フルボトルを開ける時、おいらは牛丼用にちょっとだけ置いておく。
でも、立て続けに開ける時もあるわけで
そんなに牛丼ばっかり食べない。
一晩置いておくと、意外に美味しくなる赤ワインもある。
二日目の方が美味しいのは、だいたい安いワイン。
二日かけて飲むと、さすがに残らないのだが
それでも、相変わらず自由なマンジロウがビール飲んだりして
一杯分ほど残ることが、ある。
今回、こうして、飲み残しの赤ワインが誕生。
前々から「赤ワインが残ったら作ってみよう」と
メモしていたレシピを試すことにした。
赤ワインのタルト
どこのレシピだったのか、さっぱりわからない。
とにかく、おいらの料理用のメモには
「タルト生地にそのまま流し込む、230度30分」
としか書かれていない。
おおざっぱすぎるぞ、おいら。
こんなので、本当にタルトとして成立するんだろうか?
とりあえず、タルト生地を作り、型に敷いた。
底に砂糖を大匙一杯程度、ふりかける。
ラズベリーが余って冷凍してあったから、
並べてみることにする。
そして一気に赤ワインを注ぐ。
おお、意外と漏れないね。
大丈夫そうだ。
砂糖をもう少しふりかけておく。
多分、オリジナルのレシピではもっと砂糖が入ってるはずだ。
でもおいらもマンジロウも甘さの限界点が低いので
これくらいにしておこう。
さて、30分、焼いてみた。
赤ワインはとろりとしている。
色は真っ赤、綺麗だ。
冷めていくと、ワインはどんどん固まっていく。
冷蔵庫に入れてみたらカチカチになった。
温かいまま切ったら、ワインが流れちゃうかなと思い
冷やすことにしたのだが、
温かいままのほうが良かったかも。
お味は?
マンジロウ
「天然酵母の味がする!」
おいら
「普通のラズベリータルトだ」
マンジロウのいう、天然酵母の味はよくわからなかったが
赤ワインから作るって話を聞いたことがあるような、ないような。
おいらたちの間では、好評。
ワインの香りはふうわり残ってるが、
きつすぎるわけじゃない。
このケーキのためにワインを開ける気にはならないけど
とにかく簡単ですぐ出来るから
赤ワインが残った時は便利なレシピ、に認定。
牛丼のほうが上位だけどね。あとレバーのワイン煮もいける。
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