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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2025-03

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マンジロウは大変な清潔好きでして。

身なりには人一倍気を遣うし、

ゴウとお風呂に入る時は

入る前にシャワーで洗い、入った後にもまたシャワーでゴシゴシする男です。

(ゴウをバスタブで洗うからなんだけど、流すだけで充分じゃね?)



でもね。

おいらはね。

結婚以来ずーっと

マンジロウは水虫ではないかと疑っていたわけだ。




なんでって、

足の爪が、おいらのじいちゃん(水虫歴ン十年)と同じくらい分厚くて

最終的には剥がれるから。


最終的に剥がれる爪が、普通なわけないじゃん?




結婚した時と、1年目くらいと、ゴウが生まれた時とハイハイ始めた時。

この4回、おいらは「病院にいってくれ」と頼みました。

頼みましたとも。


でもね、毎回

「え? 水虫? そんなわけないダロ


そんなわけないダロってなんだ?

マンジロウは水虫にかからないわけ?

どういう自信? 根拠?  王様?  馬鹿?







「水虫じゃないにしても (っていうか、明らかに爪水虫なんだけども)

その爪とガサガサはおかしいから、病院にいったほうがいいよ」

と言っても

「またあいざぁがおかしいこと言ってる」

と取り合わない。




「この爪はね、小学生の時跳び箱で怪我をして以来なんだよ」







はああああ?


ちょっと奥さん聞きました?


一体どんな勘違い?



ありえない、と思いながら、

ゴウにうつったら嫌だなあとずーーーーっと思っていて、

禁じ手を使うことにした訳です。



そう、ゴウLOVEのマンジロウ父を。ガッツリ使うことに。










チャンスがようやく巡ってきました。

マンジロウ、日本出張。

週末は実家に泊まるというので、これは勝機と見たわけです。



マンジロウが日本で働いている間に、

マンジロウ父に、

「マンジロウが水虫じゃないかと思うんですが…

本人にそれとなく言っても、ちゃんと聞いてくれなくて…

病院にいって、何もないのであれば、いいんですが…

ゴウにうつらないか心配で…





将を射んとすれば馬ですよ、みなさん。




マンジロウ父の動きは早かった。

マンジロウ父もマンジロウの性格をよく知っているので

マンジロウが尊敬している親戚のおじさんを呼び出し

土曜日、マンジロウが裸足でくつろいでいる所に登場させ

(マンジロウの実家は床暖房なので暑がりマンジロウは裸足が基本)


「あれっ マンジロウ君、ちょっと足が赤くないかい?

いや、恥ずかしながら僕、水虫をやってしまってね。

でも病院にいったらすぐ治ったよ。

あかちゃんがいるんだから

念のため行ったほうがいいよ」

言わせた





日本から帰るなり

「おじさんがこういうんだよ。

水虫じゃないけど、皮膚炎をおこしてるのかもしれないから

病院にいってみようかな」




マンジロウ、知らぬうちに、父と嫁の手のひらで踊り狂う。





さて賢明な読者諸君。


もうおわかりだね。



病院の診断は、水虫






だーかーらー!

言ってたじゃん、5年前から水虫だって!





長くなったので次回に続く。






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つづくんだよね。ここで終わらないのがマンジロウマジック。



