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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2024-05

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オランダで買い物するの好き。

カラフルでかわいい雑貨に巡り会えたり

ドイツには見られない色使いの服があったりするから。


でもね。


どうしても馴染めないオランダカルチャーがある。


なんかわかんないんだけど、

1セントがない。


意味、わかるだろうか。


日本バージョンに置き換えたほうがいいかな。


1円玉がない。


わかったかな?




例えば、雑貨を買うとしよう。


12,39ユーロだとしよう。


13ユーロ払ったら、

ドイツでは61セントのおつり。


でも、オランダは60セント。

細かいおつりはもらえない。

これ、5セントくらいまで、無視され続ける。



最初の頃、「1セントは?」と聞いた。

だっておいらはケチだから。

そしたら、「1セントは、ない」と言われた。


おつりが切れてたのかと思いきや

どの店でもそうで、

なんかおいら、これがいやだった。


たかが1円玉。

でもさ。

気持ち悪いじゃん。



先日、オランダで買い物をした。

ちょうど手元に9セントがあった。

なので、12,39ちょうどを渡した。


すると、こう言われた。


「9セントは受け取れません。

12,40払ってください」




ちょっとまて。



値札が12,39じゃないか。

合計金額じゃないぞ。

単品の値段が12,39なのに、

12,40払えっていうなら、

値札を12,40にすべきだろう。


そんなん、詐欺じゃん。


という説明をしたら

「ここはオランダ」

と言われた。




え、どういうこと?

おいら全然わからない。


オランダに詳しい人、どうか助けてください。






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でも買った。物欲には勝てなかったが負けた感はんぱない。










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もう一ヶ月くらい前のような気がするけど

JSTV(欧州で日本のテレビが視聴できる衛星放送)で

日本の教育に関する討論番組をみた。


日本で幼稚園と保育園を一体化させようって動きがあるんだってね。

その是非を討論する番組。

おいらはまったく知らなかったけど

幼稚園は教育に力をいれていて

保育園は長時間預かることを主にしてるとかなんとかで

幼稚園のほうが、文字とか教えたりするらしい。


一体化すると幼稚園並みの教育が難しいとか

そういう話をする中で

「ドイツやフランスではすでに一体化されており

しかも教育水準は高く維持されている」

という発言があった。



いや?

アルファベット書ける幼稚園児みたことないよ?



椅子に座ってなにかをさせる、ってことがないよね。

お絵かきくらいじゃないの。

そもそもカリキュラムがないもの。



けど、幼稚園児に文字を教えるのってどうなのかな。

今はそれを勧めるらしいけど、

おいらの子供のころは、自分の名前くらいしか書けなかった。

だって文字が書けて、算数ができて、

小学校で何するの?

わかることばっか聞いて、やって、

退屈しちゃわないのかな。



おいらは、6歳くらいの時、

いつも父親に看板やポスターの文字を読んでもらっていて

「父に聞かずに読めるようになりたい」

と痛切に願って、

小学校で勉強が始まった時

やっと一人で読めるようになるんだって

すごくすごく嬉しかった。

(ちなみにひらがなは読めました)

そういう飢餓感も、大切にしたいような気がする。




討論会は、いかに働くママの負担を減らすか、

そのために保育園がもっと必要なのだ、という

論旨に終始していた。

いや、おいらは違うと思う。

ドイツを見習うならば、

幼稚園の質ではなく、

ママの労働時間の短縮を見習え。


ドイツでは15人(多分)以上の企業では

出産育休後の女性が短縮勤務を望めば

企業側が受け入れなければならないと

法律か条令で決まっている。


実際、何人ものママが

昼までしか働いていない。


どうこれ。

羨ましすぎないか。

日本だと、大企業でさえ、

幼稚園のお迎えに合わせて4時とか5時とかに

退社できるのが関の山じゃない?

しかも朝はめっちゃ早く出社したり、

家に仕事を持ち帰ったりするに違いない。


12時とかありえる?

3時間しか働いてないよ?



羨ましい!

