みなさんこんばんは。
休日には二人分の離乳食を作るあいざぁです。
なぜ二人分かって?
それはマンジロウがゴウのを食べちゃうからだよ!
息子の離乳食を
「あれ、ゴウ、今日のは量が多いんじゃないか。
ちょっとお父さんが食べてあげよう」
と横取りする男と結婚したとは、おいらも迂闊だった。
つーかもう、離乳食でいいじゃん。
離乳食を献立にしちゃおうよ、と思ったんだけど
考えてみると、ゴウの食材は全てBIO(無農薬有機栽培)。
大人二人分作ろうと思ったら、どんだけ高い肉&野菜がいるか。
うーんコスト的にどうなのか。
それに、それだけの量を細かく切るだけでもいやだなあ。
そもそもおいらはそこまで離乳食好きじゃないからね。
正直な話、大人の食事も基本BIOなんだけど、
あまりにも高すぎる野菜はドイツ産にしてる。
肉はBIO、高すぎるので、ちょっとしか使わなかったり
安い部位を使ったり。 (豚バラ安いです)
そろそろ大人料理からのとりわけにしたいから、
なんとかうまいことしたいんだけど。
と悩みながら二人分の離乳食を作ってるわけだ。
(マンジロウ用の離乳食は、ゴウより少なめです)
しかしまあ、マンジロウの食事に対する情熱は、
ゴウにもしっかり受け継がれているようで、
マンジロウが横取りすると泣き叫び、
危機を察するとスプーンをくわえて離さなくなる始末。
どうなの、この食いしん坊の男たちは。
ゴウが中学生になったら、おいらは一体どれだけのメシを炊くのだろう。
うんざりしちゃうね、まじで。
先日、ドイツ人のママさんが、
「うちの子は瓶のベビーフードのほうが好きなの、
だから私は全て瓶にしているの」
と言い、 (ドイツのベビーフードの主流は瓶詰め)
他のママさんが
「それはもっともな話だわ」
と言っていたのだけれど、
どうもドイツ人のママさんたちは離乳食を作るのが
好きではない様子である。
離乳食作り、楽しいのになあ。
でも瓶詰めのベビーフードも、実はおいしいんだよね。
ドイツのへたなインビスで食べるくらいなら、
ベビーフードのほうを選ぶよおいらは。
にんじんだけ、かぼちゃだけ、っていうのは
なぜか変なにおいがしてダメだったけど、
肉野菜入りのリゾットとか、おいしい。
日本のベビーフード、マンジロウ父が送ってくれたんだけど
これが…
うまい、まずいの前に、
少ない!
なにこれ、なんでこんな少ないの?
ゴウは250gでも足りない男なのに
日本のベビーフードじゃ何袋開けても追いつかない。
お試し用を送ってきたのか?
なんで80gとか100gとかなわけ?
味は好きみたいなんだけどね、ゴウ。
そういえば昔、ドイツ人に、
「日本人は客を食事に招いた場合、
相手がよく食べると喜ぶ。
客が若い男の子だったりすると、
もっと食べろもっと食べろと勧める」
と説明したら、めっちゃ驚かれた。
ドイツ人の感覚にそれはない、って言われたけど
本当なんだろうか。
「食事を奢るのに、たくさん食べられたら困るじゃない」
と言った彼女はドイツの典型的な考え方なのか?
やっぱり、たくさん食べてくれるとうれしいよね。
大量のメシを炊くことになれば、
うんざりしつつも、おいらはやっぱりうれしいんだろうな。
食べることは人生のごく一部でしかない、という人もいるけど
おいらにとっては、人生の基本だからね。
1日3回、毎日食べるのだから、
おいしく楽しく、がいいのだ。
だけど手は抜きたい。なんかずっと台所にいるんだけど。
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