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お育ちのいい夫にてこずる妻日記。エコだったり毒舌だったり。

2026-05

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ヨーロッパでは、クリスマスツリーには生の木を使う。

12月中旬になると

モミの木売り場がいたるところに出現し

売られ放題。


150センチくらいの大きさで、20~30ユーロくらい?

安い。

きっと専門の農家がいるんだろうな…



急いで育てているからなのか

貧相な形のものをよく見る。

先っぽだけがひょーんと伸びて

はっぱがチラチラとしか付いていない。



伝統的には、

23日ごろから飾りつけを始め

クリスマスにはモミの木の下でプレゼントを開ける。

そこから1月上旬のモミの木ゴミの日まで

飾り付けたまま。



モミの木ゴミの日というのは圧巻で

町を歩けば

どんな世紀末かという様相で

道端にモミの木が放り出されまくる。


ゴミ収集車が回収していくらしいのだが

見慣れない人間には特異な光景だ。




で、我が家。

ドイツに暮らして早5年。

一度も、飾り付けをしたことがなかった。

理由は、

「モミの木ゴミの日に捨てそこねたらどうしよう」

というものである。




もしマンジロウが出張だったら、

おいらは一人でそこまで持っていけるだろうか。

玄関の前だとしても

エレベータまで行けるだろうか?

(そんな大きいのを買うつもりなのか?)




それに加えて、

ドイツらしからぬ大量消費スタイルにも

ちょっと進んで参加できない気持ちもあって。

きっと上手に再利用されるんだろうけど

(肥料とかかしら)

どうしてもかわいそうで、

我が家で育ててしまいそうなおいらが怖い。

(根っこ切ってるから腐るんでしょうな…)




でも今年はゴウがいる。

ゴウはクリスマスツリーが大好きで

どこで出くわしてもうっとりと眺め

その飾りの美しさを褒める。



家でも飾ってやりたい親心。←親バカ



で、プラスチックのツリーを買った。

IKEAで50ユーロくらい。

高っ と驚いたけど、

枝ぶりが良かったし

全部の枝が針金入ってるらしく

角度の調節ができるので

まあいいか、と。




でね。

問題の飾りですがね。

おいらは、偉そうなことを毎回書いていますが

こういう飾り付けのセンスは

マンジロウの方が圧倒的に上です。

部屋におく家具の統一感とか配置とか

マンジロウの趣味にまかせきりなわけです。




なので、

ツリーの飾りも彼にお願いしました。

例えばあのガラス球。

色や個数や模様や。おいらもう無理。

適当に安いの買って、

惨めなツリーになること間違いなし。




ライト光らせて、キラキラガラスの飾り、

それがスタンダードというか

それ意外思いつきもしなかったおいら。



マンジロウは、クリスマス市で売っている

精巧な木細工で作られたクリスマスモチーフを使って

シンプルだけど

個性的でかわいらしいツリーを作ってくれました。




本当にね、

本当に素敵だと思うんだよ。



飾りのお値段だけで

300ユーロしてますが。












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値札を見ずにガンガン買うマンジロウが心底怖かった。







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マンジロウがいかに使えない男かというのは

何度も書いておりますが

例えばこちら →使えない男


やっぱり、この状態で信じてしまうおいらも

なんか人間的にやばいんじゃないかと思う今日この頃。




マンジロウがヘルシンキに出張だったんです。

フィンランドですわ。

おいらiittala好きなんですよ。

(ザクっと言うと、食器のブランドです)


