忍者ブログ
お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2025-01

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

何度か「マンジロウの帰るコールがなってない」という話を書いたが
今日こそは、いかになってないか、について書こうと思う。


我々はいろんな思惑があって夫婦になり、
ドイツで一緒に暮し始めて一年と数ヶ月。

つまり、この一年と数ヶ月の間、
おいらがどれだけ言っても、ヤツの帰るコールは改善されていない。
ということも覚えておいて貰いたい。


まず、マンジロウから
「8時かなー、8時半かなー、9時かなー」
という曖昧な電話が7時に入る。

この時点で遅い。



一人で食べなくちゃいけないんなら、
7時ぐらいには食べたいのよ、おいらは。


「8時半までなら待ってもいいけど、
9時なら先に食べるよ」

とおいらが言うと

「えー、そっかー、うーん、頑張ってみる」

という返事。

頭の中は仕事に95%とられていて、
おいらの話は聞こえていないのだ。


その証拠に、
こんな電話のあった金曜日は、
その後まったく音沙汰なく、
夜中の11時に帰ってきた。


マンジロウの帰るコールはまったく進化しないが
おいらの判断力は進化しているので、
金曜は一秒も待たずに食べた。


そして今日。
日曜日だというのにオフィスに行ったマンジロウ。
7時には帰ると言ったのに、
未だに帰るコールがないところをみると、遅いのだろう。

だからおいらは7時に食べる(現在6時40分)。


もうマンジロウには期待していないのだが
あれだけ言っても、対応してくれないということには
やっぱり腹が立つ。

マンジロウは仕事をこよなく愛していて
手を抜くなんてことは一切できないのだ。

それは分かる。
だから文句は言ってない。
ただ、正確な情報がほしいだけだ。

おいらのことを、取引先だと思ってくれないかなあ。




マンジロウの同僚で、仲良くなって友達づきあいをしてる人がいる。

彼女は最初、

「あなたの夫は優秀で仕事ができる」

と言っていたが、

最近は

あんたのダンナ、ちょっとおかしくない?

なんであんなに働くの?」

と本音をぶちまけてくれるようになった。


休みをろくに取らず、夜中まで働き、
土日もせっせと出社するのは、アメリカ人にはありえるらしいが
ドイツ人には奇異に見えるらしい。


というか、おいらにも奇異に見える。




にほんブログ村 海外生活ブログへ  
こんな男と異国で子育てなんてできるのか、とへこむのは妊娠してるせいなんだろうか。もうちょっと、おいら何でも平気な人なのに。
PR
ヘタリアっていうweb漫画がある。
イタリアとかドイツを擬人化した漫画。
(検索したらきっと出てくるはず)

漫画としては読みにくいので、おいらも少ししか知らないんだけど、
この度アニメ化するらしく、
それにあたって、韓国から抗議があったらしい。


ヘタリアで描かれる韓国は、
中国を兄貴と慕いながら、
中国及び日本の文化について
「あれって実はうちが起源なんだよね」
みたいな「知ったか」をするキャラに描かれている。

それが韓国はおもしろくなかったらしい。


つーかさ。
なんで韓国、日本のweb漫画の内容知ってるの?
そっちにびっくり。


韓国の、「うちがオリジナルっ!」っていうの、
おいらはあまり実感が湧かなくて、
例えば竹島問題とかのことなのかな?
って程度で考えていたのだけれど、
昨日、大変納得できる出来事があった。


その前に言っておくけど、
おいら、韓国料理好きだからね。
嫌いな韓国人もいるけど、大好きな韓国人もいて、
つまり韓国人だからじゃなくて、単純に人間としての好き嫌いで
だから韓国に対して嫌悪感なんてないのだ。


昨日、その大好きな韓国人の友達の家に遊びに行った。

彼女はプルコギを作って出迎えてくれた。
ほんといい奴。


で、食べ終わって、フルーツでも、って話になって。


「いいものがあるよ。あいざぁ、フジってりんご、知ってる?」

と言われた。
知ってるもなにも、あんた…と思ったが、とりあえず頷く。


「これもう、マジで美味しいんだから。
香りがよくって、味がよくって、歯ごたえも最高。
韓国原産なんだけどね」





∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!!





フジって…、日本産だよね?
それとも意外と韓国原産なの?

wikiでは日本で品種改良されたって出てたけど…

これが韓国キャラ?