おいらも3時間くらいなら働ける気がするよ。


そりゃあ仕事の内容はそれなりになってしまうようだけど

いいじゃんそれでも。

家に帰って、コーヒー飲んで、

ベランダの花の手入れをして

夕飯の買い物して仕込んで、

本でも読んで、さあお迎え、って感じじゃん。

走って退社して、お迎えして、

スーパー寄って食材も抱えて

家帰って必死で夕飯作って風呂入れて寝かせて

ああ仕事を持ち帰ってるんだった寝てられない、

みたいな日本のママ。

必要なのは保育園じゃなくて

ママが一人になれる時間だと思います。

これなら保育園も作らなくていいし、

ママ枠を増やした企業に助成金出すほうが

よっぽど簡単だと思うけど、どうでしょ。











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早く幼稚園始まらないかな~










ドイツに来たばかりの頃

「日本だったらこんなことないのに!」

とばかり思っていた。


ネットの開通に2ヶ月かかったり、

ドイツ語の発音が下手なことを鼻で笑われたり、

意地の悪い役人に適当なこと言われたり、

まあとにかく、いらっとするたびに「日本なら」と思ってた。



おいらのドイツ生活も5年になるのか、ならないのか。忘れた。

ここまでくると、あれだね。

ドイツだからとか、日本だからとか、ないね。


日本ではやはり、便利なことは圧倒的に多い。

言葉が完璧に理解でき、交渉できるというのは

本当にすばらしいこと。


でも、日本の役所でだってドイツみたくたらいまわしにされたり

結構広いカフェで「バギー畳んでください」とか言われちゃったり

道を譲ってもお礼の一言もないし

っていうか「ありがとう」じゃなくて、なんで「すみません」なんだろう。

なんか、全然「夢の国」なんかじゃない。



そんなことよりも、

桜並木がきれいだとか

白米が美味しいとか

肌の乾燥がましとか

そういうことが重要。



ドイツに来たばかりの時は

なんであんなにやっきになって

日本はいい国だって思いまくってたんだろうか。

誰も彼もがきちんと仕事をして

電車は遅れず、

レストランでは客が入れ替わるたびにテーブルを拭いてくれる。

ああ、書いててやっぱすごい国だと思うよ日本。


でも、それは個性というかね。

どちらがいいとか、悪いとか、住みやすいとかそういう話ではないよね。



そう、そうなんだ。

どちらがいいか、って

必死で白黒つけようとしてた部分が、どこかにあった。

でも今は、どっちもいい。

どちらでも、楽しく生活できる。




ドイツに帰ってきてもガッカリしなくなったのは、いつからだろう。

どちらの国にも足がついている、のかな。

どちらにも根を張ったんだろうか。



確か前回までは、

ドイツに戻って一ヶ月くらい、ちょい鬱な気分だったのに

そういうのがなくなった。

ゴウとの関係が良好なせいかもしれない。

マンジロウとは相変わらず険悪だけども。




ゴウを見ていて、はっとする。

ゴウにとっては、日本がアウェイだ。

ドイツがホーム。

すっかり話さなくなっていたドイツ語があっさり復活し

知らない子とでもドイツ語で会話してるのを見て

この環境こそが、彼の普段なんだな、って思った。



日本のパンは、最初の二週間くらいで飽きたのか

一切食べなくなっていたのに

ドイツに戻った途端

「かたいパンが食べたいよぉぉぉ」

とパン屋に駆け込んだ2歳児。


おいらの大好きなやわらかい日本のパンが、この子は嫌いなんだ。




これからドイツで暮らす方がこのブログ見られてましたら

「ま、5年もすれば、落ち着くんだな」

と軽く考えてください。


多分、何度も「日本だったら」と思うだろうけど

気がつくと、そんなこと考えなくなりますよ。





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世界のどの国いっても生きて行けそうな気がする。













今ゴウは一時保育に通っているのだが、

そこの先生には頭が下がる。

お迎えにいくと、きちんと口頭で今日一日のゴウの様子、

今日はじめてできたこと、がんばっていることを教えてくれる。


おいらと離れてるゴウがどんなふうに過ごしているのか聞くのが

おいらのささやかな楽しみになってる。


トイレトレーニングもこの保育園で始めてくれた。

お昼寝は、添い寝までしてくれる。

幼児3人につき先生が一人つく。

外に出る時は帽子をかぶせてもくれる。


しかもごはんまで食べさせてくれて、

もうめちゃくちゃありがたい。


今年の秋から、ゴウはドイツで幼稚園に通う。

日本の幼稚園とか保育園というカテゴリーはない、と思う。多分。

とりあえず、おいらが好きなので、幼稚園という呼称を使う。

漢字の意味合いでは保育園が好きなんだけども

音が好きなの。ようちえん。



ドイツ、とりあえず一番近い幼稚園に見学にいってみて、びっくりした。

あまりにも、自分の知ってる日本式と違いすぎて。

それでかなりの数の幼稚園を見て歩くことになってしまった。

なんていうのかなあ。

日本の幼稚園でも保育園でも、カリキュラムっていうか、

一日のスケジュールがあるよね?


