「言葉が話せるから、苦労はないでしょ?」とか言われる。
おいら、留学してたわけじゃないからね。独学だから。
海外生活はびっくりすることが多いよ。
例えば?
玄関のドア、日本は外開きでしょ?
ドイツはね、内開き。
一説によると、欧米は内開き。
室内にいて、暴漢が襲ってきた時、
押す方が、ドアを引くより力が入るでしょ?
だから内開き。
日本は玄関で靴を脱ぐから、
スペースを確保するために外開き。
なるほどね~
ドアの開け方ひとつでも、文化の違いがあるんだね~
ありとあらゆる建物。
押し開きもあれば、引き開きもあるよね?
「押す」とか「引く」とかの目印は役に立つよね?
自分では、それで判断してドアを開けてると思ってるでしょ?
それが違うんだな~
30年も日本で暮らしてると、すでに「反射」が身についてるんだね。
「こういう条件のドアは引く」 みたいに、
無意識のうちにルールを体で覚えているのさ。
「引く」って書いてるのに、押しちゃう。とかね。
そんなわけない、って思ってるでしょ?
それが違うんだな~
だっておいら、まだ引いてるもん。
なんで引いちゃうのかな。
自分がこんなに 「
引き好き」 だとは知らなかった。
玄関のドアを引いたりはしない。さすがに覚えた。
問題は、トイレのドア。
引くね~
常に引く。
そして常に 「
あっ開かない」 とか思う。
なっかなか学習できない。
意識してる時は大丈夫なんだけどね、
トイレのドアを開けるときなんて、
トイレ行きたい、しか考えてないでしょ?
でもトイレのドアは押し開ける方が正しい。というか効率的。
中に人がいて、鍵が壊れてる場合(ドイツではよく壊れてる)
不意にあけられてしまうのを、防ぎやすい。
「ああっ」Σ(゚д゚;) と思いながら
ドアがスーッと向こうに引かれていってしまうのは
想像するだけで薄ら寒い。
今日もカフェのトイレを引き
「開かない」=誰か入ってる?とビクリとした。
使用中のトイレのドアを開けようとしてしまうのは、ほんと心に悪い。
もういいかげん、
ドアの開閉でビクリとするのはやめにしたい(ノ△・。)
←こいつは「押し」ですぜ。
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