おいらにしては、珍しく続きもの。
正確には続きものというより、前フリ。
えーとですね。
マンジロウのことを書きたいわけですよ。
とりあえず、ある出来事を書くために、
知っておいて欲しいことが2点あるわけ。
だから、まずこのAを読んでね。
全部アップしたら、ちゃんとリンクはろう。がんばろう、おいら。
こっから記事。
日本にいた時に、
IKKOさんが、絶対音感ならぬ絶対味覚の持ち主だってテレビで言ってた。
料理を食べたら、レシピがほぼ分かるらしい。
すごいよね~
おいら、美味しいもの大好きで、自分でも作るけど
あんまり舌は上等じゃないんだよね。
隠し味とか、まったくわからん。
そんな舌があったら、好きな料理をいくらでも作れるね。
欲しいなあ。
という話を、マンジロウにしたわけだよ。
そしたらマンジロウ、何を思ったのか。
いや、何を思ったのかは明白なんだけどさ。こう言った。
「あ、それ、俺もある」
何が入ってるか、とか、わかるって言うんだよね、彼。
そりゃあさあ、おいらだって、ある程度ならわかるよ。
でもね、料理を再現できるほどの舌は程度が違うわけ。
ということが、全く通じないの、この男には。
言い張るわけよ、俺は作れないけど分かるんだ、と。
結婚する時にも、
俺は舌が敏感だから、
味の素が入ってたら一発でわかる。
だから入れないでね。
そう言ったね、マンジロウ。
そんなこと言われて、
おいらが挑戦しないとでも思うか?
入れたんだよね、お弁当の卵焼きに、しっかりと。
そしたら、君ね、なんて言ったと思う?
「今日のお弁当おいしかった~
特に卵焼きね!
卵焼きはこれから、あの味付けにしてね!」
お母さんね、もうね、
できの悪い息子に涙がちょちょぎれる思いですよ。
最初は一度だけ、ちょーっと試すつもりだったのよ。
でもあなたのあの反応でね、
二年ずーっとお弁当の卵焼きは味の素入り。
なのにまだ気付かない、と。
それで舌を自慢されても。
ツッコミたいけどツッコメない、このつらさったら。
そして次に続く。
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