安いのかしら~

やっぱ地元だと。



マンジロウに、買ってきて、と言おうとして

やはり悩みました。

挽肉を買って来いといったら

すねの骨付き肉を買ってくる男に

そんな高度なお土産が買えるだろうか。




マンジロウは最近、百貨店で

iittalaの保存用ガラス器を買ってきました。

40ユーロとか言ってたっけ。

結構お高いよね。

だって百貨店で割引なしだもの。

おいらからしたら、めっちゃ馬鹿げた買い物だけど。

まあ、彼が欲しかったんなら、仕方ない。



しかしこれから考えるに、自分で買ってきたんだから

ブランドも値ごろ感もわかってるわけですよ。

おいらが好きなiittalaは絵付けがしてあるもので、

それは趣味がどうしてもあるわけで、

どうせ失敗するだろうから、


「見たことないiittalaのガラス製品が安く売ってたら、買ってきて」


と言ったわけです。



ポイントは、はい、どこでしょう。

そうですね、

「安かったら」 です。



でもね、マンジロウですからね。

地元のお安めの食器屋に目が向くはずがない。

購入場所は百貨店か、空港か、ホテル。

安いわけないんですよ。



それでも。

関税がかからなければ安いんじゃないかとか。

消費税分、むしろ空港のほうが安いかもとか。

こちらでは見かけない、素敵なものがあるかもとか。

誘惑に負けた馬鹿なおいら。



どうしてなんだろう。

どうして期待するんだろう。

これだけ裏切られても

人を信じることができるって

おいらあまりにも神経図太くないか?





ええ、そうです、

マンジロウのおつかい、大失敗。




まあね、ちょっとは勘づいていたんですけどね。

しっかり釘さしたよね、「安い」か「珍しい」か。

ふたつ揃っていれば文句なし。

どっちか一つクリアしてれば万々歳。

でももし、二つともクリアしなかったら?

けど、そんなこと、ありえないよね?






出張から帰るなり、

彼がビニル袋から取り出しながら言いました。



「安くなかったから、ふたつだけにした」






取り出されたのは、

既に我が家にある、前にマンジロウが買ってきた

ガラス製の保存容器。




目がテンどころか、

もう失われてしまいました。


見たくない。

こんなもの見たくない。

なにこれ虐待?

DV?




安くないのに

必要ない保存容器がプラス2個。

一体なにに使えと?

(おいらは保存容器を必要分持ってます)



安かったのなら、

誰かにあげることもできるのに

1個40ユーロが2個追加。

無駄金80ユーロ。

悔しくて献上できません。



ねえ、なんで?

なんで安くもなかったのに

同じものを

しかも2個も買ってきたの?




いつもおいらの予想の斜め上を行くマンジロウ。

どうかどうか、ゴウだけは普通に育ってくれますように。

こんなんが家に二人もいたら

おいら家出します。








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裏切られるために頼んでるみたいだわ、これってM?







ある日、ゴウを迎えに行ったら

朝着せたのとは違うトレーナーを着ていた。

あれ? と思うと同時に、先生が背後に立っていて



「あいざぁさん、ちょっと…。

園長室でお話があります。

ゴウ、先生と一緒にママを待ってようね」




えええええ?




な、なんだろう。

ゴウ、着替えてたってことは、汚した・濡らしたってことよね。

他の子を巻き込んじゃった?

どちらかというと巻き込まれるタイプなんだけど

やるときゃやるよね、子供だもん。



ありゃりゃ~

困ったわ~

どうしよう~



と、園長室に向かった。



園長先生は、いつもの優しい笑顔だった。





机にはゴウのトレーナー…。






濡れても汚れてもいない。






はい、この時点で気づきました。

このトレーナーに問題があるのだと。

でも、それが何なのかまでは、わからなかった。





園長先生は、困ったような微笑みで



「この服を、なんらかの信念によって着せましたか?」



と聞いた。




信念?




そのトレーナーは、マンジロウ父の貢物である。

日本で売っている、厚手のトレーナーだ。

ただ、絵柄が、戦闘機なのだ。

見るからに、古い、世界大戦中の飛行機で

一目見ただけで、おいらはいやな気分になった。



傍らにはゴウがおり、

それを隠す暇はなかった。

ゴウはその飛行機をとてもとても気に入った。

なにかというと、そのトレーナーを着たがった。


一日家にいるような日は、

そのトレーナーを着せた。

けれど、その日の朝はゴウがどうしてもこのトレーナーを着ると言い

幼稚園へ早く送り届けたいおいらは

「もういいや」な気分になって、着せたのだ。




そのトレーナーをあまり好きではないというのは

おいらの個人的な感覚で

子供や、他の大人にしたって

男の子が戦闘機のトレーナーを着ていたからといって

気分を害するというほどのものではないだろう。


いやしかし、子供に戦闘機ってどうなのよ。

テレビで内戦の報道を見るだけで

明らかに動揺するゴウに

そんなものを着せるなんて

母親としては、苦痛なのだ。





しかし今はそういうことが問題なのではない。

なぜにおいらは園長室に呼び出されてるのか?