にほんブログ村 海外生活ブログへ  
百万回でも書くけど、おいらはこの友達が大好きです。
おいらのいた業界って、一応マスコミ関連だったりするので
業界系のお友達も、いることはいる。

こういう人の特徴として、
人と人を逢わせたがる、というのがある。
「コイツとコイツを逢わせたら面白いことがおきるかも」
というプロデューサー的な発想が
私生活にも影響を与えてるんだと思う。


今回の帰国で、マンジロウとおいらは、その友達に逢うことになった。
(三人だけじゃなく、他にも二人友達が一緒)

彼はいつもと同じように、
断りもなく自分の知り合いを連れてきた。



いつものことなので、驚きはしないのだが、
連れて来た相手にびっくりした。


誰もが知ってる大物政治家のお抱え占い師。



ε=(>ε<) プーッ!! ウソクセー




マンジロウはスピリチャルが大好きなので、
もうガンガン攻めていたが、
彼が興味を示したのは、おいらの方だった。

ま、人を見る目はあるってことかしらん?


おいらは占いって信じてないし、興味もないので、
他の友達と喋ってたんだけど、
相手から話しかけられて無視するわけにもいかないし、
生年月日やら手相やらいろいろ観られたわけ。



そしたらその占い師さんが

「あなたみたいな人を見ると、
やはり運命はあるんだなあと感じますネエ」


と言い出した。


俄然やる気を出すのはマンジロウである。


ナンノコトッ L(゚ロ゚L ;)(; 」゚ロ゚)」 ドウユウコトッ





「あなたネエ、結婚してよかったですよ。

あなたの星ね、すごく珍しい、とても強い並びなんですよ。

簡単に言うとね、川端康成とか芥川龍之介とかに似てるの。

男だったら、名前が残せたのにネエ。

女性は災難の星なんです。

名前は残せないのに、発狂する運命
だから」



∑( ̄皿 ̄;;  チョットマテー!!!





あまりのことに唖然とするおいらとマンジロウ。


「でもね、結婚したことでね、
あなたの星の多すぎる「水」をマンジロウさんの「火」が乾かして
陰と鬱から救ってくれてるんですよ。

マンジロウさんもムダに火が多かったから
ちょうど使い道ができてよかったね」


事態が把握できずに呆然とするおいらとマンジロウ。



「つまりその…おいらは狂わないで済むってこと?」


「マンジロウさんが一緒だったら、大丈夫でしょう」


マンジロウの行動にいちいちイライラしてる日常からは想像できない。
マンジロウがおいらを救ってるのかあ。


……ほんとにそうかあ?



「それより、子供は男か女かわかる?」

「そういうのはわからない、運命だから」


……ウソクセエ。


「他の男と結婚してたら、発狂してたの?」

「というより、結婚できないでしょうね。

あなた、普通なら結婚できない相だから」


……ウッソでー!


「合う人なんてほとんどいないのに、
それでもちゃんと出会うんだから、運命って凄いネエ」

って彼はニコニコしてた。



頭から信用したわけじゃないけど、
結婚した相手が自分を救ってるんだと信じて生きていけ、という
話のこじつけは、占い師としては正しい行動のような気がする。

占い師ってさ、
本当に運命を読むっていうよりさ、
占ってほしい人の心を支えるのが仕事だと、おいらは思うんだよね。

そういう意味で、
彼はいい占い師だと思った。

(別においらは支えてほしかったわけじゃないけども)



さて、ヒートアップしてるのはマンジロウの方。


「そっかー! あいざぁは俺としか結婚できなかったんだねえ」

と、結婚してやったと言いたそうな口ぶり。


「で、俺の運勢はどうなんですかっ!」


こんなスピリチュアル音痴はほっとけと言わんばかりに体を乗り出すと、

彼はにっこり一言。


「長生きしますよ」





にほんブログ村 海外生活ブログへ  
「俺も川端康成とか言われたかったよ…」なマンジロウにクリックプリーズ





年末年始に帰国した時、弟にちょっとした祝い事があった。
クリスマスも兼ねて何か贈ろう、ということになり、
マンジロウがこう言った。

「彼も立派な社会人なんだし、ちょっと良いボールペンはどう?」

ふうむ。
既に持ってるかもしれないけど、
あって困るものじゃないし、他に思いつかないし、いいか。


「じゃあ、モンブランにしよう」



Σ(゚д゚;) ナンデッ!?



