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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2024-03

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マンジロウがいかに使えないかという話を何度も書きましたが

それでもまだやらかしてくれるから、すごいよね。

本当に仕事できてんのかな、彼。

実は窓際族なんじゃないの?

窓際族ってさすがに古すぎるか、今はなんて表現するんだろう?



また話がずれた。


だからマンジロウの話だって。




土曜日、少しはなれた広場に市が立つ。


肉屋さんが、飼料にちゃんと配慮してて

(詳しいことはよくわからないが、そういう看板だしてる)

ハムやベーコンも味きつくなくて、

おいら一人で買い物にいっても

「ゴウの分あげる」ってハムくれるので

とりあえずここと、

りんご屋さんには必ず行く。



ドイツ在住ではない方のために注釈。

ドイツの肉屋は、どこでも、

子供がいたらハムを一枚くれます。

そしてりんご屋は、りんごを巨大な木箱で

売っています。

基本はりんごだけ(数種類、季節で変わる)ですが

梨やブルーベリーやプラムや、

その季節の果物も売っています。






マンジロウは車で待機(大抵二重駐車だから)

おいらとゴウは一緒に買い物にいくんだけど、

ゴウがいると、やっぱりはかどらない。

でもハムがもらえるもんだから、

ゴウは絶対ついてくる。



先週は、ゴウのお絵かき机を買いにいきたかったので

市場の買い物は早く切り上げたかった。

なのにマンジロウがちっとも起きなかった。

この時点で使えなさ80%だ。


ところが運良く、正規の駐車スペースが空いた。

これはラッキー!


「おいらりんご買ってくるから、

マンジロウはゴウと豚のひき肉買ってきて。

ハムは絶対くれるから、買わなくていいよ」(せこっ)

と、手分けすることに。

肉屋、人気なので結構並ばなくちゃいけないの。





ふと、マンジロウも在独5年だが、一応、と思い






「ひき肉はHackfleischハックフライシュ、豚だからSchwein ね」







マンジロウの目が、泳いだ。





あ、やばいかも、と思って


「Schweine Hackfleischシュバイネハックフライシュだよ。

こんなね、パッケージに入ってるから。

みたらすぐわかるから。1個ね」

と念押しした。




こういう時、おいらはいつも、最悪の事態を想定する。

最悪、どんなことが起こるだろう。



…牛ひき肉かもしれない。




それ以上のことは考えつかない。


でも、まあ、ねえ、

だってもう立派な大人ですよ。

ひき肉くらい買えますがな。

5年も住んでる国ですよ。

5年も使ってる洗濯機の洗剤を入れ間違える男でも

ひき肉くらい買えるだろう。




マンジロウは、いつもそうなのだが、

不安は口にせず、

わかった大丈夫、と言った。

その言葉に何度裏切られたか。

でも今回は裏切られようがない。




例えば言葉が通じなくて、

違う肉を出してきても

見るからにひき肉じゃないんだもん。

バラと肩ロースなら難しかろう。

ひき肉とスペアリブを間違える人間がいるか?





不安を押し殺し、

りんごを買い求め、ぶどうも買い、

そうだりんごジュースもなくなるわ。

他の店で緑色のかぼちゃを買い、

じゃがいも屋さんでじゃがいもを買い、

重い荷物を下げて車に戻ったら、

もうマンジロウは戻っていた。



ゴウはハムを食べている。


後部座席に、肉屋のビニル袋。







…………でかい。






ひき肉150g程度のパックとは思えないでかさだ。


もしかして、美味しそうなハムでも買ったのか。

最初にそう思った。

マンジロウは消費期限を考えず、

大量にものを買う。

あーやっぱりおいらが買いに行くべきだった、

とビニル袋を開けてみると、








もうびっくり。






Schweinshaxeシュバイネハクセ!

しかも2個!








