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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2024-04

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木村秋則氏って知ってる?
青森で、無農薬りんご栽培を成功させたひと。
→詳しく知りたい人は、エコgooで。



日本ではりんごに50回以上農薬をかけるのも珍しくないらしい。
子供の頃から、りんごは皮をむくもの、と思ってた。

ところがドイツは、皮ごと食べるのが普通。
りんごだけじゃなく、果物の多くは皮ごといっとく。
当然、農薬に関しては厳しい。


市場にあるりんご屋さん (ほんとにりんごだけ売ってる) で聞いたら
やっぱり農薬は使ってないのだそう。

「安心して皮ごと食べてね」

と言われた。

日本とドイツで、なんでこんなに差があるんだろう?


BIOスーパーでも、山ほど無農薬りんごが売られてる。
けど、おいらは市場のりんご屋さんで買う。
安いから。あと美味い。


今回、1キロ1ユーロのりんごに遭遇。

(= ̄▽ ̄=)これは買いでしょう。


味見してみたら、なかなか歯ごたえがあって、甘い。
人気があるらしく、
他の木箱より格段に減っている。

※りんご屋さんでは、コンテナ大の木箱にりんごが入ってます。



いいものは既に売れたのか、
残ってるのは虫食いばかり。
ほんとに見事に虫食いばっかだなあ、と手にとって見てると、
お隣のおばあちゃんが一言。


「虫じゃないよ。雹が当たったの」



言われて良く見てみると、
確かに、表面が陥没してるだけで、
その奥が腐ってる、ということはないらしい。


「ほら、これなんかキレイだよ。これも、これも」

と、せっかく見つけたキレイなりんごをおいらにくれる。


「いいよ、おばあちゃんが買いなよ」
と言っても
「いいからいいから」
とおいらに持たせる。


なんか、ほっこりして、嬉しかった。



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こんなオチてない話を公開していいのか、ほんとにいのか、あいざぁ。
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オチなくてよろしい!
いいじゃあーりませんか!ふとした生活の1コマをブログに載せるだけでも。ちょっとした幸せを見ているのは、幸せのおすそ分けをしてもらったようで、こちらも幸せな気分になりますから。
電脳主婦 URL 2008/11/12(Wed)23:26:11 編集
ほっ
おお。よかった。肯定してもらえた。関西人は「オチるかどうか」にかなり縛られちゃうんですよね。なんだろうこれは、吉本の血なのかな。
【2008/11/13 15:38】
トマトも
そうそう、トマトなんかも拭くだけで食べてますよ。
あと、卵の殻がこっちはえらく固いです。
だから茹で方は沸騰したお湯に入れます。
日本の家庭科ではゆで卵は水から茹でる、って習ったのですが、それだと殻がむきにくくなってしまうんですよ。

同じものなのに、何でこんなに違うのか私も不思議ー。
フジヤ URL 2008/11/13(Thu)04:41:17 編集
あ、そうかも。
ゆで卵は滅多に作らないので、感じたことなかったですが、確かにむきにくかった気がします。こう、薄皮がびたっとはりついた感じで。そうかそうか、沸騰したお湯に入れればいいんだ。いいこと教えてもらいました。
【2008/11/13 15:42】
こんにちは~♪
イイお話じゃないですか(´∀`人)
見知らぬヒトの親切って、嬉しいモノですよね♪
だけど、無農薬のリンゴってイイな~。
私は病気の時とか、リンゴを皮ごとすりおろして
食べます。
皮の部分って栄養が多いですしね(*´∇`*)
日本で売ってるリンゴは、ベタベタ(ワックス?)
してるのが多いので、皮ごと食べるのは限られち
ゃうんですけどね~。
他の皮ごと食べる果物って・・何だろ???
mahiro URL 2008/11/13(Thu)11:42:18 編集
こんちは!
mahiroさん、体調はどうですか。すくすく育ってますか?
ドイツではこういう交流が多いですよ。よく話しかけられます、特におばあちゃん。
皮ごと食べる果物は、多いです。むしろなんでも、の勢い。ブドウやネクタリンは当たり前。産毛がちょこっとある桃も皮ごといきます。洋ナシも皮ごと(おいらはむいちゃうけど)。おいらはブドウがね~皮を出したいのよ。どうしても。お友達のおうちでブドウがでると「日本じゃ皮食べなくってさあ、」って言い訳して皮を出しちゃいます。渋いし。
【2008/11/13 15:49】
無題
 Bioものに慣れてくると、日本に帰ったときにスーパーの野菜・果物を食べることに抵抗がありそう・・・。国産だからって安心できないですよね〜。「有機JASマーク」なんて、見たことありました??
 フランスでも、商品の前で考え込んでいると「これがおいしいわよ!」とか「何に使うの?」とかアドバイスくださる方に遭遇します。日本のおばちゃんたちと同じですね!
 ぶどう、こっちの人は種も食べますよね。桃が嫌いだという友人に、何故かと尋ねたら「皮が嫌い」だって。剥けよ!!

