マンジロウ家に、結婚の挨拶にいった時のこと。
マンジロウ父は、もう見ていてびっくりするくらい上機嫌だった。
それまでに何度か逢っていて、
マンジロウよりもおいらを気に入っていたお父様。
そりゃあもう、
この世の春ってぐらいの様子だった。
マンジロウ母は、おとなしい女性で、
にこにこと笑っていただけだった。
もちろん、喜んでいてくれたのだとは思うが、
マンジロウ父のように、こちらがハラハラするほど陽気ではなかった。
ふとした時に、マンジロウ母とふたりになった。
マンジロウ母はいった。
「信用しちゃだめよ。
あのひと、なにかあったら、
結局はマンジロウの味方だから。
おぼえておきなさい、
あなたの味方は私だけ」 ( ̄ー ̄)ニヤリ
おいらの味方はマンジロウ母だけ…
キョドル:::((゚Д゚; ))(( ;゚Д゚)):::キョドルヨ
その時、確信した。
この二人は巧くいってない。
しかも、マンジロウ母は、ちょっと別れたいとさえ思ってる。
しかしおいらにしてみると…
毎日、家中ぴかぴかに磨き上げているあなたのほうが
怖い存在です……。
マンジロウの潔癖症は、絶対ママのせい。
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