もうどうにかしてください、このブランド好き。

っていうだけじゃなく。



おいらは仮にも、ものを書く端くれにいるわけで、
筆記用具にはこだわりがある。



こだわりってね。

「モンブランの万年筆のインクの滑らかさが」
「手にかかるしっかりとした重さが」

っていう、こだわりじゃないよ。


あのね、世の中にはね、
ブランドの持つイメージやポジションがあると思うわけ。


モンブランなんていうのはね、
若造がプレゼントされるようなものじゃないの。おいら的には。


25歳の男の子がモンブランを持っていいのは

1、お祝いに親戚が使っていた古いモンブランをくれた。

2、自分で働いてお金を貯めて買った。

のどっちかなの!


1のように、周囲が「良い物を経験させよう」と思ってくれるか
(しかし新品はもったいないのでやらない、くらいのしっかりさがほしい)

2のように、本人が憧れて、大人の仲間入りをするつもりで購入するか、
がおいらにとっては大切なプロセス

もちろん、そのエピソードを心にとめて、大切に長く使うことが重要。


物を持つには、そのプロセスが大切だと思う。
特に高価なブランド物は。


20歳くらいの女の子がエルメス持ってると、「けっ」って思うのは
結局そういうことじゃないの?
そこにプロセスがあれば、好感が持てるでしょ?


マンジロウとおいらは、そこが決定的に違う。
マンジロウはブランド物とされる高級品の、クオリティを重視する。
おいらは高価なものなら、
どうやって手に入れるか、そしてどう使うかを重視する。


ま、おいらは、モンブランなんて持ってないから良さもわからんしね。
マンジロウのモンブラン、
実はずっと中国製のコピー商品だと思ってたし。
(意外と軽いの、ボールペンは)



にほんブログ村 海外生活ブログへ  
結局聞いたことないブランドのお洒落ペンにした。
じいちゃんは言った。

「男は食でおさえろ」
と。

おいしいものを作っていれば、
ちゃんと毎晩帰ってきて、妻の言うこともよく聞く。

妻が病気になったり旅行に行ったりで
手料理が食べられなくなるたびに、
そのありがたさが身にしみるのだ、と。


それはとても理にかなってる。


でもおいらは、マンジロウがいない時に限って
手の込んだものを作ってしまう。


イジワルするつもりはないのだが、
マンジロウは残業が多い上に帰るコールのタイミングが悪いので、
夕食を作るのが少しストレスなのだ。



時間のかかるものを作ってる日に限って早かったり、
温めなおしたくないメニューに限って遅くて空腹にもだえたり、
そういう経験を繰り返すと、
簡単メニューばっかりになってしまう。

だから一人だと、出来上がってすぐ食べれることもあって
「あれ作ってみよー」とか思えるのだ。


しかし最近、マンジロウがそれに気付き始めた。
自分が出張の時には
毎回、おいらの夕食が何か聞いてくるのだ。

正直に答えると
「それ、今度作って」
と恨みがましく言ってくる。


昨日、マンジロウが言った。

「明日はね、出張者と食べるから、
晩御飯、俺のは作らなくていいからね」


お。ラッキー。
じゃあ、こっそり持ち込んだサトイモが残ってるから…


「で、明日は何を作るの?」

とマンジロウのチェック。



「んー、サトイモがちょっとだけ残ってるから
ヒジキご飯のサトイモあんかけにでもしようかな」


ちなみに、サトイモもヒジキもマンジロウの好物。
日本から帰ったばかりだからできるメニュー。



「わかった、じゃあ、俺、
明日は帰ってくる」


Σ(・ω・ノ)ノ! びっくりっ!



「だって出張者か食材かっていったら
誰だって食材だろっ!」

だそうです。


じいちゃんが言ってたのって、
こういうことなんかなあ。
なんか違う気がするんだけど。


出張者さんがかわいそうなので、
ヒジキごはんは延期にしました。
サトイモがそろそろ限界なんだけどなー。


にほんブログ村 海外生活ブログへ  
土日は小旅行へいくので、料理できないんだよな。サトイモ…。
プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

このブログはリンクフリーです。
気になる記事など自由にリンクしてください。
ご報告いただかなくても大丈夫ですが「貼りました」と連絡もらえれば、遊びに行かせてもらいます。

著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


★★☆☆☆☆☆★★

コメントは大歓迎です。このブログでは承認制を取っています。
広告コメントはあいざぁの自分勝手な判断で削除しています。ごめんね。
ad
おこづかいモニター
ここから登録するとボーナスポイントもらえるよ
マクロミルへ登録
換金手数料がかからないから効率よく換金できるよ
忍者ブログ [PR]
by 桜花素材サイト様