住んでる町から一時間ほどのところに
ドイツ最大の日本人タウンがある。
日本ストリートと呼ばれてる通りには
日本のパン屋から居酒屋、旅行店、なんでもある。
ドイツに移り住んだ時に
マンジロウが一番に連れてってくれた町。
本当に日本人が多い。
うっかりすると、視界の中、全員日本人。
ほんとにドイツかよ。
マンジロウの会社は外資系だから
日本人の知り合いはもともと少ない。
フラウ会(日本人の駐在員の奥様方の集い)もない。
なくて助かったよ…
おいら、お育ちのいい人はマンジロウで手一杯だもん。
和食必須調味料はこの町、デュッセルドルフで手に入る。
醤油がなくなったらドライブがてら行くことになる。
しかしここはすごい。
なんでも売ってる。
つーか日本だろ。
日本の三倍の値段だけどな。
誘惑も多くて
マンジロウはすぐアンパンとか買いたがる。
アンパンならおいらが作ってるだろうガッ
やっぱ店のほうがうまいらしい。チッ
パンは難しいんだよな。
日本野菜は近くの八百屋で手に入るから
日本食は簡単に作れる。
別に恋しいものはない、と思ってたんだけど。
いま
むしょうにメンタイコが食べたい。
あれってきっと、輸入しちゃいかん食べ物だろうな…
マンジロウは
「あんな人工的に着色されたもの、身体に悪いよ」
などとわけのわからんことをいう。
身体に悪いかどうかは関係ない。
食いたいんじゃっ
どっかで売ってないだろうか。
売っているわけがない。
残された道は1つ。
…作る。
レシピはネットでゲット。
けっこうめんどくさい。
ほんとに作ったらアップしよう。
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