例えば、ゴウの保育園は、

朝9時半に全員で園庭にでて、体操をする。

それからA組さんはクラスでお絵かき、

B組さんは園庭でかけっこ、

一時保育組さんはクラスでおうた、みたいな感じでばらける。

すべて先生たちが考えた時間割だ。




そういうのが、ドイツの幼稚園には、ない。

一応クラスはある。

多くの場合、年齢ごちゃまぜで、

年上が年下の面倒を見る。

最初のうちはクラスの中で遊ばせるようだが

慣れてくると自由に幼稚園内を行き来できる、というのが

おいらが見学に行った10以上の幼稚園のスタンダードだ。



おいらが受けた印象は、

登園した子供を、「さあ遊べ」と野放しにする、って感じ。

園内には、遊ぶための道具がわんさか。

室内体操室は序の口、

お店屋さんごっこの子供背丈大の凝ったセットや

変身のお部屋としてコスチューム部屋もある。

でもおゆうぎや、おうたや、運動会の練習とかは一切なし。

先生はそれを見てるだけ。

時々部屋を出て行って、タバコ吸って帰ってくる。

(あくまでも個人的な経験ですよ、あくまでも)



結局、ゴウはモンテソーリばりばりの幼稚園に入れることにした。

ここは、子供をよくみてくれてるって感じがした。

園庭に日よけのテントが張ってあったり、

片付けをきっちりしつけたり、

究極的に表現するなら

先生と生徒の愛情のやりとりが存在してる気がした。




他の幼稚園は、

「なんでこの人、保母になったんだろう」と思う人がいたり、

いろんな場所がとってもちらかっていたり

トイレが汚かったりして

預けたくない、と思うことが多かった。

コスチューム部屋は衣装がぼろぼろだったり、

お店屋さんセットはおもちゃが散乱してたり。



一応、決めた幼稚園は、

ピカ一に清潔で、よく整理整頓されており

先生が保護者のおいらよりも子供に注目していて

ゴウと一緒に遊ぼうとしてくれた。


決め手は、どの幼稚園でも警戒ぎみだったゴウが

園庭に自分から走って出たこと。

ああ、ここならきっと大丈夫だな、と思えた。



おいらはモンテソーリの理念が大好きってわけじゃないんだけど

(わかんない人はググってください)

結局は先生たちが積極的なことを気に入ったわけだ。




で、こちらは日本。

先生、めっちゃ積極的!

ゴウの課題を見つけ、それを克服しようとしてくれる。

例えばお昼寝が苦手なこと。

どの絵本が好きか、どの色が好きか、どんな遊びが好きか。

それを毎日おいらに報告してくれる。

ごはんをどれだけ食べたか、

水分をちゃんと取ったか、

おいら以上に気を配ってくれる。



すごいよね。日本。

日本の幼児教育。

ここの保育園にいれたいわ、ほんと。







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日本に本帰国する時の、ゴウの日本語能力がまじ不安。br />














勇気を出してドイツ人に

「アンナマリーって新しい名前?」

って聞いてみたら、

「昔は大勢いて、どちらかというと古い名前なんだけど

最近また流行ってて、よくいるよね」

っていう返答だった。



日本では、今までにない新しい名前をつけるのが流行ってて

ここのコメント欄で教えてもらった、

「ありがとうと言える子になるようにダンケ」

って子もいるらしいと伝えると、

当たり前だけどびっくりしてた。


それから少し考え、

友人は「北欧の王室の赤ちゃんに、外国風の名前をつけたと

パッシングがおきてる」って言ってた。



いや。

日本のはそういうレベルではない。



というか、漢字がからむから、厄介なんだよな。

人気の高い、よく名前に使われてるある漢字には

「つまらない人」っていう意味があって

漢字字典ひけば載ってるのに、

自分の子供につける漢字の意味も調べないんだよな、って

思う今日このごろ。


せめて意味くらいは調べてあげてほしい。





知り合いの中国人は

「先週はマーガレットだったけど

今日から私はエンジェルだから」

と言っていた。





絶対にエンジェルって呼びたくないって思った。






お隣のドイツ人の子供も

毎週自分に名前をつけている。

こういうのは、日本人にはない感覚だなあ。



えーと今回つまんない内容ですが

アンナマリーが古い名前で、しかもまたはやってるという

新情報を得ましたのでここに報告いたします。




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「いっこう」という名前に憧れてたんだけどIKKOが出たからつけられなくなった。









プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

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