人間、あまりに驚くと声が出ない。

そもそもね、

あの店でシュバイネハクセを見たことがないのよ。

めっちゃでかいやん。

誰が食べんねん。

なんで2個もあんねん。

てか、おいら、シュバイネハクセ嫌いやしね。



シュバイネハクセが何かわからない人はググってください。

ググるの面倒な人は

「はじめ人間ギャートルズの肉みたいなやつ」

と理解してください。




人間は、驚くと声が出ないが、

驚きすぎると笑う、というのを経験した。

笑い出したおいらに

「あれ、なんか変?」

とマンジロウ。



「変すぎるわ! 
Hackfleischはどこやねん」




この時点では、

おいらは、ひき肉を購入後、

シュバイネハクセに興味を持って、買ってしまったのだと思っていた。




が、そうではなかった。




マンジロウの顔が能面のようになった。

(自分のミスを必死で隠そうとする時の表情デス)





「あー…、そっか、ハックフライシュだった、っけ」




なんじゃその90年代ドラマみたいな口調。




「は? ひき肉って言ったでしょ?」




「うーん、そう、だったね。

肉屋にいったら、

俺、シュバイネハクセって、言ってた」






なんでやねん。





ツッコミどころが多すぎて

どこから整理していいのかわからない。





「え? つまり、ひき肉は?」

「買ってない」

「シュバいネハクセだけ、買った?」

「そうなるね」

「え、どうして?」

「まあ、口が滑ったってとこかな」



どうですか皆さん。

この使えなさ200%野郎は。



「待って待って、

まあ、間違えてシュバイネハクセと言ってもよ、

ひき肉じゃないって、わかるでしょ?」


「うんうん、うん。

シュバイネハクセって言ったら、なんかこう、

奥の冷蔵庫みたいなところから出してきて

特別な感じがしたんだよね。

ああ、あいざぁはこれが欲しかったのか、ってね。

で、何個いるかって聞かれたから

じゃあ2個で、

ということになったんだよね」





笑った。

おいら笑ったよ。

金持ってるだけにタチが悪いわ。

初めてのおつかい大失敗。




「ひき肉って言葉は?」

「うん、もう、忘れてたね」



ね、マンジロウは謝らないんですよ。



「食べないんだったら

おとなりさんにあげたらいいよ」

と訳のわからん提案をしてきたので


本気で絞め殺したくなりました。



マンジロウは、ミスを犯しても

それをリカバーできるアイデアを出せば

謝らなくていいと考えてます。

日にち間違えてホテルを取っても、

おいらの誕生日を忘れていても、

おいらの観劇の予定日に出張入れても

リカバーできたら、謝らなくていい。



でもね、リカバーなんてできないんだよ。

ホテル代180ユーロは捨て

おいらは自分でレストランに誕生日と申告して予約し

観劇は違う日に行けと言われてもムリだしね、

それでリカバーできたと思うのがおかしいじゃん。




マンジロウがあんまり謝らないので

おいらも謝らなくなりました。

だって不公平でしょ。

そしたら言われた。

「え、それだけのことして謝らないの?」



ああ、もう、うち不仲ですから。

毎食味の素仕込めば高血圧で死ぬかしら。












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塩より化学調味料の方が血圧によくないって聞いたんだけど本当だろうか。










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みなさん、覚えていますか。

マンジロウの靴下を、隔離していることを。

覚えてない人はブログ内を検索してネ。

ハイ、リンクはるの面倒なんでス。




マンジロウの水虫は格段によくなったけど、

勝手に薬をやめて ←自分が水虫ってのを受け入れられなくて

              即座にやめやがったゼあの野郎。

皮膚科医にため息をつかせてます。

(おいらがしつこく言い続けたので受診と薬再開。

ゴウもかかってる皮膚科なもんで、今回

「薬勝手にやめると治りにくくなるんだよね~」って

ぼやき言われました)



で、つまりまだ靴下は隔離してるわけ。




おいらは、前々からこの不経済な洗濯が嫌いで

ぎりぎりまで溜めて、洗う。

でもマンジロウは、はきたい靴下がないとイラっとするようで

「靴下、洗濯してね」

と時々催促される。



でも、おいらは 「時間があったらね」 とか言いながら

ぎりぎりまでしないわけ。

だってさ、普段の洗濯が優先じゃん。

洗濯に2時間かかるんだよ?

