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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2024-05

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おっかしいなあ、強化月間だったのになあ。

こんにちは! 日記は三日坊主のあいざぁです!

やっぱネタがないと書けねえな!



マンジロウがなかなか面白いことやらかしてくれないので

今日はおいらの経験したお話にしよう。



ドイツ人はやさしい。というか世話好き。

これは多分、キリスト教のせいだと思う。

善行は自分のためにする、みたいな。



おいらはゴウの幼稚園送迎を自転車でやってる。

いつもの自転車道をシャーと走ってたら、向かいから自転車が来る。

ここは双方向OKの道なので、特に問題はなくすれ違う。



チャリンと音がしたのでつい見ると

鍵が落ちてた。

音の大きさやタイミングからして、すれ違った自転車のものだと思い

おいらは大声で叫んだ。

「ちょっと! そこの! えーとなんだ? そこの人!

自転車の人! ねえ! 鍵!」

しかし彼はぐんぐん遠ざかって行く。



周囲を歩いていた人が集まってくる。

ゴウを乗せているので鍵を拾うこともできず、

叫ぶだけのおいら。

みんなが「鍵だ」「鍵だね」「誰の?」と言う。

おじさんがその鍵を拾って眺める。

「きっとガレージのだな」



おいらが「あの自転車の人の! 彼が落としたの!」

と言うと、

向かいからスピードタイプの自転車マンが颯爽とやってきて

「まかせとけ!」

と鍵を引ったくって猛スピードで走り去った。




無事届いたかは知らない。

おまけに彼のだって確証もない。ごめん。



けどまあ、こういうのって、いいよね。









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こういうの大好き。


























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住んでいる町に、とてもおいしいコーヒー屋さんがある。

おいらはコーヒーの味なんてわかんなくて、なんでもいいんだが

なぜかここのコーヒーは美味しいと思うし

とにかくマンジロウのお気に入りである。



けどうちからちょっと遠いので

車じゃないと行けないから

そんなにしょっちゅうは行ってない。

まあ、お店の人には覚えられてるけど。通ってるからね。





ある日、そことは違うカフェで、

件のおいしいコーヒー屋のロゴの入ったカップが出て来た。

ああ、これはもしかして、

あのコーヒー屋さんの豆を仕入れてるってことかな。

あのコーヒー屋さんは豆も売ってるし。


と、おいらは思った。

ごくまっとうな考え方だと思うがどうだろうか。

ほかになんか理由思いつくか?



自分が好きなお店が、周りにも認められてて

そこの豆を使ってますと、こんなふうに主張されているのは

なんだか嬉しいことじゃないか。



マンジロウに、「あのお店の豆使ってるのかな」と話しかけると

彼はひとこと。







「あの店でカップを買っただけだろう」









………………………。









その発想はなかった。









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ほら人それぞれだから。
























朝起きたら、ゴウにプロポーズされた。



お母さん、僕と結婚して。



ドイツ語だったけどね。




これってパパやママの憧れの言葉じゃない?

パパのお嫁さんになる〜!

ママは僕のお嫁さん!

言われたい願望はないんだが、

言われてデレエとなる気持ちはよくわかる。

んで、実際言われてみてどうかというと、

ただただ、

結婚なんて言葉をなんで知ってるのかと驚いた。



結婚を申し込まれたことよりも、

おいらは「こいつ誰に結婚を申し込まれたんだ」

という興味の方が強かった。

片思い中のソフィアちゃんかな。

どう見てもゴウのことが好きなリリィちゃんかな。

おませなマリーちゃんかな。



「ねえ、誰かゴウに結婚してって言ったのかな?」

問うと、嬉しそうにゴウは頷く。


「そっかー、それ、誰?」



ゴウはにっこり笑って言った。



「トビアス」


Σ(・ω・ノ)ノ! びっくりっ!








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トビアスっていうのは男の子の名前です。









こんにちは! 日記は三日坊主のあいざぁです!

