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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2025-01

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更新が滞りました。

遅くなっちゃったけど、前記事のコメント返しましたので

コメントくださった皆様、どうぞご覧くださいませ。


さて、なににトラブったかというと。


おっぱいがつまった。



泣いたね…

おいら泣いたよ。

痛いね、あれ。


パソコンに向かう気なんてまーったくなくなり、

ひたすら痛いおっぱいをゴウに吸わせてました。

本気でおっぱいマッサージのある日本に帰ろうかと思ったよ。



しかしここでもマンジロウ、やってくれました。



つまってるおっぱいは出が悪くて

ゴウが飲みながら泣いたりするので、

ミルクを投入することになったんだけどね。


おいらがおっぱいあげてる間に、

マンジロウにミルクをつくってもらってたわけ。


まあ、ミルクくらい誰にでも作れるじゃんね。


詳しい説明も、ちゃんとパッケージにあるしさ。


なのに、マンジロウから渡されたミルク、熱いのよ。

手に持っただけで熱ってなるのよ。



「マンジロウ、ちゃんと冷ました? 熱いよ」


とクレームをつけると。


マンジロウ、おもむろに哺乳瓶の蓋を取った。

これはわかるよね、

哺乳瓶さかさまにしても、

ミルクが巧くでてこなくて、

温度がわからなかったりするから、

蓋開けて、中のミルクをちょっとたらしてみるしかない。



ああ、こうやってちゃんと見てくれてるんだったら、

熱いのはおいらの気のせいかな、

と思ったのは間違い



マンジロウ、いきなり、

ミルクの匂いを嗅いだ。




……なにやってんの?


と思ったら、一言。



「ほら、あんまり熱くない匂いだよ」







\(゚ロ゚ )ナンデヤネン!




熱くない匂いって…


もはや同じ人類とは思えない発言。


笑うことも、おいら、できませんでした。









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なんかもう、へこたれるよ。
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ゴウもでかくなりまして。

以前は、おっぱいを飲む時、

そっと手をおっぱいに添えて、時々さわさわと動かして

そりゃあもう、かわいかったわけですが。


最近はすごいよ。


おいら、乳が下のほうに溜まるので、

おっぱいをあげながら、ちょっと下から持ち上げるんだけど

ゴウはすかさず、その親指を握りにくる。


握る、なんてかわいいもんじゃない。


にっぎにっぎにっぎにっぎ
もっと、もっと、もっと、もっと、


ぎゅぎゅぎゅぎゅ~~~

だせっ もっとだせっ


がっくん がっくん
みぎだっ ひだりだっ はやくだせっ




最後の最後は、


がしっ むぎゅぎゅぎゅ~~


と、乳房わしづかみ。


容赦なくツメを立てて、がんがんゆさぶってくる。



あのう、そんなに出てないはずないんですが…


しかしゴウはひるまない。

足もバタバタ、もう一方の腕もバシバシ。



いやね、コメントでね、

「おっぱいあげてると幸せを感じるでしょ~」

って書いてくれた人がたくさんおられたのですがね。


おいら…

授乳してる時、戦ってるっぽいんですが。




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正直、幸せは感じません。痛いです。





ゴウを妊娠中、日本ではちょうど、子供の心臓移植についての

法案改正が行われた。

時を同じくして、

心臓移植が必要な男の子の、募金活動も行われていた。



繁華街なんかで、募金活動を何度も見かけた。

その度に、

ボランティアの方が

「カモだ!」


ぐらいの勢いで、おいらのところに早足でやってきた。


もちろん彼らはカモだなんて思ってない。

思っていたのは

「妊娠中であれば、このおやごさんの気持ちが理解できるだろう

わずかでも、募金してくれるのではないだろうか」

ということだ。



結果から言うと、おいらはいつも、その駆け足を見ると逃げ出した。

募金や寄付というものに慣れないことに加え、

どんな状況にせよ、狙われるのは好ましくない。



当時、妊娠中、

もちろんおいらは子供が欲しくてたまらないわけではなかったが

妊娠そのものは受け入れ

子供の誕生を楽しみにしていた。


でも、無償の愛とか、母性の実感は全くなかった。

大丈夫なのかって自分で思うくらい。


報道で心臓移植のことを知って、こう思った。


親類縁者から金をかき集め、

自分自身も生活が行き詰るくらい金を出し、

見ず知らずの人々に慈悲を請い、

何億もを用意して、

自分の子供に心臓を移植することは、おいらにはできない。


心臓を貰った子供は、生き延びることはできても

一生薬漬けで、

数多くの制約の中、生きていかなくちゃいけない。


おいらは、静かに運命を受け入れる道を選ぶ。



これって、母性がないってことだよな。

と、思ってたわけ。




ゴウが生まれても、その気持ちは変わらなかった。


でも最近、思う。


もしゴウに移植しなければならないような病気が見つかったら

これも運命なんていえるだろうか?



