「ドイツの料理はおいしくない、と思っていませんか?
最近のドイツは違いますよ」
みたいなフレーズをガイドブックで見かける。
よく見かける。
騙されるな!
はっきりいってまずい。
塩からい。
欧米人に比べて圧倒的に塩分過多の日本人。
日本人が食べてる量の塩をアメリカ人に与えると死ぬという。
それ… ┏(|||`□´|||;;)┓ マジすか?
なのになんでこんなに塩を使っているのか?
よくわからんが、おそらく、日本には「出汁」というものが存在している。
その存在が大きいんじゃないかな。
つまり、グルタミン酸(味の素)といううまみ成分が
こちらにはない。
だから 味付け=塩 みたいなね。
日本人なら味の素入れる場面でね。
その証拠に、コンソメが塩辛い。
これはびっくりしたね~
普通に日本のコンソメと同じように使ったら、塩辛くて食べれんかった。
ブランドはクノールでもマギーでも同じ。塩辛い。
ドイツ人にとってのうまみは塩!
これは文化だからね。仕方ない。
例えばベルギーやフランスでコンソメを買うと
塩辛くない。
日本のコンソメよりは甘い味がする。
クノールすげーな。
ちゃんとマーケティングしてんだな。
おいら見直しちゃったよ。
これが、ドイツ在住数年の日本人になると、
塩に麻痺してるんだね。
「ここのお店は塩辛くないよ」
と教えてもらっても
塩かれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ ( ̄Σ ̄;)ブー
となる。
慣れてんだな、もう塩に。舌がだめになってるんだよ。
ドイツ南部にいくと、塩味がまろやかになる。
それなりに食べられる。
しかし。
焼肉のとろけるジューシーィさとか
寿司の繊細なハーモニーとか
てんぷらの出汁にじゅっとしみこませる楽しさとか
そういうもんは一切ないぞ。
「食べられる」「まずくない」っていうだけで、
「珍しいから美味しい気がする」ってだけで
ドイツ料理はぜえったいにうまくない。
いいか、ドイツに来る奴には言っておく。
湯だけで調理できるレトルトを持って来い。
ちなみに、ベーコンは燻製臭が強すぎる。
ソーセージは塩辛すぎる。
アイスバインという、有名な肉料理は結構うまい。
クヌーデルというジャガイモ料理も、うまい。
そのへんを毎日食べておくしかない。
でも、ビールだけはマジ美味い。