友達のドイツ人ママがお友達紹介キャンペーン中の
フィットネスジムに誘ってくれた。
特に運動が好きというわけではないのだが
無料だし(←無料は大好き)
託児室があって、子供を預けられるというので、
行くことにした。
託児室は広くてキレイで、シッターのお姉ちゃんもいて、
冬にはまたとない遊び場。
生後3ヶ月ほどのあかちゃんまでいたのには驚いたが
ゴウくらいの子がたくさんいて、活気もあった。
ゴウはおいらが部屋から出た瞬間は泣いたが、
すぐにもちなおし、
2時間ほど離れることができた。
友達がいつも出ているというエアロビのクラスに
一緒にいったのだが、
なにに驚いたって、あーた。
インストラクターがデブ っていう衝撃。
ちょっとふくよかですね、っていうレベルじゃなく
明らかにデブという形容詞がぴったりな体型。
それだけで、シェイプアップには効果なし、と
いわれてるようなもんだとおいらは思うんだが。
友達が「いつもの先生じゃないわ、風邪でもひいたのかしら」
と耳打ちしてきた。
そうだろう、彼女のクラスに通う意味がわからん。
たとえ彼女がなにかしらの理由で太ってしまったとしても、
ジム側が止めないんだろうか。
日本だったら解雇されてしまうような気がする。
昔、日本で何回かフィットネスジムに通ったけど、
今回はいろいろ驚いたな。
日本だと、左右の運動量は必ず同じ。
どんなインストラクターでも、それが狂うことはなかった。
右腕を10回スイングさせたら、
左腕も同じだけスイングさせる。
でもドイツ人はそうではない。
カウントが途中から始まったり、
A、B、Cの運動を右半身でしたら、
左でもA、B、CとすべきなのにA、Cだったりする。
てきとー。
細かいとこがかなりてきとー。
そのへんのことで、エアロビやっててもおでぶちゃんなんだろうか。
手のフリが難しくて合わせられないなあと思ってたら、
いやまて、どうもおでぶちゃんのフリが
リズムからはずれているぞ、と気づいたり
なかなか面白い経験をさせてもらった。
終わってシャワーを浴びにいったら、
なんと壁がなく、
広い空間にシャワーだけがいくつも設置してあった。
おっぱいがちっちゃくなってしまったおいらとしては
緊張感漂う瞬間だ。
おまけにサウナまであるんだが、
誰も彼もがヌーディストビーチな感じでだしっぱなし。
日本だとサウナでもバスタオル巻いてたりするけど、
こっちはシャワールームからサウナまでの移動さえヌード。
当然サウナ内もヌード。
友達が「あいざぁは細くていいわねえ」と言ってくれたけど
なんか貧相だよなおいらの体、と思っちゃった。
肉食動物と草食動物みたいな圧倒的な違いがある。
友達に入会を誘われたけど、
託児室以外には魅力を感じなかったので、入らないことにした。
でも託児そのものはよかったな。
ドイツでゴウと離れたのは初めてだったけど、
離れると、すごく愛しくなるんだよね。
ドアから入ってくるおいらの姿を見つけて、
ゴウが半泣きになって駆けてきてくれた。
うそつけ、さっきまで楽しそうに遊んでたじゃん、って
思うけど、
でもうれしいわけよ。
とても楽しい一日でした。
ワンツー クリック
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