靴下も洗ったら4時間じゃん。

そこまで暇じゃねーっつうの。




で、とうとう痺れを切らしたマンジロウ、

「じゃ、俺、会社行く前に洗濯機に放り込んどくわ」

と言い出した。

確かに、ゴウの朝ごはんの間に効率よく洗濯できるので

しぶしぶ承知したわけ。

なんでしぶしぶかというと、

「起きてすぐ洗濯機まわせよ」って言われてるみたいで気に食わなかったの。

ハイ、心が狭いんですおいら。




洗濯機は地下に置いてあるから

一人で留守番大嫌いなゴウを着替えさせて靴はかせて

地下まで連れてって、その間ちょろちょろされて

ぬいぐるみ持ってくだの三輪車でいくだの言われるのが

本当に大変なんだって

わかれよ、このバカ野郎。



いや、わかったから自分で持っていったんだ、

いらいらしちゃいかんよあいざぁ。

と自分を戒めたり戒めなかったり。



とりあえず、靴下はマンジロウが洗濯した。

時間を見計らって、

普通の洗濯物を持って地下に降り、

まず靴下を取り出す。




……、なんか、ぬるってしてるような???




洗剤入れ口(着脱式)を取り外すと、

なんと、今まで見たこともない汚れっぷり!









「なんじゃこりゃあああ!」







と思わず叫ぶと、


ゴウが、ダチョウ倶楽部っぽい動きで

「なんじゃこりゃ、なんじゃこりゃ」

と踊りだす。


ああ、自由になりたい。





よく観察してみると、

洗剤入れ口の、柔軟剤用の場所にがっつり糊状の洗剤がこびりついてる。



ドイツの、っていうか、うちの洗濯機は、

洗剤入れのトレーが

前洗い洗剤用、本洗い洗剤用、柔軟剤用の3つに分かれている。



今までに、おいらだけが日本に帰る時、

おいらは手書きの洗濯機マニュアルも作ったし

何度も口でも説明したし、

実際にマンジロウは自分で洗濯していたわけだ。



なのにこの男は


柔軟剤入れに洗剤をいれやがった。





なにこれ。

いやがらせ?




柔軟剤はだいたい液体。

粉石けん(環境に優しいのを使ってます。手や肌にも優しいから)は

柔軟剤対応では溶けなかったというか、溶けきらなかったゆえに

糊状になってがんこにがっしりくっついてる。



洗濯物も持ってきているというのに

また家に戻って、トレーを洗い、

それから再び地下に戻る間、

ゴウは「なんじゃこりゃ、なんじゃこりゃ」と踊り狂い

おいらの話も聞かず

家に戻るだけで一苦労。



本当にむかつく。



むかついたので、




靴下は


洗いなおさず、そのまま干した。




洗剤まみれの衣類を乾燥機にいれるのもイヤなので

自然乾燥で干からびてくれい。






その夜、マンジロウを待ち構え

事の次第を確かめた。



するとこの男は、自信満々にこういった。


本当にこういった。




「え? そんなの、


どこに洗剤いれるかなんて、

気分によって違うよ」
















なんでやねん!






じゃあ、どうしてトレーが3分割されてるの?

気分のため?

おうし座のあなたは右端がラッキーな今日なわけ?

なにかしら理由があるはずだって思わないの?



そもそも、なんで「俺は悪くない」姿勢なの?

本当に、なんてバカなの?





「あなたが間違った場所に洗剤をいれたおかげで

私はトレーを持ち帰って洗わなくちゃいけなかったし、

ゴウはなんじゃこりゃ踊りをやめないし

それなりに嫌な思いをしたわけなんですが

それについてはどう考えていますか?」


と聞きたかったが、

どんな返事がきても溜飲は下がらないだろう、

だってマンジロウは謝らないんだもの、

ほんとむかつく、

と思ったので

なにも言わなかった。




一言、

「柔軟剤のとこに洗剤入れてたよ」

とだけ伝えた。

主婦であれば

「まじでっ、洗いなおしてくれたよね?」

と聞くだろうのに

高給取りの頭のいいサラリーマンは

「へえ~ 俺って斬新」

という顔をしただけだった。





適当にしていいところと、してはいけないところ、

してはいけないところが適当なマンジロウクオリティ。

ああ、一人暮らしがしたい。








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結婚前はあんなに嫌いだった孤独が欲しい今日この頃。










みなさんは、覚えていますか?

