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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2025-03

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ゴウを育てていて、ライターにしたいなんてちっとも思わないけど

文章をちゃんと書ける子にしたいな、と思う。

一応、これだと思う絵本は揃えてるけど

そもそもおいらってどうやって文章うまく書けるようになったんだっけ。

(自分で言うかーとおいらも思ったよ。

 破綻していない文章が書ける、ってことで)





いや正直なとこ、文章って基本を抑えておけば誰でも書けるんだけど

上手い人は、それが早い。

たいして考えずに書いても文章になるから

作文にしろ小論文にしろ会社案内にしろインタビューまとめにしろ

早く書ける方が断然いいわけ。



もしライターになるならば、

このスピード感は重要。

それはつまり、時給換算した時の差になる。

その原稿を30分で書くのか、二時間かかるのか。

おいらのブログは流し書きだから、

うまかったり、仕掛けがあったりしないのだが

お金をもらう場合は仕掛けもするし

時間をかけだしたら、どこまでもかかってしまう。

書くセンスというものが、ものすごく重要。




文章って基本は模倣だから

やっぱ読むことが重要なんだろう。

それをおとなになってからやっても、時間がかかりすぎる。

だからちびっこの頃から、洪水のように与えるのがいいと思う。




おいらは、10歳まで絵本しか読まない子だった。

母親が、学習障害だと思って担任に相談し、

おいらは、小学校に併設されてた私設図書館の司書さんに

預けられることになった。



読書指導、みたいな?



彼女はおいらに、年相応の本を与えなかった。

だから、学校一本を読んで表彰されるようになった時でさえ、

「かいけつゾロリ」や「ずっこけ三人組」みたいな、

中学年の子が好む本を一冊も読んでなかった。

正確には、読めなかった。

だから絵本しか読んでいなかったのだ。

本は読みたいのに、読めなくて、だから絵本を読み続けていた。




司書さんは、髪が多くてもっさりした印象の中年女性だった。

ろくに会話した記憶はない。

最初に読まされたのは、なんだったろう。

芥川やら漱石、梶井あたりは気づいたら読んでた。

けどさすがに10才では無理だよなあ。

栗本さんとか素子さんも読んだ記憶があるな。

あれは何歳だったっけ?

最初は灰谷さんくらいかなあ、あとは金子、宮沢かなあ。

まあとにかく、おいらは洪水のように文章を与えられ

その全てを飲み込んでいった。





彼女の与えてくれる本は、おいらにとって驚きの連続だった。

もっと読みたいといつも思っていた。

図書室で本を受け取って、

ランドセルを忘れて、本を読みながら帰ったくらいだ。





その中で印象に残っている一冊が、神話の本だ。

イザナミ、イザナギでおなじみの。

スサノオとかヤマタノオロチとかのやつ。

ゴウには早いと思いながら、

前回の帰国で買ってきた。





ゴウには早いと思ってたので、

今まで読んでいなかったのだが、

絵本魔人のゴウは「初めての本がいい!」と言い出し

先ほどこれを読むことになった。

ゴウには難しすぎる言葉遣い、

内容も当然理解できないし

けっこうおどろおどろしいから、説明も気が引ける。





でも読んでて、ああそうだ、なんかこういうの読んだわ、って

懐かしくなった。

あの「読む」ことへの情熱って

なんだったんだろうなあ。

完全な中毒だったわ、あれ。





ゴウもなぜか本が気に入り、

寝付くまでずっと読み続けた。

ゴウが寝たあとも、おいら、読み続けた。





やっぱり、10代前半でがっつり読ませるのは

すごくよかったのだと思う。

そのためには、幼児期から読書習慣をつけさせるのが

得策のような気がする。





でも。

本を読みふける男の子ってどうかな。

それより校庭を走り回って欲しいなあ。

ああ、母心は複雑。





けど、神話はやっといたほうがいいですよ。

日本人のルーツだから。

海外出た時に、説明できないといけないし

結局これは聖書みたいなもんだから

日本人なら知っておかなくちゃいけないレベルのもの。

自分たちの民族の伝承ですから。



上の本は、松谷さんの本の中では好感のもてる文章。

読みやすいです。

難しい用語は説明もあり、

現代の日本の地名と照らし合わせてたりして

理解しやすい。

ま、幼児には向きませんが。





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マンジロウ? だれ、それ。



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おいらはドイツでも日本でも入院経験はないのだが、

結構違うらしい、という話を聞く。

今回びっくりしたのは、

マンジロウの終わった点滴が、部屋のゴミ箱に捨てられてたこと。

日本だと医療廃棄物だよね。

針とかはついてないのかな?

