べて女子に好きな匂いの物を選ばせる。その後男女を対面させて好みの男を選ぶとあら不思議、同じ男を選ぶ確率が高かった、と言うような話です(うろ覚えなので違ってる所があると思います)。

 私は嗅覚と触覚ですかね。やっぱり私も夫の匂い(臭いではない)がほんわり甘くて好きです。
Clisson 2008/07/06(Sun)05:13:40 編集
触覚が気になる。
ほっほう!ほんわり甘いですか!やっぱりいるんですね、そういう男性。あるいは、おいらたちが嗅覚で自分に合った遺伝子を察知してるのかもしれませんね。つまり、ほかの女性にはClissonさんのだんなさんの甘い匂いは察知できない、みたいなね。あ、だからといっておいらとマンジロウが相性いいってわけじゃないですからね、これはあくまで一般論。
【2008/07/06 05:52】
面白~い。
私はずっとこれが聴覚だと思っていて、好きな声に弱いですね、ものすご~く。
好きな声の人ってそれだけで印象よくなっちゃうし、うっかり惚れちゃったりするんですが、そういうのに限ってものすごーくダメ男だったりして、友達からも声を抜いたら他に何が残るわけ?とか言われて呆れられたりしました。。
でもお付き合いする相手に関しては、匂い というか臭いも重要。
好きな匂いというよりも、この臭いに耐えられるかどうか というなんか後ろ向きのものだけど。^^;

ところで私のところからこちらにリンク張らせていただいてもよいでしょうか?
さばぇ URL 2008/07/07(Mon)17:18:09 編集
匂いはやっぱ重要なのね。
匂いに耐えられるかどうか…。なるほど、つまり声のいい男は匂いが濃い目、という解釈でOKでしょうか?
声がいい男性ってステキですよね。昔好きだった人に、映画館で囁かれた時、おいらはホントに腰が抜けるかと思いました。なつかしー。彼のこと、大好きだったなあ。
リンクありがとーございます!ぜひぜひぜひっ。おいらの方は、リンクどうしようかなーと思案中なんです。リンク集作ることにしたら、さばぇさんとこ、貼らせてくださいね♪
【2008/07/08 00:04】
声フェチ
私はあいざぁさんの説に納得派です。

私は、聴覚と嗅覚かな。
ジョン・マルコビッチが出てる映画を見ていて、自分が声フェチであることに突然気が付いたことがあります。それから、自称『犬の鼻を持つ女』てくらい臭いに敏感です。Clissonさんの書いてるT-シャツの実験、私はTVで見て人間も動物なのね~って感動した記憶があります。体臭のきつくない日本人の実験でそうだったので、外国人って嗅覚もっと影響力があるのかもですよね。
Mamilyn 2008/08/28(Thu)05:54:40 編集
思い出せない!
マルコビッチで?それってマルコビッチの声がいい、ってこと?あー、思い出せないなあ、どんな声してたっけ。
全員じゃないと思うけど、外国人は「体臭があるほうがすき」な気がします。日本だと、体臭がないほうが好ましく思われてるでしょ?彼らは匂いがあるのが当たり前で、その匂いでセクシーさを感じるみたい。つーか、ドイツ人、きつすぎるのよ匂いが…。
【2008/08/28 15:37】
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プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

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