 あ、私は生まれも育ちも関東人です。
calisson URL 2008/11/13(Thu)21:37:42 編集
偽装米とかあるしね。
そうそう、ほんと交流があっていいですよね。おいら大好き。アドバイスだけじゃなく「これはどうやって食べるの?」とか聞かれませんか。それが日本食材ならまだしも、フツーにドイツの粉だったりして、「さあ…、」ってな返答をしがちです。店員に聞けよ。
【2008/11/13 22:33】
ほのぼの
ほのぼのしてていいですね~。読んでるだけでも、心が温かくなる感じがしましたよ。

アメリカ人も何でも皮ごと食べてますが、普通のスーパーの野菜や果物は、ワックス(?)でテカテカになってるものもあり、よくこんなものがそのまま食べられな~と思います。それから、私もどうしてもぶどうの皮は出しちゃう派です。どんなに旦那に指摘されようとも、これだけは譲れないんですよ。
まみりん 2008/11/14(Fri)02:32:05 編集
ああ、よかった。
そうそう、ブドウは抵抗ありますよね。家はともかく、他所のおうちに招かれるとね~気が引けます。
ドイツのりんごも種類によってテカテカしてるんですが、ワックスじゃないケースが多いんです。そのりんごの蜜が膜になってるみたい。多分、それがおいしいりんごだから、ワックスでそれっぽく見せるようになったんじゃないかな?
だからもしかしたら、アメリカのりんごもワックスじゃないかも?
【2008/11/15 02:15】
すてきな話です!
なんて素敵な話なんでしょう。無農薬とか、そういうもすてきですけど、今日はそのおばちゃんのために乾杯!と飲みたい気分です。そういう触れ合いも、市場の醍醐味でしょうか。
xonxontsetseg URL 2008/11/14(Fri)23:15:50 編集
ほっ。
よかった、おちない話が受け入れられてよかった。こういうふれあいはねえ、多いんですよ、ドイツ。おいらの住んでるのが田舎だからかもしれません。しかし基本的にドイツ人はよく話しかけてきます。特に中年女性。
例えばね、カブを市場で買う時、売り場の人に「葉っぱ捨てる?」ってきかれるんだけど、「いや、付けといて」って言うでしょ。だって料理するしさ。そしたら「ええっ、どうやって食べるのっ」ておばさまに囲まれます。
こういうとこ、大好きです。
【2008/11/15 02:20】
人徳ですね
所詮、どこの国の人種もニンゲンなのでいろんな人がいますが。あいざぁさんのブログを読んでいると、ドイツがますます好きになります。てか、あいざぁさんの文章マジック?!
こんな心優しいおばあちゃんと出会えるのも、あいざぁさんの人徳ですね~。ほんっと、あいざぁさんにお会いしてみとうございます。
ゆこぴ 2009/06/17(Wed)13:53:27 編集
いや?
どちらかというと、人徳からは程遠い人間なんですが…。
おいら、ドイツけっこう好きなんですけど、腹立つことも多いのよね。ゆこぴさんも、きっとそうなんじゃない?
【2009/06/18 19:57】
いやいや~
というわけで、私はドイツにいないんです↓
早く住みたいっ!!!
あいざぁさんのブログ、ほぼ拝読させて頂きましたが、
たぶん、外国って接客の面でむかつくことが多いんですよね。
態度がデカイ、時間と約束を守らないなど。
そういう意味では日本って接客に関してはお客様至上主義なので
ほかの国にはない礼儀正しさなんでしょうね。
でも、私はドイツに住みたいっ
彼のこともあるけど、前世ドイツ人だったはずだからっ!
スピ系ニガテなあいざぁさん、ドン引きでしょうか(笑)
ゆこぴ 2009/06/19(Fri)00:09:10 編集
ほう
あっ、そうなんだ、ドイツにめちゃめちゃ住みたいんだ。なるほど。
だんなさんがドイツ人だったら、クレームに問題ないし(クレームをどのレベルでつけられるか、っていうのも、重要。言わなきゃやってくれないし)いいんじゃないかな。
なによりドイツの夏は最高!なんでおいら、夏の日本にいるんだろう、ってうんざりするもん。
【2009/06/19 10:26】
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プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

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