マンジロウの水虫事件。

おかげさまで治療は順調に進み、

2本ほど、まともな形状の爪が生えてきています。



前に書きましたね。

マンジロウの靴下と、雑巾を一緒に洗うかどうか。

風呂場の足拭きマットと一緒に洗えばいいじゃない、

という案もいただきましたが、

おいらは雑巾との掃除を敢行いたしました。



ちょうど、ゴウが牛乳こぼして雑巾を大量に使ったタイミングで

よーし靴下と一緒に洗っちゃえ!と。



やめておけばよかった…。



昔、おばあちゃんに言われたなあ。

人を呪わば穴二つ、

二つ目の穴は自分が入る穴。

いやがらせしちゃ、いけないんだね。



おいらは、雑巾をとてもきれいにしてる。

使うのは自分だし、

たとえこぼれた牛乳やジュースや

時にはゴウのおしっこを拭くものだとしても

真っ白清潔であってほしい。


だからこまめに洗っていたわけです。

うちの雑巾は、ぼろぼろだけど、きれいに縫製して

気持ちよく使える雑巾なのです。




それがね。




マンジロウの黒ばっかの靴下と一緒に洗った途端











グレー







超グレー。

しっかり色移りして、灰色ぼろぼろっちい姿に。



愛すべき雑巾が、なんと哀れな姿に。





おばあちゃんの言ったことは正しかったなあ。



足拭きマットも白いので、靴下と一緒には洗えないなあ。




なんともがっかり。


毎日、美しい心で生きていく人の、なんと高潔なことか。


おいらもそうありたい、と思うのでした。










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靴下洗うのいやんなってきた。










おいらは基本、マンジロウに興味がないので

マンジロウにどんな癖があるのか、さっぱり知らない。

そして知ろうとも思わない。


この度、夫婦になって5年が過ぎ、初めて気づいた。

ああ、この人、こんな癖があるんだ、と。


マンジロウは、







おいらが買ってきた服を着る。





もっと正確に書こう。




マンジロウは、





おいらが自分のために買ってきた女性服を着る。





今回、バーゲンでおいらは服を買った。

ふかふか厚めのベストである。

結構高かった。

バーゲンなのに予算オーバー。


防寒的視点から厚いベストが欲しかった。

立派なダウンコートを着てても

なんだか肩が寒いのだ。


去年は毛皮っぽいベストが流行ってて

どこいってもそんなのしかなくて

おいらが着るとマタギみたいになっちゃうそのベスト

他のないんかいな、とずーっと探してたわけで。


やっと気に入ったデザインのを見つけた。

何度も書くけど、高かったわけ。

それでも、買った。おいらには珍しい話だ。



その日にマンジロウに見せた。

マンジロウには「いつも安いものを買う」と責められていたので

今日ばかりはおいらの高額の買い物を見せつけた。


マンジロウは


「いいじゃん! かっこいいよ!」


と褒め称えてくれた。



なんだ、いいやつじゃん。とおいらは気分よくなり、

ちょっとキッチンにひっこんだ。

お茶でもいれてたんだったっけ。



居間に戻ると









マンジロウがおいらのベスト着てた。












なんで?





愕然とするおいら。



微笑しているマンジロウ。




いやいやいや、なにしてんですかあんた。



「似合わないよね~」って

マンジロウは微笑っつーか苦笑っつーか

とにかく笑ってた。



似合うわけないじゃん。

オンナモノだし。

パツパツだし。

ボタンとまってないし。



そしてはたと気づいた。


マンジロウ、おいらの買う服、毎回着てるわ。

毎回、なんで着るんだろう、とは思っていたが

マンジロウに興味がないので

すっかりスルーしていた。






しかし今回は

おいらにとっても気合の入った買い物で

気に入り度も高い服だったので

衝撃がありすぎて、スルーできなかった。


そうだ、夏のバーゲンでも、おいらの買ったシャツ着てた。

「小さいなあ」って言ってたわ、そーいや。


ああ、もう、これはマンジロウの癖なんだな。

別に女装したいわけでもなさそうだし(スカートははかない)