溺愛とか、甘やかすっていうのとは違うけど、

人生の一部なんだよね。


それを取り上げられるなんて、受け入れられるだろうか?


自分が海外での移植を選ぶかどうかは、

やっぱりまだ、選ばない気がするのだけれど、

その切実さは、理解できるようになってきた。



今更なんだけど、

募金しときゃよかったな。って

思ってしまう今日この頃。






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といっても小銭程度ですが。
夜泣きがすごかった時は

ゴウが寝たらおいらも即寝てたので、

まあ、家事は全然できなかったわけよ。

料理は自分も食べるからするけどさ、

掃除はまったくやらなかったね。


マンジロウがおいらの戦いをねぎらってくれたので、

こちらも恐縮して

「いやいや、すみませんね、

こんな掃除もしてない状態でね」

と言ってみたら。



「大丈夫、いつもと変わらないよ!」






orz




おいら、そんなに掃除へたっすか?


優しさなんだよね? 

優しさでそういってるだけだよね?




だからね、きみはね、



優しさを間違えてるっつーの!









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ゴウを抱えて必死で掃除するのがばからしくなる。



もともと子供なんて欲しくなかったおいらが、

ひょんな感じで妊娠して、子供を産んだわけだ。

産んでみたら、やっぱかわいいわね。


少しずつ生活にも慣れて、いろいろ考えるようになってきた。

つまり、ゴウという人間について、おいらができること。


おいらは17歳の時、自分の人生について、目標設定を行った。

これから先、大学に進み、就職するにあたって、

何を目標にするか、決めたかった。

それを北極星にして、指針を取りたかった。

どれだけ回り道しても、

昼間はその星が見えなくても、

夜空にはしっかりと一番明るく光る星があり、

それに向かって船を進めていく。

自分を見失いがちなおいらは、北極星が欲しかったのだ。



人生の目標というのは、人によって様々だろう。

しかし普遍的なものにするためには、

シンプルで簡単で、解釈がいかようにもできるものがいい。


おいらは考えた。


人生で得たいものは何か。

金か。

男か。つまりは愛か。

地位か。

権力か。

美貌か。

スリルか。

未知へのチャレンジか。

賞賛か。

伝統か。

技か。




たどり着いたのは、これだった。


経験。


ひとつでも多くの経験を得よう。

多種多様の。

そう、人生において、貪欲なまでにいろんなことを経験しよう。

たとえその為に、お金や、男や、愛や、地位や権力や美貌をつぎ込むことになっても

経験が最もおいらの欲しいものなのだと、定めた。




高いところが怖くても、バンジージャンプがあれば飛ぶのだ。

ものすごく面倒でも、町内会の役職は受けるのだ。
(これは17歳の時に決めたのだけど、とても貫ける自信がないぞ)

やってみる?と聞かれたら、私はいいわ、なんて言ったりしないのだ。



それがどんなに辛いことでも、

例えば決別だとか、喪失であるとか、被害であったとしても

それもまるごと経験であり

おいらは経験するために生きていく。

そう決めた。

潔かったのだ、17歳のおいらは。ぴかぴかしてたのだ。





ゴウがどんなふうに自分の目標を決めるのかわからない。

でも、親として、

ゴウに「こう育って欲しい」と思うのは、悪いことではないはずだ。

17歳のおいらのように、北極星を、今日、定めよう。


夜泣きのゴウをあやしながら、おいらは北極星を見つけた。


幸せな男に、育てよう。

どんな逆境でも、

夕焼けがきれいだねと笑う男に育てよう。

毎日声を出して笑う男に育てよう。

脳天気だと、妻にチクリといわれる男に育てよう。

大学に落ちても、失恋しても、就職に失敗しても

なんとなく、次はいいことあるんじゃないかって思うんだ、根拠はないけど。

って言っちゃうバカに育てよう。


というわけで、

おいらは今日から脳天気ママになるのだ。

毎日笑って、歌って、踊るのだ。






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年をとればとるほど、弱くなっていく気がするのです。
プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

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