お菓子作り

唯一の自慢は料理がそこそこ巧いって事。
料理本を見なくても適当に作るだけでなく
結構なんでも作ることができる。

親が共働きだったから、
自然と自分でできるようになった。

そんなおいらも、ケーキは焼いたことがなかった。

ドイツにきて、
あんまり美味いケーキにめぐり合わず
（生クリームはめちゃくちゃうまい）
自分で焼いてみることにした。

生まれて初めて焼いたのが
アップルパイ。
簡単で驚いた。

自分で焼くと、添加物とか入ってなくて安心。

それからはなんでも焼く。
パンも焼くし、シナモンロールやドーナツも作る。
アンパンはあずきから煮る。
暇な主婦だからできるわけだ。
こんなもん、はたらいとってできるかい。

ケーキを自分で焼いて驚くのは
砂糖やバターやサラダオイル入れすぎってこと。

バターを控える代わりにオイルを要求するレシピには
てんぷら揚げるんかい、って量の油が入る。
こんなに必要なんか？
お菓子作りの基礎を知らんから
良し悪しは分からんが、勝手に減らしてみる。
普通に美味いけどなあ。

砂糖の変わりにあんこ使って
和風のケーキにしたり。
これも結構うまい。

自分で作ってみて、
ケーキは太るっていうのは事実だと知った。

こんなに油や砂糖を摂取する食い物は他にない。
「ダイエット中だけどお菓子食べたい～」
という女の子は
自分でおからクッキーか
あんこパウンドケーキを焼くしかない。

ちなみにおいらはおからを入手するために
豆腐を自分で作ってる。
豆腐は手順が面倒な上、やけどの危険性が高い。
日本ってこんな大変なものが安く売られてる
アメージングな国だなって思える。
豆腐屋は割りに合わない仕事だ。