クールな美人看護師のマヨ子が
日記を読んで、日本から携帯に電話をくれた。
開口一番、
「離婚すんの?」
えっ w|;゚ロ゚|w いや、速攻すぎませんか。
マヨ子はおいらとマンジロウを引き合わせた張本人で
それなりに我々の行く末が気になるみたいだ。
マヨ子は美人(ゴマスリ)だが、30半ばで独身。肩書きは主任。
もう死語だけど、負け犬ってやつだ。
それでもおいらよりずっとマシ。
おいらは金もなかったし、仕事もあるようなないような、
男もどうしようもないのばっかりだった。
売れない役者っていうか役者にもなれてないのとか
世界中旅しているのとか
大学でて英会話学校の教師してるガイジンとか
30目前で職人になるっつって出て行ったのとか…
・・・( ̄  ̄;) うーん
こうなってくると、
まともな男と付き合う才能がない、としか思えない。
一方マヨ子のカレシは
デートDV一歩手前の医者とか
ぶさいくなのにナルシストな会社専務とか
吐き気がするほど自信過剰な店長とか
お、大して変わんないな。
おいらが付き合った男たちは
どうしようもなかったけど
おいらが骨の髄まで惚れてどろどろになった男ばかり。
マンジロウは、そんなんじゃない。
今までの男の中でマンジロウが一番まともで
ちゃんと金も稼ぎ
性格も温厚で、親切だ。
中身の80%はアメリカ人だが
100%アメリカ人よりは付き合いやすい。
なのに惚れてない。
好きでもないのに結婚するのは良くないと思った。
なんていうか、こう、道徳的に。
世間的に。倫理的に。良くないなあ、と。
でもそこに、別の負け犬友達が
「あのさあ、
あんたは、今結婚しないと、
路頭に迷うよ?」
路頭に… (;д;)おいら、そんなにせっぱつまってるの?
自分じゃわかってなかったけど
女としての賞味期限も切れかけで
これが最後のチャンスのようだ。
倫理観でこのチャンスを逃し、一生ひとりだったら?
しかも、ドイツ生活ってオマケまでついてくる。
いや、オマケどころか、メインではないか。
おいらが海外で暮らすチャンスは、きっともうない。
おまけに、マンジロウの親は
マンジロウがつれてくる多国籍な女性たちがいやで、
おいらとの結婚を強力プッシュ。
家柄の釣り合いを考えると、
普通なら反対しそうなもんなのにな。
かわいそうなマンジロウはいろんな圧力に負けて
おいらとの結婚を決心。
出逢って半年で入籍→ドイツ移住。
だから、おいらはマンジロウを大切にしようと思ってる。
マンジロウとは、合わないことも大量にあるけど
ほんとなら、もっといい女と結婚できるはずだったのに
おいらを一生養わなくちゃいけないんだから
なるべく優しくしてあげるのだ。
というわけで、
マンジロウへの不満はこのブログでぶちまけて発散。
家庭は安穏。というやりかたで行こうと思う。
友人諸君よ、だからびっくりしなくていいんだよ。
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