街中で、地図を片手に右往左往してる60代東洋人男性を発見。
あまりにも困ってそうだったので、声をかけた。
とりあえずドイツ語で、「お手伝いしましょうか?」
すると相手が、きょとんとして、
英語で「町を見ているだけです」と。
それじゃあどうも、と英語で立ち去ると、
なぜか追いかけてきた。
英語で「ダウンタウンはどこですか」
なので英語で「あっちです」とお答え。
重ねて男性は
「あなたは日本人ですか?」と英語で聞いてきたので
北京語で「そうです。あなたは中国人ですか?」と返した。
ここまでは、結構よくある。
おいらが中国語を話して、相手が喜んで、おわり。
ま、おいらが北京語でこの手の返答をするのは、
道で逢っただけの相手に国籍を尋ねるのって、ちょっと失礼だと思うから、
ふつーに英語で返答したくないってだけなんだけどね。
同胞かどうか確認したいなら、中国人ですか?って聞くはずでしょ。
おいらが何人か、なんで知りたいわけ?
あんた中国人でしょ、わかってるのよ、ふん。みたいなのを
遠まわしにお伝えしてるわけで。
ところが今回は違った。
男性は
日本語で
「はい、私は台湾人です」
いやー、こっちがびっくりしたよ。
なんでも、日本商社にお勤めなんだとか。
今回の火山灰で、飛行機待ちを強いられ
興味のない町の散策に出たらしい。
その後の会話は日本語でした。
おいらも北京語、もっとうまくなりたいなー。
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