マンジロウとけんかした。というか、おいらが怒っている。
ことの顛末はこうだ。
マンジロウ母から
マンジロウ家で、水周りの修理をしようかと思う、というメールが来た。
その内容が、ちょっとキナくさい。
台所の水道の水漏れで業者を呼んだら、
なんともない洗面所や風呂場の修理を勧められたのだという。
クロじゃないんだけど、グレーだと思った。
リフォーム詐欺とか多いし、おいらは警戒した。
おいらの父は、友達が工務店をやってて、
リフォーム関係はちょっとだけ詳しい。
父に聞くと、やっぱりやめといたほうがいいだろう、となった。
おいらはそれをマンジロウ母にメールした。
(電話したら長いから、時差を理由にメールで済ます賢い嫁)
しかし。
おいらは知らなかったのだが
じつはマンジロウ母はすでに業者に発注していた。
だからキャンセル扱いで、
部品を買い取れといわれたらしい。
そんで、慌てたマンジロウ母は
おいらの父に電話した。
(⌒▽⌒;) オッドロキー
これってルール違反じゃね?
確かにおいら、「父もこう言ってます」みたいに返信したけどさ。
なんせおいら、マンジロウ家にはなんの思い入れもない。
マンジロウ父母にも数回しか逢ったことないし、
気分的には赤の他人。
だからうちの親が巻き込まれるほうが、ショックだ。
しかもあいざぁ父は、菅原文太もびっくりなくらい血気盛んなオヤジ。
案の定、リフォーム業者を詐欺扱いして
大喧嘩を繰り広げてしまった。
だからヤだったんだよ…オヤジを巻き込むのは orz
結局、部品を買い取るってことで決着がついたんだけど
あいざぁ父は仕事をキャンセルしてまで奔走してくれ、
この後もマンジロウ家に行って水周りを見てくれるらしい。
迷惑をかけてしまって、
おいらは本当に申し訳なかった。
電話をかけて謝ると、母が
「子供の為になにかできるのは、嬉しいことやねんで」
と言ってくれた。
不覚にも感動してしまった。
マンジロウ家なんて金もあるんだから、
すでに工事を発注してるんだったら、
多少高額でも(20万以下の工事だった)
「もうキャンセルできないらしいわ」と
やっちゃってくれりゃあいいのに、とおいらは思うけど
おいらの両親はそう考えず、
おいらのことを想ってくれてた。
本当にね、じーんときた。
それをマンジロウに報告したら。
「…娘のためじゃなくても、それくらいやるよね?
親戚とか、友達でも」
(#ノ`皿´)ノ…━ ┫:・’ 星一徹クラーッシュ!!
それはつまりあれか、マンジロウ。
大げさだ、と言いたいのか?
なんというデリカシーのない男だろう。
親の愛に感動してる女性に対して、あまりに無神経。
しかも、テメエの親が世話になっておいて
なんだその言い草は。
「今回のことは感謝してるよ」
とは言いつつ、
その発言、本当に感謝してて出るものか?
今までもこういうカチンが原因で恋人と別れてきた。結婚して異国に二人で暮してると、そう簡単に離れられない。でも心は簡単に離れる。
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