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風邪ひきました。

ゴウにうつらなかったという、幸い。

しかし元気なゴウと付き合う辛さ。

ああ幸せと辛さは一本違い。

漢字は奥が深い。



ピークの時、

おいらベビーシッターを頼もうとしました。

熱は高くなかったんだけど、もう起き上がってるのもつらい状態。

腰が痛くて、鼻が完全に詰まって、起き上がると頭痛がする。

そしたらマンジロウが

「俺が会社を早退してくるから、大丈夫だよ!」

と言い、それならば、しばらく我慢しようと思ったら



帰ってきたのは3時。




この時点で言いたいことは山ほどあるが、

もうそれは水に流そう。

おいら、いろんなことを水に流しすぎて

ちょっと詰まりかけだけど、がんばって流しきろうではないか。

がんばれ、あいざぁ下水。



帰ってきたマンジロウは、

ゴウと散歩にでかけたり、すぐ帰ってきたりしながら

おいらをゆっくり眠らせてくれた。

これは本当にありがたかった。

ああ、結婚してよかったかも、なんて思っちゃったりもするよね。



で、夕飯ですな。

マンジロウは料理ができないので、

少なくともゴウのごはんは作らなければならない。

朝の時点でおいらはかつおだしをとっておいたので、

それでうどんを作ることにした。

ついでに自分の分も作ることにした。

しかしマンジロウの分のかつおだしはない。

それにどうせ、マンジロウはうどんだけでは足りない。


キッチンに立つのはつらいが、

作業量は少ないし、

まとわりついてくるゴウはマンジロウが相手してくれるから

思うより簡単にできるだろう。




「あいざぁ、近所でテイクアウトしてくるよ。何が食べたい?」

「ありがとうマンジロウ、でもおいらはうどん作るよ。

さっぱりしたもんじゃないと食べられなさそうだしね。

けどマンジロウの分は作れないんだ。

だから自分の分だけ、買ってきてくれる?」


うんうん、とうなずいたマンジロウ。

しばらく考えて…。





「それって、俺は外食してきていいってことだよね?」













は? なんで?




わからないな~

やっぱり愛せないわ~







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即却下、買出しにもゴウ同伴でいってきてもらいました。















日本滞在中、マンジロウがおいらの実家に泊まったことがあった。

朝、時差ぼけで早く目覚めたマンジロウは、

早起きのおいらの母に「散歩にいってきます」と言って

5時間帰ってこなかった




これは超人的な方向音痴マンジロウ、

どっかで行き倒れたかと思っていたが、

昼前になってひょっこり、普通な顔で帰ってきた。

「歩いて繁華街まで行ってきたんだ♪」

と、2時間半も歩き倒したことを自慢してきた。

そしてお気に入りのカフェで朝食を取り、

ちょっとお店をのぞいたりして、

電車で帰ってきたそうな。



言いたいことは山ほどあったが、

おいらは大人なので、

そうか、よかったね。で済ませた。




後日、弟が東京から帰省した。

仕事が終わって最終の新幹線に飛び乗ったが

家族は翌日に帰ってくると聞いていた。

弟は「そうだ、実家の鍵がない」と気づき

「玄関あけといて」と電話してきた。


夜中の1時に。


新幹線に乗る直前でも、新幹線の中でも、

それが無理なら、降りた時でも、

電話するチャンスは無数にあったはずなのに、

なぜ家に着く頃になって電話するのか。

みんなもう布団の中で寝ていたのをたたき起こされた。



弟の話をマンジロウにしたところ、

思わぬ返答があった。



「あいざぁ。それは仕方ないよ。

男はね、経験を積まないと、そういう器用さを身につけられないんだ。

俺だってね、いろんな国で暮らしたりさ

いろいろ経験してやっと、今があるわけ。

弟君はまだまだ、経験が足りないんだよ」



なに、この上から目線。


おいらからすりゃメクソハナクソですが。



「マンジロウ、それじゃあ言わせてもらうけども。

君、うちの実家に泊まった翌朝、散歩に出かけたね」


「うん。散歩に出てさ、あ~このまま繁華街まで歩いていったら

面白いだろうなって思ってさあ。

びっくりしただろ? まさか歩いていくなんて思わないだろ?」


「いやまあ、それはいいとしてだね。

おいらは君が散歩に出かけただけだと思ってたから

当然朝ごはんの用意して待ってたわけよ。

ご飯だって保温にしてたわけ。

君だって、繁華街にいくと決めた時でも

向かって歩いてる時でも、カフェに入る時でも

いくらでも電話する機会があったよね?

