ドイツに来たのは秋の終わり。
シュパーゲル(白アスパラ)なるものに、すんごい憧れを抱いていたわけ。
はやく食べてみたいなーと。
ついね。瓶詰を買ったわけだ。
日本でもホワイトアスパラの缶詰なら食ったことがある。
買ってから
日本のと何が違うねん、と気がついた。
あさはか…orz
以降、戸棚にしまわれっぱなしだった瓶詰め。
いいかげん、食ってしまうか。と覚悟を決めた。
そのまま食べたって、フレッシュのものに勝るわけもなし。
スープにすることにした。
腐っても鯛。
瓶詰めでもシュパーゲル。
きっと美味いに違いない。
しかし、ただ美味いだけのスープを作っていいのか?
そう、人生はなにごともチャレンジ。
これは、やはり、あれしかないのでは…
ラディッシュの葉っぱを食べてみよう。
「ええっ、こんなけちなあいざぁが、今まで捨ててたの?」
と軽蔑しないでください。
ラディッシュはbioで買うようにしてるのだけれど
いつもはっぱがよれよれ。端っこ枯れ枯れ。
全然食べる気が起こらない。
それで捨ててた。
それが今回、結構元気な感じ。端っこは黄色いけど。
大根の菜っ葉炒めみたいなのにしようかなーと思っていたが
本場おフランスじゃスープにするっていうじゃありませんか。
よし、シュパーゲルとラディッシュの葉っぱスープだ!
ラディッシュの葉っぱはよく洗い、ざく切りにしてコンソメで煮る。
そこにシュパーゲルの瓶詰め、汁ごと投入!
おまけにコールラビがちょっと残ってたから
それもちいさく切って投入!
煮る。
そしてバーミックスで一気に粉砕。
いやー、もうこのバーミックスってば、
考えた人
天才ね。
フードプロセッサーでもいいんだけど、
あれは「出して、洗って、片付けて」が疲れる。
塩コショウで味を調えて終わり。
好みで牛乳、豆乳なんかで伸ばしてもいいかと。
これがね、奥様。
うまいですわ。
コンソメがうまけりゃ、そこそこの味に仕上がるのは当然。
失敗はしないだろう、と思っていたが。
ラディッシュの葉っぱのさわやかな青臭さと
ほっこりとしたポタージュが、合う。
シュパーゲルの瓶詰めは、
安売りしてたら買い置きアイテムだな。
簡単にスープができる。
しかしいつになったら、もうちっとまともなレシピ記事が書けるようになるのか。
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