キクばあちゃん。母方のおばあちゃん。
余命3ヶ月って診断されて、2か月が経過。
元気です。
いや、いいことなのよ、もちろん。
でも家族にびみょーな困惑があるのも事実。
「もしかして…死なないんじゃない?」
ってだれもが思ってそう。
3ヶ月っていうのは、治療もなにもしなければ、ってことらしく、
今は抗がん剤治療をしていて、
それが合っているようだ、ってことなので、
それで元気なんだと思うんだけど。
おいらとしては、すごく嬉しい。
けど、あいざぁ母は、ちょっと大変。
入院せずに済んでるから、
しょっちゅう通ってごはんを作ったりしてる。
通院にも付き添ってるし、
精神的にもきついはず。
だから、時々ヒステリーを起こす。
このヒステリーが、わけわからん。
たとえば、この間、父方の方のじいちゃんばあちゃんと、
姉夫婦と一緒に手巻き寿司パーティをしたんだが。
母「サラダ、どうすんのっ」 ←すでにヒステリック。
あいざぁ「あー、おいら作ろうか?」
母「ポテトサラダする?」 ←あらっ、限定?
母「でもじゃがいもが一つしかないのっ」
あいざぁ「じゃあ、違うのしようよ」
母「でもおじいちゃんが好きやの、手巻き寿司に巻くのっ」
えっ(・.・;)ナンデ?
あいざぁ「じゃあ余計作らない方が良くない?
だってそれ絶対おいしくないよ」
母「そうやね…じゃあ今回はなしにしよか」
という、やりとりの10分後。
母「ポテトサラダどうすんのっ」(ノ`△´)ノキーッ
いや、まったくわけがわかりません。
アルツじゃなさそうなんだけど。
どうやら、とにかくイライラするみたい。
ちょっとハナコさん(アルツハイマー)に似てるのは、
説得して、同意を得たはずなのに、
やっぱり自分がやりたいことを蒸し返すとこ。
ポテトサラダを作りたかったんだよね、母よ。
おいらがじゃがいも買いに行けばよかったのかな。
結局ポテトサラダは、1個のじゃがいもで作りました。
(かなり大きなじゃがだったし、じいちゃん専用っつーことで)
ええ、じいちゃん、巻いてました。
ポテトサラダどころか、そこにマグロも乗っけてました。
呆然とみているおいらに、じいちゃんが一言。
「あいざぁっ! おまえ、海苔に対して飯が多いぞっ!」
ええ。我が家はいつもこんな感じ。
あ、タイトルとずれた記事になっちゃった。
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