お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。
2025-01
- «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
マンジロウが出張から帰ってきた。
その前日からおいらはものすごく体調が悪くて それでも一人でゴウの相手をずーっとしてたから 限界をとうに超えていた。 マンジロウが帰ってきてうれしい、なんて 初めて思ったんじゃないかなあ。 アラビアンな花瓶も一緒だったけどさ。 「よく帰って来てくれたね、マンジロウ。 仕事で疲れてると思うけど、具合が悪くて おいら、横になりたいんだ」 「おお、それは大変だ、すぐ寝なさい。 でも2時間後には会社にいくけどね」 「うう、いたしかたない。2時間寝かせてもらうよ。 でも、お願いがあってね。 もう3日も掃除機かけてないの。 やってくれない? あとゴウを外に連れて行ってあげてないから、 ちょっと近所を散歩させてほしいんだ」 おいら本当に具合が悪くて、なんとか2時間で 効率よく手助けしてほしかった。 「うん、OK、優先順位は?」 優先順位?? 頼んだのふたつだけど?? 「そ、そうだね、掃除機が優先だね」 「わかった!」 大変頼もしい感じのマンジロウ。 よかったよかった、 おいらは花瓶を見ないようにしながらベッドに入った。 気を失うようにして寝てしまい 気がついたら二時間半が経過。 玄関から恐ろしい言葉が聞こえてきた。 「よーし、じゃあ、ゴウも一緒に会社に行こう!」 葛藤だったね…。 もういっそ連れて行ってもらおうかと思った。 だけど黙認できなかったね。やっぱ母親なんだなあ。 玄関では、マンジロウがゴウの水筒だけ持っていた。 オムツもお菓子もなし。 1時間もすれば夕食の時間なのに、 ゴウをいったいどうするつもりだ? 「あーよかった、あいざぁが起きないから 最終手段でゴウを連れて行くとこだったよ」 ……。まあ、ゴウにはいい経験になったかもな。 「で、散歩にはいったの?」 「いいや。掃除機もかけてないよ」 「え、なんで?」 「だってゴウがエンドレスで遊ぶんだもん。 だから一緒に遊んでた」 あああああ…。 おいらがバカだった。 マンジロウに期待したおいらがバカだった。 2時間眠らせてもらえただけで、 満足すべきだったのだ。 欲をかくと自分に跳ね返ってくるものだなあ。 コメントくれたYKP(仮名)さんへ コメントありがとう。とても嬉しいコメントでした。 おいらにメールを送りたいと、メアドも書いてくれてありがとう。 本当なら喜び勇んでメールしたいところなのだけれど 正直ね、何書いていいかわからん! こんなブログやってるけど、意外とネット上で交流は広めてないのね。 なんかねー なんかねー なんか恥ずかしいの。 ごめんね。 でも温かい気持ちは十分いただきました。ありがとう。 PR
マンジロウは今、中東に出張中。
昨日電話があった。 普段、出張中に国際電話をかけてきたりしないマンジロウ。 地震のことで何か聞きたいのかな、と思ったら、 「空港ですごく良い花瓶見つけたんだ。 結構高いけど買うかもしれない」 と言いやがった。 買ってもいい?ではなく、買う宣言だ。 そりゃマンジロウの好きにすればいいが 拒否権がないのに、事前に相談した既成事実だけ作られるのは とてもとてもむかつく。 おいらはこう言った。 「マンジロウ、その花瓶は諦めて 同じ金額、地震関連に寄付しようよ」 我ながら、いい案。 寄付って難しい。 無理のない範囲っていうのが、よくわからない。 こういう、欲しいもの諦めて同額寄付するというのは、 天に啓示された数字のような気もするし 自分も納得できる。 今困っている人のために、物欲をおさえるのも 貢献のひとつだと思える。 それに花瓶いらないし。 だけどマンジロウの答えはこれ。 「え? なんで? 花瓶も買って、寄付もすればいいじゃん」 ん~~~~ さすが浪費家、言うことが違うな。 だけど花瓶はマジいらない。
結構いろんなとこで言われてますが、わかりやすいサイトがあったので
こちらに載せさせてもらいます。 被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ まさしくおっしゃるとおりです。 復興は長期に及ぶ。急ぐ必要はない。 そろそろ日常の記事を書こうと思う。
昨日と今日、ありえない人数に話しかけられた。
日本人か。 そうだ、と答えると、 家族は無事か、と。 おいらは西日本の人間なので、被災地に知り合いはいない。 唯一の懸念であった、 東京に暮らす弟は、自転車を買って職場から自宅へ戻ったらしい。 家族は無事だ。とおいらは答える。 でも、悲しい。と付け加える。 なんだろう、おいらの知り合いではなくても、 あの津波に飲み込まれた町に暮らしていた人々、 そこに家族がいる人々、 今避難所で過ごしている人々、 何を思っても、胸が苦しくなる。 ドイツ人は皆言う。 「日本のために、祈っています」と。 その一言が、ありがたい。 おいらにはなんの力もない。 なにもできない。 でも、阪神大震災を経験しているから言えることがある。 もしも、家族や友人や知人や、 避難所にいる人がいて、連絡が取れることがあったら、 ぜひ一言伝えて欲しい。 女性は一人で行動しないこと、絶対に暗がりを歩かないこと。 考えるだけで吐きそうになるけど この非常時を狙う最低な人間がいる。 阪神大震災での、日本人の冷静さ、略奪の少なさが世界的に報道された。 それでも、現地では、事件が起こっていた。 震災経験者がいろんなところに注意点を書いているけれど、 どの人もこの点に触れている。 おいらも、事件のことは耳にしていた。 どうかどうか身を守ってください。 http://twitpic.com/photos/inouetake 井上雄彦先生 ↑ がすごい勢いで笑顔を描き続けていて それを見てたら涙が出てきた。 地震前からあったシリーズみたいなんだけど、ゼッケンで号泣。 人間は、機械をひたすら進化させ、 ひどく無機質な世界を構築したけれど そこから今体温のあるコミュニケーションが生まれてる気がする。 直接逢って、触れる以上のコミュニケーションはないと かたくなにおいらは思う。 それでも、それがかなわない時に 温かさを伝えることができるようになったんだ…。 |
プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。 夫との育ちのギャップに窒息寸前。 夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。 息子:ゴウ。幼児。 ☆☆★★☆☆☆☆☆☆ このブログはリンクフリーです。 気になる記事など自由にリンクしてください。 ご報告いただかなくても大丈夫ですが「貼りました」と連絡もらえれば、遊びに行かせてもらいます。 著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。 ★★☆☆☆☆☆★★ コメントは大歓迎です。このブログでは承認制を取っています。 広告コメントはあいざぁの自分勝手な判断で削除しています。ごめんね。
ad
|