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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2024-05

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寒いっす。

ドイツは冬ですわー。

今年は秋がちゃんとあって、

(毎年秋を通り越して冬がやってきていた)

紅葉も綺麗で、天気も良くて、素晴らしい日々でしたが、

冬は来るのね。



とはいえ、幸いなことに、

寒くても天気は良くて、

まだ青い芝生の上に積もる黄色の落ち葉の 美しいことといったら

詩人でもないおいらには表現しきれませんが

なぜか日本では見かけない美しさなんです。




うちは幼稚園まで自転車で通ってます。

電車でも一本でいけるけど、

地下鉄なので、ゴウが階段降りるのに時間かかるし

そもそも駅までもゴウの足だと10分以上。

日によってムラがあるし

自転車が一番早いわけで。





なんせペーパードライバーだし。

車なんて運転したらどんなことになるか。





さすがに手持ちの皮の手袋では寒くなってきたので

UGGの手袋を買いました。




そしたら、フランス人の友達が


「自転車が寒いからUGG?

あいざぁがそんな日本人っぽいことするの 初めてじゃないかしら」




たたみかけるように、ドイツ人の友達が

「本当ね、自転車に乗るために

しかもぱっと買うなんてね、

あいざぁも日本人なのね!」





おいこら、君らの日本人観はどないなっとる。




同席していた韓国人の友達が

「お金持ってるのねー」

といい、なんか気まずくなりました。





「でもさ。手袋がないと、電車乗るでしょ。

定期は一ヶ月45ユーロよ。

4ヶ月で元がとれるのよ」




と言うと、三人爆笑。




「いや、やっぱりあいざぁだわ」




どういう意味やねん。





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貧乏性のわりに思い切った発想だと思うんだが。










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ドイツには骨なし鶏もも肉がなく、

豚や牛の薄切りがない。

あと鶏ミンチもない。



塊肉を凍らせて、

半解凍して薄く切る、というのを ネットで知ったが

涙なくては読めなかった。

ドイツに暮らす日本人女性のこの健気さ。どうよ。


おいらはそういうの面倒なので、しない。



肉屋のおばちゃんと仲良くなって

世間話ができるようになった頃

「ハムみたいに薄い肉が欲しいんだけど」

と、かなりの勇気を出して言ってみた。

それが拍子抜けなくらい、あっさりやってくれた。



豚バラは骨がある場合が多く

店によっては機械が痛むから、と断られたこともあるし

気にせず骨ごとスライスされて、

食べる時に苦労したこともあった。

骨のない部位ならどこでも薄切りにしてくれる。



今は、一番上手な肉屋さんで

豚バラの塊に骨がなさそうなのを見つけたら

薄切りを頼む。

言わなくても、皮も取ってくれる。




これはいい。



味をしめたおいらは、

行きつけの鶏肉屋でも頼んだ。

もも肉の、骨を外してもらえないかしら?

これもあっさりOK。


骨の分の重さも料金にはいるが、

これはもらって帰って、スープにする。



が。


今まで何度も試したが、

おいしいスープが取れたことがない。

骨が少ないのかと思い、

冷凍保存で骨を貯め、

スープを取ってみたが

薄いスープしかできないのだ。



なんでやろう?

と毎回不思議でならなかったが、

今回、なんと 大量の新鮮な鶏がらが手に入った。



鶏肉屋のおっちゃんに

「骨でスープを作るんだけど うまくいかないんだよねー」

と漏らしたら

「これ持って行きな」

と両腕で抱えるくらいの鶏がらをくれた。


内臓と胸肉を取った、 アバラと脊椎だ。


「まじでー! お金払うよ!」

と思わす言ったけど、

「だって捨てるんだから、いいよもってけ」

と笑ってくれた。

「いつでもあるから、言ってよ」って。

泣ける。

ドイツに来て人情に泣かされるのは何度目だろう。



とにかく、 これだけ新鮮で大量の骨、

しかも結構肉もある、

今回はおいしいスープが取れるはず!

と意気込んだが やっぱ美味しくなかった。


薄い。


煮込みが2時間じゃ短いのか?

それに、新鮮だからなのかなんなのか

血が止まらなくて、スープが濁った。



まずい。

次回、おっちゃんに「美味しかった」と

言わなくちゃならないのに。

鶏がらはまだまだある。


おいらはネットでスープの取り方を研究した。

今までは母親のやり方を真似ていたが

どうもうまくいかない。

母はこれで美味しいスープを作っていたが。



骨をぶつ切りにすると 中から血が出てくる。

綺麗にするために、 熱湯でゆがくことにした。

水にあげ、更に洗う。

しかし洗っても洗っても血が出てくる。

どうしたらいいんだ。


しかもえぐいな、この骨格。

ああ生き物だ、と容赦なく思わせる。

内蔵を守り、体を支えた骨を

ぽきぽき折ってるんだなあ。


血が出るっておいら文句言ってるけど

だって生きてたんだもん、

骨を割ったら真っ赤だって、

当たり前じゃんね。


ありがたくいただきます。

どこも残さず、

骨もしっかり煮出していただきます。



しょうがににんにく、ネギとれもんを入れ

今まさに台所でことこと煮込んでいる。

今度こそ美味しいスープが取れますように。




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ルクルーゼいっぱいの骨が3回分て。










ドイツの美味しいものについて前回書きました。

自分では書ききったつもりだったんだけど、

忘れてたわ。

大事なのを。


日本では決して飲めない、フェダーバイザー(Feder Weisser)。


これ、めちゃくちゃ美味しいんです。


ワインになる前段階ということらしく、

買って家に置いておくと、どんどん発酵が進みます。


おいらはぶどうジュースか、という甘い最初の段階が好きです。

発酵が進むと

独特の匂いがきつくなってくるから。




それは、ぶどうジュースじゃないか、と思ったあなた。

甘い! 大甘だ!

