人の本棚って面白いよね。
自分じゃ絶対買わない本なんかがあって
その人の意外な一面を覗いたりできるしね。
マンジロウの実家にいくと
とても日あたりがよくて広い部屋がいまだにマンジロウ部屋で
本棚もある。
ドイツに赴任する前、かなりの量の本を置いていったらしく
マンジロウ実家に寄る時は
この本棚を眺めるのが
おいらのひそかな楽しみ。
だってめっちゃ変なんだもん。
スピリチュアル系ばりばりかと思えば
車だとか時計だとかの雑誌も豊富で
男の子って感じがする。
おいらの嫌いなスピリチュアル系を
パラパラめくって「うわーこわー」って言うのが
なんか楽しい。
今回、新しい本を見つけた。
どうやら、日本出張中に買って読んで、
そのまま本棚においてきたらしい。
福岡伸一著 世界は分けてもわからない
おいらは生粋の文系なので
科学的なアプローチの本は苦手なのだが
これはすごかった。
マンジロウ父がゴウの相手してる間に読み切ってしまうほど
集中して読めた。
おいらも一応、ライターとしてですな
ベストセラーはなるべく読むようにしてて
福岡伸一さんの生物と無生物のあいだは読んでた。
面白かったけれど
難解な部分もあって、ちょっと苦労した記憶がある。
でも「世界は~」は全然ストレスなし。
それでいて、科学的なことがとてもよくわかる。
まったく縁遠い科学を
とても身近な話題で、想像しやすくしてくれる。
例えば、
食品添加物はどのような実験によって、
人体に無害だと判断されたのか。
では、その徹底した実験によって、
果たして本当に無害だと実証されたのか。
というくだりは、興奮してしまった。
まさしくその通りだ、と膝を打ちたくなる。
コンビニで、賞味期限を見て、
一番新しいおにぎりを買う。
それは食材が新鮮であると同時に
添加物という毒も新鮮なのだ、という指摘。
目からウロコ。
この本はおいらの所蔵品になりました。
おすすめでっせ。

ステルスやアフェリエイトじゃないよ。ただの、おいらの好みのおしつけ。
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