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あいざぁ、しあわせもんです。しみじみ。
実は以前、神経痛が出て動けないって書いたんだけど
それ、妊娠のせいだったんだよねー。
ある日、本当にいきなり、
ピキッ
っておケツのあたりがつったのよ。
そこから一歩も動けず。
ピキなんていうと可愛く聞こえるかもしらんけど
痛みは稲妻級で、すごいんだから。
発症は、駅から帰る途中だったから、
誰にも助けてもらえなくて、
脂汗だくだくになりながら、足を引きずり、家に帰り着いた。
息を切らしながら
「なんかおかしい、異常事態だ」
と思った。
いや、だってさ、その時はもう妊娠してるってわかってたけど、
妊娠でおケツが痛いなんて聞いたことないじゃん?
妊婦って、こう、ほんわか幸せで、つわりさえ甘酸っぱい感じじゃないの?
なんでおいらはおケツなのよ。
神様のイジワルッ!
調べてみると、坐骨神経痛らしい。
普通、出産前になると発症するらしいんだけど
まれに妊娠初期でもなる人がいて、
それがおいらだったわけ。
こんな「まれに」に入っちゃうなんて、落ち込むよ、おいら。
おいらはつわりが全然なくて、
それはすごく助かったんだけど、
かわりにこの神経痛のせいで、ほんと動けなくなった。
一番酷い時は歩けない。
軽くても、しゃがむことができないので、
料理ができない。
料理って、意外とフライパン取ったり、
冷蔵庫覗いたりするから、しゃがむんだよね。
長時間パソコンの前に座ることもできず、
ひたすらベッドで寝てるしかなかった。
つわりで吐き倒して入院するよりはずっとマシなんだけど、
おケツが痛いっちゅーのも、ほとほと困った。
なんていうか、生活の全てがおケツ中心なわけよ。
おケツが元気なうちにスーパーいって、
料理の下ごしらえして、
痛くて動けなくなったら風呂に入る。
(温まると少しマシになる)
そういう、おケツにお伺いをたてる生活が続くと、
気分も鬱っぽくなるわけ。
なんせほんとに痛くなると、寝返りも打てないから。
妊娠っていうより、おケツ問題。
朝起きて、今日も痛いなーって思うじゃない。
そしたら、生きてるのがイヤになるのよ。
なんか泣けてくるのね。
30すぎて、おケツが痛くて泣くなんて。
屈辱以外のなんでもない。
しかも「おケツが痛い」つっても、
誰も同情してくれないし。
つわりだったら同情してもらえるんだろーな、
いいなーつわり。なんて思ったりし始めて。
12月に入って、なぜかだんだん痛まなくなった。
多分妊娠後期になったら、また出るんだろうな。
とにかく、ほんとに酷い目にあったんだけど、
それでも
自分の体が勝手に作りかえられてることを
ものすごく実感した出来事だった。
妊娠って、なんか、すごい。
そう思った第一歩。
まだまだ変なことが起こるとも知らず…。
妊娠は保険対象にすべきですぜ、麻生さん。これ、病気よりひどいもん。
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