このブログは、ためになることは何ひとつ書いていない。
それがアイデンティティ、というくらい、
全く役に立つことを書かないおいらですが
今日、初めて、
歯磨きを嫌がる子供にイライラしてるママさんが
泣いて喜ぶこと必至の情報をお届けします。
たった一回、あることをすれば
あなたの子供は、自ら進んで口を開けます!
この「あること」には、お金は一銭もかかりません。
さあ、
今すぐ詳細が書かれたあいざぁPDFを有料ダウンロード!
というのはタチの悪い冗談。
ゴウは小さい頃から歯磨きが嫌いで、
歯ブラシを見せると、歯を食いしばる子だった。
おいらはゴウを押さえるつけ、
むりやり口をこじ開けて歯磨きをしたり、
テレビをみせるという交換条件をだしたり、
歌を歌ったり、踊ったり、歯磨きの本を読んだり
ありとあらゆることをやった。
もう、ほとほと疲れた。
いいよもう、虫歯になれよ。
と思っていたが、
日本滞在中、思わぬことから、
ゴウはちゃんと口を開けて歯磨きをするようになったのだ。
それはある日のこと。
おいらのじいちゃん、つまりゴウのひいじいちゃんが、
風邪をひいて寝ていた。
ゴウが来たのを知って
じいちゃんが起きてきた。
その瞬間、ゴウが硬直した。
おいらも、あ、と思った。
じいちゃんは入れ歯を外していたので、
顔がくしゃくしゃだったのだ。
ゴウがびっくりしているのを見て、
じいちゃんはゴウの向かいに腰を下ろし、
おいらに洗面所の入れ歯を持ってくるように言った。
おいらが入れ歯を持って戻ると、
ゴウは顔面蒼白になっている。
じいちゃんが、入れ歯をぱかっと口に入れると、
ゴウは
「ひいいいいいいいいい!」
と叫んだ。
そしておいらの胸に顔をうずめてブルブル震えた。
しかしチラチラとじいちゃんを盗み見ている。
じいちゃんは、
「ちゃんと歯磨きせんと、こうなるんやぞ」
と、また入れ歯を外し、
しっかりゴウに見せた。
その夜からである。
「じいちゃん、出たね、歯がね、出たねえ」
としきりに頷きながら、神妙な顔をする。
そして、「歯磨き、しよっか」と自分から言った。
はい、わかりましたね。
ポイントは総入れ歯です。
これはかなりの衝撃のようです。
ちなみに、友人の2才の子も、
この方法をすすめてみたら、
入れ歯というのは理解できなかったものの、
なんかものすごいことになっている、という認識はでき
それからしっかり磨くようになったそうです。
困っているお母さん、
ぜひ試してみてください。
おいらも歯磨きがんばろう、って思った。
PR