マンジロウは筋金いりのおぼっちゃま。
マンジロウは人生の半分をアメリカで暮している。
この二大要因により、マンジロウは魚を食べるのが
ヘタである。
幼い頃は、食卓に骨のついた魚がでなかったらしい。
アメリカ生活では、当然ながら、魚はフライくらい。
日本で魚定食を食べることもあったけど、
そういうところの魚って、食べやすくなってたりする。
小骨の多い魚は使わないし。
こちらにきて、おいらは自分で魚を干すようになった。
自分がまるごと捌き、一晩みりんじょうゆにつけて、干すのだ。
愛情がわく。
そりゃそうだろう?
そんないとしい魚さんが、
マンジロウの手にかかると
(・谷・)ハア?
って顔になるくらい、食い散らかされる。
まだまだいっぱい身が残ってるのに
「アー、もうこれ以上ムリだあ」
とか、これ見よがしに言う。
お前は幼稚園児か?
もったいない。
マータイさん(ノーベル平和賞受賞者)に悪いと思わんか?
だからおいら…
我慢できなくっておいら…
マンジロウに身を取ってやってしまった!
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
ラブラブ夫婦でもないのにっ
たべっこアーンなんてしたことないのにっ
よりによってマンジロウの魚の身を取ってやるとはっ
負けた…(;д;) ヒック
負けたよおいら。
何に負けたのか。
そう、おいらは魚さんへの愛情に負けたんだ。
マンジロウの食い残しを食べるのはイヤだったんだね。
だから身を取って、小皿にのせてあげたんだよ。
でも、絶対、こんなことしたくなかったのに…。
だって「どんだけステキな奥さんやねん」って自分であきれるもん。
自分で食うもんくらい、
自分でなんとかせぃやっ。
って思いませんか?
あーいやだいやだ。
魚メニュー、減らしちゃおっかな。
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