もっと観察しておくんだった。

不用意に近寄って、うつったらやだから、

早々とゴミ箱のふたをしめてしまったのだよね。




マンジロウのヘルペスは顔と眼にできていたので

まきちらす菌が尋常でないらしく

ゴウを近づけないように医師から指示された。

予防接種を受けていても、感染る可能性があると。




入院二日目だったか、ピークの時は

マンジロウの顔面はゾンビみたいに腐った肉の様相で

目も白く濁り、もうこのまま戻らないんじゃないかと思ったけど

回復してるからびっくりするね。

看護婦さんはみんなフレンドリーだけど

こっちから言わないと、点滴のスタンドを出してくれなかったり

発泡しない水をくれなかったり、

日本ほどの思いやりというものはない。




おもしろいのは、入院病棟の各階にちょっとした待合室みたいなのがあり

コーヒーや紅茶、スナック、あと花瓶が用意されてる。

病室には水(発泡水もあり)、ジュースが常に補充されてる。

日本ではこういうの、ないよね?今はあるのかな?



よく言われるのは、食事の違い。

ドイツは、当然ご飯ではなくパンが出る。

特に夜は、パンとハムとチーズくらいしかでないとか。

マンジロウの病院は、お昼は豪華で、

一週間分のメニューを自分で選ぶことができる。

ベジタリアン用、とか、低糖食とか、いくつかリストアップされてて

自分で申請するのだ。

週に一日は、豪華なコースも選べる。

一緒にメニューを見せてもらったが

おいしそうだった。

食べる時はもう病院を出てたので味は知らないままだが。





マンジロウが入院した時は、その朝まで結構元気だった。

痛みがあるから、動きは鈍かったが、

ごはんはいつもどおり食べてた。




なので、入院と聞き、

おいらはまず、パウンドケーキを焼いた。

おにぎりだと、ラップで作っても、

ある程度時間が経つと、痛むから、

火を通したものの方がいいと思ったのだ。




夜の分のつもりだったのだが、

病院にいってみると、

マンジロウ、めっちゃ弱ってた。

気持ち悪くて食べられないと言う。

どうやら、点滴の副作用らしい。

仕方ないから、ケーキは近所に配った。




翌々日から食欲が戻ったので

おいらは毎日、夜ごはん用のお弁当を作り続けた。




朝、ゴウを幼稚園に連れて行き、

家に戻ってお弁当を作り、家事を済ませ、

病院に見舞いに行き、

12時までに直接幼稚園に向かう。

はっきりいって、どこにも余裕がなく、

おいらの方が倒れるわ、と思ってた。

しかしおいらはやりとげたわけだ。

10日間の入院だったが、もうおいらはへとへとで、

よくやった自分を褒めていた。




が。




退院したマンジロウは言った。




「俺じゃなくてあいざぁが

なんでそんなに疲れてるの?」





そんなん、言う? 普通、言う?

午後はゴウと遊んで過ごしてたわけだけど

後半は疲れ果てて

またもやゴウをDVD漬けにしてしまうくらいだったのに。





そして極めつけがこれ。

「ほら、あいざぁが、見舞いに3回くらい来てくれただろ?」




はあああ?

ちゃぶ台あったらひっくりかえしたるわ!

毎日弁当作っていって、

毎晩それくっとったんちゃうんか!

こんだけやりがいのない話、しらんで!

そりゃ関西弁にもなるわ!




