おいら、不平不満があっても言わないのね。
ほら、あれよ。
いきなり離婚届つきつけて、
夫が目を白黒させてる間にスーツケースもって出て行くやつ。
アパートもすでに借りていて、
仕事だって見つけてあるという、あの「夫だけ青天の霹靂離婚」。
そういうことをするタイプ。
ゴウを産んでから、
すっごい不満が溜まっていたんだけど、
耐え忍んでいたおいら。
でも、さすがにキレました。
なんでかというと、おいら、忙しすぎるわけ。
朝起きて、マンジロウの弁当を作ってると
ゴウが起きて急いで授乳、
着替えさせ、朝ごはんを食べながらゴウの相手。
離乳食の準備、それから食べさせて、今度は自分の昼ごはん。
ゴウを昼寝させ、
洗濯や掃除や洗い物、終わらぬうちにゴウのお目覚め。
ゴウの離乳食。
散歩にいったり、買い物にいったり、
夕食の準備と離乳食の準備。
ゴウをお風呂に入れて、離乳食をあげる。
ゆっくりゴウを寝かしつける時間が取れなくて
夕食作りながら、ゴウの相手をし、
合間にお風呂の掃除をし、
洗濯物をたたみ、
マンジロウが帰ってきて夕食して、
ゴウを寝かしつけ、
そしたらね、もうへとへとなわけ。
おいらも一緒に寝てしまったりするわけ。
でも寝ちゃだめだ、夕食の片付けして弁当の準備しなくちゃ。
と必死で起きるわけ。
だけどゴウは夜中も3時間おきに目覚めて泣くから
早く寝ないとおいらも体力もたなくて
ああ、片付けいっぱいあるな…とうんざりする。
そういう時に、マンジロウがお茶を飲みながらテレビ見ててね。
キレました。
「あのさ。
おいらが一日中働いてるの、マンジロウ知ってるでしょ。
お茶なんて、飲む暇もないんだよ。
一週間に一回でもいいから、
夕飯の片付けくらいしてよ」
マンジロウ、慌てて片付けしてくれました。
そんでね、
「これから夕食の片付けは俺がするからね」
と言ってくれまして。
離婚届は、しばしおあずけ。
だけど、やっぱりムカつくマンジロウ。
「前に家事を分担しようかって聞いたときに
あいざぁがいらないって言ったから…」
と、なんでもかんでも、おいらのせい。
いや、あれは妊娠するずっと前だよね。
今は状況がまったく違いますけど。
正直な話、
こっちがキレる前に手伝ってほしいよ。
そのほうが精神的にずっと良い。
気の利かない男はキライ。
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