ぶどうジュースでありながら、やはりフェダーバイザーなんですよ。

一般的に売られているぶどうジュースにはない、

わずかな炭酸と酸味がもう、

なんとも言えず美味で、

友達が来る時はタンクで買ってくるほど。




こんなに美味しいものがあるのに、

どうしてドイツ飯はいまいちなんだろう…。



ちなみにゴウが溺愛するのはプレッツェルです。

この塩っ辛いパンが大好きで

どこにいっても頼みたがる。

あーこの子ドイツに馴染んでるなあ、と思う瞬間です。







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日本でもワイン作ってるから、フェダーバイザーはあってもおかしくないんだが。運搬できないから、それがネック?










どうもこんにちは、あいざぁです。

ドイツ飯にはほとほと愛想を尽かしてるわけですが

5年も住むと、

やっぱり好きなものもできるんですね。

料理法としてはいかがなものかと思うけれど

食材としては、ドイツは悪くないんじゃないかとさえ思う今日この頃。

野菜の種類は少ないけど。

鮮度も悪いけど。



お肉は美味しいし、

お金を出せば安全なものが手に入る。

ハムやベーコンは、なっかなか満足いくものに出会わなかったけど

信用できるお肉屋さんを見つけてからは

もーうまいうまい。

(でも結構高い)

美味しいベーコンは、日本では入手難しいんだろうな。




特筆すべきは乳製品。

バターはフランス産のがもてはやされるけど

ふつーのドイツ産でもおいらは好きです。

発酵バターだから、香りがいい。

塩が入ってないのも好き。



初めの頃は牛乳が水っぽくていやだったけど

最近は美味しいじゃんとか思っちゃう。

慣れるって大事なんだなあ。



そんなおいらが、

日本にもあればいいのにと切に願うのは、



豆乳ヨーグルト!




もー、おいらこれが大好きで

毎週1キロ消費してます。

毎朝食べるんだけど、飽きない。

ヨーグルトの酸味がなく、

お豆腐の味がする。

最初はね、豆腐が恋しくて

豆乳ににがりいれて豆腐を作っては失敗してて、

代替手段として豆乳ヨーグルトを食べてたんだけど

今はもう、これがないと辛い。



BIO系スーパーに売ってます。

いくつか種類があるけど

おいらはSOJADEが一番好き。

味が一番好きなのはもちろん、

内容物も一番シンプル。

プレーンのに、蜂蜜をかけて食べます。




日本にもあればいいのに。

あとドイツ風(?)シリアル。穀物ばりばりの。

このふたつがないと朝が始まらないわ~。



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野菜は移動市場では満足できず、農家まで買いに行ってます。時々自分でもなにやってるんだろう、と思う。










スーパーで、10歳くらいの女の子に

「あなた、フィリピン人?」

と、いきなり聞かれたあいざぁです、こんにちは。


「ちがうよ。あなたはフィリピン人なの?」

と聞き返すと、

ぷっとふくれて、行ってしまいました。


ドイツ人ではなくて、ちょっと浅黒い肌の子だったから

本当にフィリピンの血が入ってて、

同胞を見つけたと思って声をかけてきたのかと思ったんだけど

違うみたいでした。



これがおいらの日常です。

わお、いんたーなしょなるー。



近所の子を、トルコ人だと思ってたらイタリア人だった。

どっちも顔濃いねん!

見分けつかんねん!

日本、中国、韓国なら見分けられるのになあ、

いや最近は見分けられなくなってきたなあ、

まあ、おいらたちが、アジア人の違いがわかるように

ヨーロッパ人はヨーロッパ人の違いがわかるんでしょう。


よかった、トルコ人かと聞かなくて。

いや、どうなんだろ、蔑視になるのかなこれ。わからん。




そんなことは今日の話題ではなくて。




先日、マンジロウに (あら久々の登場じゃん? みんな、忘れてない?)

マンジロウのJSZZのCDのうちの1枚を、

「このCDいいよね」

と何気なく話しかけたら、

「へえ、どれ? あ、これ…(失笑)」

と言われました。



なんかカチンときたので、

「なんなのさ」

と怒ったら

「だってねえ、これは名盤だよ。いいのは当たり前でしょ」

とか言われ、更に腹が立ちました。


いいものをいいと言ってなにが悪いのか。

むしろおいらの感性を褒めろ。


「あのねえ、あいざぁ、つまりね、

俺が村上春樹の本を手に持って、

いいね、春樹いいね、って言ったようなもんだよ」



あ、なるほど。

失笑だわ。

いいのはわかってるし。

なにを一人前ぶって話しかけてるの、この素人。とか

思いますわな。

(マンジロウはあんまり小説は読みません)

ちぇ。




けど非常に納得できる例えだった。



納得できる例えといえば、あれだな。



ドイツ人の友達(男)に、携帯の調子が悪いと言ったら

「あいざぁ、サムソンに変えなよ。

今はサムソンが一番だよ」

と興奮して言われたので

「えー…サムソンはちょっと」

「どうして、一番人気だし、性能いいんだよ」

「だからさ、

燃費がいいからって、あなたがドイツ車ではなく韓国車に乗るか、

っていうことだよ」

と言ったら、

非常に納得してくれた。

いつか何かに使おう、と思った。







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名盤Sonny Clark COOL STRUTTIN'










プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

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著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


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