おいらが珍しく服を買ったら

着てしまうという癖なんだろう。


そこには理由があるわけじゃなく

服があったから着た、山があったから登った、みたいなね。




そうか。

わかった。


もう二度と、マンジロウに買った服を見せまい。












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マンジロウは骨太なので冒涜された気分になりました。









水虫だと分かったマンジロウ。

病院から帰った日は、さすがに恥ずかしそうに

「水虫だったよ……」

と苦笑いしてた。


「あいざぁが前から言ってたのに、ごめんね」

と、基本素直なマンジロウは謝ってもくれた。



おいらとしては、水虫を治療してくれたらいいんだから

無視され続けたことはさっぱりと水に流した。





さて、肝心の治療である。


「えーと、一週間治療薬を飲んで、その後週一で治療薬を続けて

同時に爪に塗り薬を塗り、経過を見るんだけど

俺の靴下は危険物なので触らないようにと医者が言ってた」






嫁、ここで爆笑。






すみません。我慢できませんでした。



靴下が危険物て。



まあ、でもそりゃそうだわな。

菌が一日ほどよい湿気と熱に培養されてすごいことですよ。



「でも今まで水虫がうつらなかったということは

ちゃんと60度で洗濯してるんですね、って言われたよ。

60度で死ぬ菌なんだって」



はい、ここでちょっと説明。


ドイツの選択事情に詳しくない人にはさっぱりでしょうとも。

ドイツは硬水なので、

洗剤の溶けが悪いとかなんとか

そういう事情(多分)で

洗濯機には温度設定がついています。



マンジロウの発言を聞いたおいら、

めっちゃ眉間にシワを寄せた。


「え?

洗わないよ、60度でなんか。

だって激しく色うつりするんだもん。

色物と白物は分けて洗ってるけど、

色物って黄色の地に白い模様があったり、

白が意外と入ってるんだよ。

その白いところが灰色になるから

40度で洗ってるの。

これから靴下は別に洗わなくちゃいけないんだね」




「でも今までうつらなかったんだから、大丈夫だよ」




「んなわけないでしょ!

体調が悪い時にうつるんだから!

ゴウにうつったらどうすんの!

これから我が家では

マンジロウの靴下は危険物 なんだからね!」



と、さすがのおいらもキレました。





しかし、それでは靴下をどうしたらいいのか。



危険物だからおいらだって触りたくない。

マンジロウ自分でなんとかしてよ、と言いたいが

一人で適当にされても困る。

なので一応話し合うことに。



「靴下だけ60度で洗うのは?」

「洗ってもいいけど、靴下ためたって10足とかでしょ。

それだけで洗濯機回すのは、非経済だよね」 (←あいざぁ的ケチ発言)

「あ、いいこと思いついた!

靴下をバケツにためておいて

熱湯をかける んだよ。


そしたら菌は死ぬから、その後、他のものと洗うといいよ」





なるほど、

まあ理には適ってる。



なので、実践してみることにした。




トイレ掃除用だったバケツに靴下をため

(鬼嫁ですが、なんせ危険物なので

普通の掃除用のバケツを渡す気にはなれず

このバケツの方が綺麗だよと嘘をつきました)


「明日洗濯してくれる?」

と律儀に確認して、

自分で熱湯をかけて就寝したマンジロウ。



翌日、「洗濯、悪いけどお願いね」と再度確認。

彼も、よっぽどこたえたんだろう。

なんせ水虫なんかなるわけないダロと思ってたのが

ばっちり水虫逃げ場ナシ、なんだもの。


そりゃ謙虚にもなるわな。




しかたがない、

他の物と一緒に洗濯してやろう、と

バケツ(靴下とかつて熱湯だった水入り)を持ち上げた瞬間
















くっさー!!











あまりの臭いに、鼻がもげるかと思った。


マンジロウの名誉のために言っておくと

彼は別に足がくさいわけではないのですよ。

でもね

程よい温度で長時間温められた靴下&汚水はくさかった。




それってどんなくささ?と思った人は

水虫菌付きの靴下10足ためて、熱湯かけて翌朝かいでみてください。

卒倒できます。



あまりの臭いに、洗面所に流す気になれず

トイレに水を捨て

手を突っ込んで脱水する気にもなれず

びちょびちょのまま、洗濯機に投入。

もちろん他の物となんて洗えないので

90度で靴下だけ洗濯。




めちゃくちゃ腹が立ちました。





以降、靴下をためては、熱湯をかけることなく

60度で洗濯してるんだけど、

ある誘惑と戦っている。

それは、靴下だけじゃもったいないから

雑巾も一緒に投入したらどうだろう、、、、



「水虫菌があっても、60度で死滅するから

他の物と洗っても大丈夫」という理屈は

「雑菌があっても、60度で死滅するから

危険物となら洗ってもいいんじゃない?」

に、おいらの中ではなっていくわけで。






まだ洗ったことないけどね。



あいざぁならやりそうだよね。









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10足も黒い靴下があると上級者向けパズル。



プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

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著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


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