おいら、あんまり夢を見ません。
だからでしょうか、
マンジロウが自分の見た夢の詳細を語るのが
ウザくてキレそうになります。
先日は、
「部屋には10人くらいいるんだけど、誰の名前も思い出せなくて
そこに津波がやってきて、6人くらいさらわれちゃうんだよ!
その6人がさあ、
がんばれば名前思い出せそうな6人なのよ、よりにもよって。
残った4人は全然ムリって感じ。
しかも、6人が波にさらわれる時、
名前を呼びたいんだけど呼べなくてつらくってさあ」
と延々説明されました。
~(-゛-;)~
あのね。あんたの夢なんざ、まったく興味ありませんよ。
そんなおいらが、実は昨日の夜中二時ごろ、夢を見た。
ものすごく眠りが浅かったのだろうか。
おいらはドイツ人とケンカになり、
必死でドイツ語で喋っていたから、
なんとホントに声が出ていた。
「あいざぁ、あいざぁ!」
とマンジロウにたたき起こされたが
内容もしっかり覚えている。
「どうしたの、あいざぁ、
異常なうめき声だったよ」
と
妻を悪霊憑き扱いするマンジロウ。
「ああ、夢見てた…」
ケンカの理由は、おいらのじいちゃんを守るためだった。
事の経緯は誰も興味がないと思うのではぶくが、
おいらはじいちゃんを守る為に、
じいちゃんのプライドの為にドイツ人と口論していたのだ。
目が覚めて、
おいらは自分の中のじいちゃんへの愛に
とても満たされる気がした。
このおいらの愛情を誰かに聞いてもらいたい。
ああ、今こそ、マンジロウのくだらない夢物語を聞いてきたご褒美に
おいらの夢も聞いてもらう時なのだ。
「あのね、マンジロウ、おいらね…」
と、いかにおいらのじいちゃんへの愛が深く強いか語ろうとしたら
「まったく、もう寝ぼけないでくれよな、おやすみ」
あっさり放置されました。
(*`ε´*) 納得いかないのっておいらだけ?
なんかいっつもマンジロウは良い目にあってるよなあ。次はおいらがキレてみよう。
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