何度か「マンジロウの帰るコールがなってない」という話を書いたが
今日こそは、
いかになってないか、について書こうと思う。
我々はいろんな思惑があって夫婦になり、
ドイツで一緒に暮し始めて一年と数ヶ月。
つまり、この一年と数ヶ月の間、
おいらがどれだけ言っても、ヤツの帰るコールは改善されていない。
ということも覚えておいて貰いたい。
まず、マンジロウから
「8時かなー、8時半かなー、9時かなー」
という曖昧な電話が7時に入る。
この時点で遅い。
一人で食べなくちゃいけないんなら、
7時ぐらいには食べたいのよ、おいらは。
「8時半までなら待ってもいいけど、
9時なら先に食べるよ」
とおいらが言うと
「えー、そっかー、うーん、頑張ってみる」
という返事。
頭の中は仕事に95%とられていて、
おいらの話は聞こえていないのだ。
その証拠に、
こんな電話のあった金曜日は、
その後まったく音沙汰なく、
夜中の11時に帰ってきた。
マンジロウの帰るコールはまったく進化しないが
おいらの判断力は進化しているので、
金曜は一秒も待たずに食べた。
そして今日。
日曜日だというのにオフィスに行ったマンジロウ。
7時には帰ると言ったのに、
未だに帰るコールがないところをみると、遅いのだろう。
だからおいらは7時に食べる(現在6時40分)。
もうマンジロウには期待していないのだが
あれだけ言っても、対応してくれないということには
やっぱり腹が立つ。
マンジロウは仕事をこよなく愛していて
手を抜くなんてことは一切できないのだ。
それは分かる。
だから文句は言ってない。
ただ、正確な情報がほしいだけだ。
おいらのことを、取引先だと思ってくれないかなあ。
マンジロウの同僚で、仲良くなって友達づきあいをしてる人がいる。
彼女は最初、
「あなたの夫は優秀で仕事ができる」
と言っていたが、
最近は
「
あんたのダンナ、ちょっとおかしくない?
なんであんなに働くの?」
と本音をぶちまけてくれるようになった。
休みをろくに取らず、夜中まで働き、
土日もせっせと出社するのは、アメリカ人にはありえるらしいが
ドイツ人には
奇異に見えるらしい。
というか、おいらにも奇異に見える。
こんな男と異国で子育てなんてできるのか、とへこむのは妊娠してるせいなんだろうか。もうちょっと、おいら何でも平気な人なのに。
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