おいらは外出もせずずーーーーっと待ってたんだよ」




すると大変驚いたことに、マンジロウはこう言った。







「うわっ 俺、弟君と一緒だ!」








そうです。一緒です。


気づいていなかった君に乾杯。







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わかってなかったんかい!とツッコミクリックよろしく
クリスマスまでマンジロウ父の咳が止まらず、

子供にうつしちゃいけないという良識のおかげで、

平和な日々を送ったおいら。

マンジロウもクリスマス休暇で駆けつけたが、

マンジロウ家宿泊だったので、おいらラクチーン。


咳が止まったので、マンジロウ家に遊びに行くことになった。

当然「お泊り」のご要望があったのだが、

マンジロウ父が後れをとっている間に

ゴウがあいざぁ父としかお風呂に入ってくれなくなった。


他の人間がゴウをお風呂に誘っても、イヤだ、と首を振る。

むりやり風呂に入れると、泣き叫び、蹴りまくり、

えらいことになるのだ。

おいらはかろうじて家のお風呂には入れられるが、

温泉とかお風呂屋さんとか

知らないお風呂は、だめ。泣き叫んで逃げる。


というわけで、マンジロウ家のお風呂にゴウをいれるのは

おそらく難しい。

おいらの父しか一緒に入ることができない、というと

マンジロウ父は意地になるだろうから、

家のお風呂以外はだめになった、と伝えると

意外と素直に認めてくれた。


というわけで、

マンジロウ家に遊びに行き、

夕方ゴウを連れて実家に帰った。


マンジロウは駅まで送ってくれ、

実家までの数駅分、切符を買ってくれた。


「はい、どうぞ」

妻に切符を買うことが、スマートだと思っているかのように

なぜか紳士的な微笑を浮かべていた。

差し出された、二枚の切符



おいらの家まで送ってくれるのか?


「なんで二枚?」

とおいらは聞いた。

するとマンジロウは答えた。



「もう、あいざぁったら。

ゴウの分でしょ 







えええええええええええええええええ?


子供切符でさえないんですが。




「………、ゴウはまだ要らないんですが」

つい敬語になるおいら。

「あ、そっか」

ものすごく普通に納得するマンジロウ。


マンジロウはさっときびすを返し、

みどりの窓口に向かった。

みどりの窓口には長い列ができている。

「マンジロウ、改札口で返金してくれるよ」

と声をかけたが、

さわやかに手を上げてこたえるだけのマンジロウ。



「……マンジロウ、おいらもう行くね」

と、置き去りにして家に帰りました。



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家に帰ってから電話したら、「みどりの窓口では返金してくれないんだねえ」とびっくりしてたマンジロウにまたびっくり。
ドイツ快勝しましたね。

今回は観た。

観たぞ。

そしてアパートと一体になったぞ!


いやー、前回以上の歓声だったわ。

アパートどころか、ブロック全体がひとつになってたね。


だけど今日のネタは、久々にマンジロウ父の登場。

だっておいら、サッカー詳しくないから。

アルゼンチンのゴールがなんで反則なのか

それさえわかってないから。



先日、離乳食を食べるゴウが見たいというリクエストに応え

マンジロウ父とスカイプをした。

マンジロウ父は、ぱくぱく食べるゴウに大興奮。


「あいざぁさん、それはなんだね」

「これはブロッコリーです」

「手づかみできるのか! すごいなあ!」

と大絶賛。

カメラのこっち側は、こぼれたブロッコリーで大惨事だけども。


「それはなんだね、その赤いのは。 それはおいしいのかね」

「はあ…

パプリカのピューレに牛肉のミンチが入った、おかゆです。

私は食べませんが、

マンジロウさんは味見して気に入り、

今度、これを作ってくれと言われました」


するとマンジロウ父、

急に眉をひそめて、こう言った。





「そんなものを食べたい…?

あいざぁさん、マンジロウはもしかして

赤ちゃんがえりをしてるんじゃないか?」


Σ( ̄□ ̄;)//ェッッ!!?




マンジロウ父、真剣にそう言ってました。




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つっこんでいいのか悪いのか。つーか、どこまで息子に厳しいのか、おやじ。
プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

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著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


★★☆☆☆☆☆★★

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広告コメントはあいざぁの自分勝手な判断で削除しています。ごめんね。
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