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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2025-09

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出産して3日後だったか、

ゴウを初めてだっこして涙ぐんだマンジロウ父。

「こんなにかわいい存在があるのか…」

と、おいらが息子ならグレそうなセリフを口にした。


あんまり幸せそうなので、

しばらく放っていたら、

マンジロウ父は真面目な顔をして近づいてきた。



「この子には、祖父が二人いるね」


はい、たしかに。


「二人とも、おじいちゃん、では、
混乱するんじゃないかな」


……、なにいってんの?


「だからあいざぁさんとこはおじいちゃんで

私はじいじということでどうだろう


……。


はい、まじでマンジロウ父、

そんなことを真剣に考え

ちゃっかり可愛い方を取りました。



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あいざぁ家では、いつの間にか父が「じいじ」になっちゃってて、マンジロウ父にばれたら叱られると思う。
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入院していた産科で、いろんなママさんに出会った。

初産のママさんで、ちょっと思いこみが激しいひとがいた。

名前はトモちゃんにしよう。


トモちゃんは最初から衝撃的だった。

おいらと同じ日に出産したのだが、

授乳室で出会った時

しきりに子供の耳を触っている。


どうかしたかと聞くと、

「耳が、ぺちゃんこ…」

泣きそうな顔をしている。


( ・◇・)?(・◇・ )


耳…?


喉まで出かかった。


「大きくなって柔道でも始めたら、

どうせギョウザ耳になるんだから」



しかしそんなことを言おうものなら

首でも絞められそうなせっぱつまったものを感じた。


トモちゃんはおっぱいの出が良くなくて

だったらミルクをたせばいいのに

なぜか完全母乳を頑張っている。


退院後の一週間検診でトモちゃんに逢った。


「夜泣きがひどくって…

便秘もひどくって…」

とげっそりしている。

それっておっぱいが足りない症状なんでは?と思ったけど

さすがに言えなかった。

トモちゃんは真剣なんである。


「この間ね、

夜中に病院に電話して、

ミルクをあげてもいいか相談したんだ…」



オットォ!(・oノ)ノ


おいらが産んだ病院は夜中でも相談を受け付けてる。

しかしそんな相談まで受け付けているのか…

すげえな。


「ミルクをあげていいよって言われたけど、

やっぱりあげなかったの…」



最初、彼女のことを奇妙なひとだなあと思ってたけど

この話をきいて、

すっごくせつなくなった。


彼女は子供を愛していて、

完璧な子育てをしようと真剣なのだ。


おいらみたいに

「生きてればいい」

という低い目標設定はしていないのだ。


今はミルクで、

次はおすわりの時期、はいはいの時期、

あるいは離乳食でも同じように悩むんだろう。


えらいなあ。

おいら、そんなのできない。

本気でどうでもいい。


でもママはそういうことで真剣に悩むもんなんだ。

ありがたいねえ、トモJr.

ママの愛情を感じて大きくなれよ。


ゴウはね、

どんなに愛情かけたって、

大きくなったらすぐにどこかへ行っちゃうよ。

だからおいら、いつでも手が離せるようにしたいんだ。

生きてればいい、って、その時も思えるように。

これも、ママの愛情でしょ?




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ママの愛は、一度うざくなって、時間が経ってからいとおしくなる。

うちの両親は働きながら4人も子育てした。

かなり個性的な子供が育ったのだから
それなりに、なにか個性的な子育てをしたのだろう。

それは昔から思っていたこと。

悪いこととは思わない。

しかし目の当たりにして驚いた。



昨日のこと。

父が、ゴウ (息子の名前。漢字は剛田剛) 
のベッドを覗いてなにかしている。

近づいてみると、

ゴウのドーナツ枕を

ゴウの顔に置いて眺めている。



ゴウは両手をばたばたさせている


(゚┏Д┓゚ ;) ナニヤッテンノ?


父は真面目な顔をしてこう言った。



「不測の事態に、

ひとりで対処できるように、せないかん」




おやじ、ゴウは生後2週間なんだが。


容赦ねえな。



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時間限定の記事にたくさんコメントもらってたのに、お返事できないどころか表示もできなくってごめんね。でもたくさんのお祝いコメント、宝物です。



プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

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著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


★★☆☆☆☆☆★★

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