おいらがさすがに怒ると、

「あーそうだっけ? 記憶が曖昧なんだよねえ」

だったら行かなきゃよかった。

パンくわせときゃよかった。




次の入院は、見舞いにいかないことにします。



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途中まで、ドイツの入院生活について書けてたのになあ。



マンジロウの入院話を書こうと思ってましたが

本日衝撃的なことがありましたので

そちらを先に書きたいと思います。




マンジロウはようやく退院できて

ゴウとの久々の交流を楽しみたがっていたので、

おいらは父親の鉄板的役割を斡旋しました。




そう、誰もが通る、自転車こぎの練習への道。

ゴウはペダルなしの自転車に乗ってますが

最近、ペダルありの自転車に乗りたがるようになりました。

自転車そのものは、だいぶまえに購入していて、

地下においてあります。

数週間前、ゴウがあまりにも乗りたがるから、

引っ張り出してみたら、タイヤの空気が抜けてたので

そのまま放置。



マンジロウに、空気入れをお願いしたわけです。



ゴウはもう嬉しくって、

おとうしゃんおとうしゃん、乗りたい乗りたい、と騒ぎ、

こりゃいい役割を差し上げたわい、と思ってました。



が、しばらくしてマンジロウが戻ってきて、

タイヤが壊れてると言い出しました。



見ると、ムシがない。

ムシっていうのは、タイヤの空気いれるとこのネジの名前。

ムシがないって、んなわけねーよ。

マンジロウが取ったんだろう、と問い詰めても、

最初からこのままだったと言い張る。

空気を入れようと、栓をとったら、この状態だった、と。




いくらなんでも、買った時に気づくだろ、その異変には。

と、思いつつも、



まさかタイヤの空気入れさえ出来ない人間がいるわけない



という気持ちも強く、

つよくマンジロウを責められず、

おっかしーなあとあちこち探しまして。

困ったなあ、パンクくらいなら自分で治せるんだけど

ムシって売ってるのかなあ。

ムシ買いにいく前に、パンクのチェックもしとこうかなあ。

とか思いながら探していたら。



やっぱねー

あるんですよね。

栓の横にね、ムシがね、コロッと落ちてるわけですよ。





おめーだろ?

おめーが抜き取ったんだろ?






と言えない自分が憎い。



おいらは昔から、マンジロウは世間知らずのかわいい女の子と

結婚してたほうが幸せだったろうと思っているわけですが、

今日思い至りました。

むりだな。

かわいい女の子だったら、

コイツとは生活を営めないわ。

簡単な作業でさえ大チョンボな男には

おいらみたいなガテン系女子じゃないと

成り立ちません。

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用事を頼んだらいつも倍になって返って来る。


おいらは昔、過労で倒れた。

その時に思ったのは

「人間って、本当に倒れるんだ」

ということだった。



倒れるまでは、普通である。

疲れてても、眠れなくても、

意外と人間って頑丈だわ、とか思ってしまう。

しかし、それでも、倒れるのだ。



で。

マンジロウが倒れた。

頭が痛い、が始まりだった。

あまりに頭が痛くて、眼まで痛くなってきた、と言い出した。

おかしいな、と思った。

マンジロウは頭痛持ちではない。





今回に限らず、

病院にいけと、今まで何度もいろんな状況で言ったが

そう例えば水虫事件とかで

でもマンジロウは絶対に行かない。

なのに、今回は病院に行った。



眼が痛いと言うのに、車で行こうとしたから、

おいらが止め、地図を詳細に書いて、徒歩で行かせた。





何時間経っても、帰ってこない。



おいらが思ったのは、こうだ。



たどり着けなかったのか?



マンジロウは筋金入りの方向音痴だ。

たまたま、友達から電話があったので、

マンジロウが帰ってこない、迷ってるのかな、と

状況を説明したら、

「なんでタクシーでいかせなかったの?」

と言われて、びっくりした。

全く浮かばなかった、タクシーなんて。



で、マンジロウはその頃、

なんと入院していた。



病名はヘルペス。

顔面と眼にできていた。

確かに赤い斑点が目の周りにあったが

あれがヘルペスだったのか。



過労で倒れるのならば、

まずまずの病いだ、ヘルペス。

治るし、

痛いから懲りるし。



というわけで、ここしばらく更新がなかったのは

マンジロウが入院してるからです。

ぼちぼち、入院話を書いていきます。




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マンジロウ、元気なんで、どうぞご心配なく。


ドイツにきてからというもの、

しょっちゅう風邪をひくようになってしまった。

日本にいた頃は一年に一度くらいだったのに

ここでは毎月ひくことだってある。

日本とウィルスが違うからだろう、というのがマンジロウ説。

こんなに風邪ばっかひいてたら、こっちの身がもたない。

というわけで、なんかできないかと考えた結果

生姜に頼ってみることにした。



生姜紅茶をためしてみたが、

うちのすりおろし器では荒すぎて

ざらざら感が好きになれない。



いろいろやってみて、落着いたのが、この方法。



生姜を擦り、そこに熱湯をかけ、茶漉しでこす。

はちみつをスプーンいっぱいいれる。

終了。



美味しくて気に入ってる。

春までにもう風邪ひかずに済むかな?




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春っていつくるんだっけ?






プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

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著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


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