今日はゴウの友人関係について書きたいと思います。



先月だったかな、幼稚園のお友達から誕生日パーティに招かれました。

幼稚園の後なんかに一緒に遊ぶような仲のいいこで

当然「いきます」と返事をしたのに、

ゴウは「いかない」の一点張り。



根気良く理由を聞いたところ

「お誕生日にはAくんもいく。Aくんは僕のこと嫌い。

Aくんがいると、Bくん(誕生日の子)はAくんと遊ぶ。

一緒に遊ぼうっていうと、嫌だって言われる。

僕がベイビーだからって言う。

僕はベイビーじゃない!」

と、最後の方はえらいキレっぷり。



一週間毎日話し合い、それでも嫌だといわれたので

おいらはパーティに行かせないことにした。

おいらとしては、ゴウの言い分は筋が通ってた。

Aくんがゴウを嫌ってるだけで、ゴウは別に彼が嫌いではない。

だから一緒に遊ぼうとする。

でも断られる。

しかもベイビーと、彼にとって屈辱的な事を言われる。

ゴウは改善しようと何度も努力し、失敗してるので

そんならしゃあないか、と母としては思う。




理由をBくんのママに言う前に、

Aくんのママに伝えるべきだろうと思った。

陰口みたいに思われたくないから。

Aくんのママはとても驚いて、Aくんと話すと言ってくれたが

四歳児がママと話して変わるとは思えなかったし

翌日ゴウに確かめたところ、

Aくんの様子は変わらなかったというので、

Bくんのママに事情を説明して

パーティは欠席した。



ママたちは誰も感情的にならず

「うちの子はそんなことしない!」なんて展開もなく

困ったわねー子供ってねーってノリで助かった。

日本だと、おいらうまく打ち明けられなかった気がする。

Bくんのママの気分を害するのを恐れてしまう気がする。

そういう意味で、ドイツはやはり議論の国なんだと思った。



Aくんのママにパーティの翌日、

「やっぱり行かないって言って、ダメだったけど

Aはパーティを楽しめたかな?」

と話しかけたら

「すごく楽しんでた。ゴウが来れなくて私は悲しかったわ」

と言われた。

するとBくんのママが

「Aはうちにきて、ゴウを探してたのよ。

どうしてきてないのって聞かれたわ」

と言ってきた。



「やっぱり、ゴウの被害妄想だったのかな」

とおいらが恐縮すると

「いいえ、相手をベイビーというのはAの口癖。

弟をバカにする時そういうの。

だからゴウがベイビーって言われたのは真実だし、

それはAにとっての攻撃よ」

Aママはおいらの気を楽にするようなことを言ってくれた。



おかげで、子供は子供、親は親という絆がはっきり浮かび

ママたちとしては困ったねーと言いつつも

そんなに落ち込まないで済む状況になった。



天気が良くなって、ゴウと公園を通りがかった時、

ゴウが「Aくんだ!」と叫んだ。

Aくんは弟と公園で遊んでいた。

一緒に遊ぶかと聞いたら頷いたので、

公園に入ったものの、ゴウはモジモジして

ひとりでブランコに乗ったりしている。


ママに話しかけたら、

ママがAくんにゴウを迎えに行くように命じた。

ドイツ人の親の命令っていつ見ても軍隊っぽい。

Aくんが迎えに来ると、ゴウはツンデレな感じで

「別に一緒に遊ばなくてもいいんだけどー

 そこまで言うんならしかたないわね」

みたいな顔してついてった。

そんで、トランポリンの下に砂の山を築くことに

二人して熱中した。



いい機会だったね、とママと話した。

これで関係がよくなるといいね、と。



次の日、ママがおいらのところに駆けてきた。

「きいてあいざぁ、昨日Aがこう言ったの。

ママ、今日ゴウは僕の友達になったよ、って」


ママはある成果をもぎ取った充実感溢れる顔をしていたが

おいらの感想はちょっと違った。

幼稚園でも遊んでる姿をみているのだから

Aくんとゴウの間には友人関係ができていると思う。

Aくんは、きっと、ずっと気にしていたのだ。

ゴウが自分のことでママを通してクレームしてきたこと、

パーティには自分のせいで来なかったこと、

ママがそういう自分を不満に思ってること。



Aくんの、友達になった発言は、

自分の感想ではない。

ママへのアピールだ。

僕はママの望むいい子でしょ? という意味だ。

無意識であれ、そうした感覚があるに違いない。



すごくかわいそうなことをしてしまった、と胸が痛んだ。

けれど子供はこうやって

人間関係を学んで行くのかもしれない。

仲良くするのは、安心できること。

そういうふうに肌で感じて覚えていくのかも。



ゴウが、嫌なことを嫌と言える子でよかったと思った。

おいらは幼稚園の頃から空気が読める子で

結構我慢した記憶があるから、

こうやって言ってくれてよかった。

最初はなんとか説得しようとしたけどさ。

それこそチョコで釣ろうとしたけどさ。

チョコでもダメだった時に、あこれマジだと思った。

チョコに釣られないでいてくれてよかった。

結果的には、子供の成長を感じられた気がする。







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実は、事なかれ主義日本人気質がかなり発揮されてた。



























最近更新が乏しいあいざぁですこんにちは。

このままじゃいかんと思うので、今月は強化月間にします宣言。

毎日は無理だけど!

ネタないからね!

でもいつもより頑張って書きます。

↑ダメ人間の宣誓の見本。自分に甘い。




ところでこの時期白い卵を買うと、

レジの人にめっちゃ話しかけられるよね。


「自分、白い卵買うん?

子供おるん? 何才? てか何人?」


みたいな。



なんでってそりゃあ、イースターエッグ作ると思われるからさ。

実際、幼稚園に白い卵を持ってくしね。

幼稚園によっては、ゆで卵を持って来いと言うらしいが

うちは殻だけ、という指定。


うちはいつも卵専門店で買うので白い卵でも茶色でも買いたい放題なんだが

今年はすっかり忘れてて、ちょっと困った。

スーパーの卵は茶色ばっかり。

いつもいく卵屋というのは土曜日にやってくる屋台で

それを待ってたら間に合わあない。



いろいろ探し回って、Kauhofの食料品売り場で見つけた。

10個1ユーロはさすがに怖くて

4ユーロほどの高級品になってしまったが

致し方ない。


こっちの卵はサルモネラ菌対策をしていないのが大半らしいので

最初に湯をぶっかけて

おいらが接触するための消毒を行う。

それから卵の上と下に小さな穴を開ける。

幼稚園からの説明では「針で穴を開ける」だったが

針でなんかあかない。

包丁の角っこを使う。

他のママは本当に針で開けてるのか?



上下に穴が空いたら思い切り息を吹き込んで

   (↑この行程にためにさっき熱湯消毒したわけ)

中身をずるりと出す。

これを3個製造。

空っぽになった殻は、ゴウのためにもう一度煮沸消毒する。

中身はプリンにする。




プリンはあまり作りたくない。

ゴウ、大好きだから食べ過ぎるんだよ。

卵の食べ過ぎってちょっと心配でしょ。



卵の茶色、白の違い知ってる?

白の方が柔らかいというか水っぽい。

卵屋さんが言ってた。

プリンを作っててもそれは感じる。

茶色の卵に穴を開けて吹くのは、

白より大変そうだ。




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久々の更新なのにてんで笑えない話で申し訳ない。













プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

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ご報告いただかなくても大丈夫ですが「貼りました」と連絡もらえれば、遊びに行かせてもらいます。

著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


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