盲目的な恋に落ちてる時って、
おいらは相手のことがちっとも理解できない。
どうすれば喜ぶのか、どうすれば落ち込むのか。
わからなくて、あがいて、
そんなつもりないのに、相手を傷つけたりした。
ところがマンジロウとの間に恋や愛なんてものはカケラもないので
おいらはとてもよくマンジロウを理解できる。
だから、マンジロウにむかつくこと言われたり
マンゴーごときでぼられたりすると
何か仕返しをしたくなる。
イジワルあいざぁが出現してしまうのだ。
イジワルあいざぁは、何かを言い返したり、
マンゴーは絶対ぼられてるって、と言ったりしない。
なぜなら、イジワルあいざぁは怒ってはいないのだ。
ただ不機嫌なだけなのだ。
なんかちょーっと不機嫌だから、
大声で不満を叫ぶほどではないんだけど、
チャンスがあったら、
イジワルなことをしてやろうとたくらんでいる、
タチの悪い女性である。
何を言ったらマンジロウが落ち込むか、
この一年で把握しているイジワルあいざぁ。
ふふふ、マンジロウめ、この攻撃を受けてみろ。
マンジロウは、知ってのとおり自分大好き。
だから、理想と違う自分は受け入れられない。
これが一番ダメージを受ける。
例えば?
いびきをかく俺、とかね。
公平を期すために書いておくと、
マンジロウは今のところ、あまりいびきはかかない。
疲れた時とか、かく。
先日の夜、ふと夜中に目が覚めた。
するとマンジロウが、
「ぐぅぅぅぅ…」
と軽くいびきをかいてから、自分でその音にビックリして
「んがっ」
と軽く痙攣を起こし、静かになった。
(≧m≦)ぷっ!
寝ていても自分が大好きマンジロウ。
さて、イジワルあいざぁは次の朝、
「マンジロウ、昨日いびきがうるさかったわ…」
と言ってのけるのであった。
もちろんマンジロウは朝っぱらから落ち込み
「どれくらいうるさかった? 何回くらい聞こえた?
どれくらいの音か、ちょっとやってみて」
と半泣きでおいらの後をついてくるのである。
(`ー´)イヒヒ
なーんかもう冬なのね。はやく冬時間になんないかな、朝真っ暗なのはカンベンよ。
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