戦闘機のトレーナーを着せたから?

まさか。




「あいざぁさん、あなたは日本人だから

このマークの意味をご存知ないんでしょうか」



園長先生がたたんであるトレーナーを広げ

その尾翼に描かれた

鉤十字を指差した。






か、鉤十字っっっっ?










えーーーーーーーーーーーーーーー!!!










「知りませんでした! このマークは知ってるけど

ここについてるって、知りませんでした!

ごめんなさいっ!」





必死で謝り倒すおいら。

知らなかった知らなかったと連呼してしまうくらい

激しく動揺。





園長先生はほっとした顔をして

「だったらいいんですよ、

知っていて、着させているのかと。

知らないんだろう、とは思ったんですけどね、

知っているかもしれないし」

と言ってくれた。





そうですそうです、知らなかったんです。




「このマークは、ドイツでは使ってはならないんです」



「知ってます知ってます知ってます。

本当にごめんなさい。

細部まで見ていなかったんです。

今ならはっきり見えるけれど、今まで気付かなかったんです」




人間、慌てると何度も同じことを言う。




「この飛行機がドイツ製だということも知りませんでした。

ゴウの祖父が送ってくれたんです。

日本の製品なんです」


「そうでしょうね、ドイツ製ならこのマークは消えています。

でも、だからこそ、あえてこれを着せているなら

問題があると思って、お話したかったんです。

よかった、これで全て終わりです。

このマークは、なにかで隠してくださいね」



「えっ、いいえ、

だってこれを隠しても、

ここにこのマークがあるって、もう皆さんご存知ですよね」



「いいですよ、気にしません。

マークが悪いのではないんです。

思想が悪いんです。

あなたにその思想はなく

ドイツの考え方を尊重しようとしている。

だから問題ありません。

ここは何かで隠して。

ゴウはこの服が好きなんでしょう?」





なんていうのかしら、こういうの大岡裁きっていうの?

罪を憎んで人を憎まずみたいな?



めっちゃほっとしたー。



このマークを公けに晒すのって

ドイツでは犯罪。

通報されてても文句は言えないわけで。

よかった…。




以前、日本製品には意外とついているので

ドイツ滞在中は鉤十字に気をつけるよう、

何かで読んだか誰かに言われたか、した。


でもおいらはコスプレなんかしたことないし

知らずにそのマークを身につけるはずがないと

思い込んでいた。

意外に付いてる、とはいっても

普通に暮らしていて、付くわけないじゃん、と。





ところが見事についてたわ。びっくり。

いや、びっくりどころじゃ済まない話だった。






で、家に帰ってまた一難。


ゴウに、説明をせずにワッペンをつけるか、

ちゃんと説明するべきか

悩んだ末、おいらは話をした。



「このマークは悪いマークだから、これでフタしようね」



いやだ、とごねるかと思いきや

意外な方向から反論が。



「これはじいちゃがくれたんでしょう。

じいちゃが悪いマークをくれたの?」




3歳児というのは、恐ろしく「大人」だ。

自分を愛してくれてる「じいちゃ」が

自分に悪いものをくれるはずがない。

そういう思考がもうすでにできるのだ。



「じいちゃは日本人だからね、

日本ではフタしなくてもいいの。

悪いマークだけど、そこについててもいいの。



でもドイツでは見せちゃいけないの。

ドイツの人はこのマークが嫌いなの。

ひとが嫌がることを、しちゃいけないね。

みんなが悲しくなっちゃうんだよ。

このトレーナーを捨てるか

フタをするか、どっちかよ」



ゴウは泣き出した。

「じいちゃはゴウに悪いマークくれたの?」

おうおう、と顔を覆って泣き出した。



「違うよ、ゴウ、じいちゃはゴウが喜ぶと思って

送ってくれたんだよ」



きっとゴウはおいらが呼び出されるのを見て

不安になっていたんだろう。

それが吹き出したんだ。


おいらはゴウを抱きしめて

ゆらゆら揺らしながら

どうして人は戦争なんかするんだろう、と思った。

こんなに傷つきやすいのに、

どうして傷つけようとするんだろう。




ゴウと一緒に、ワッペンをつけた。

もう着ないと言うかと思ったら、

今朝、それを着て幼稚園にいくと言った。

トレーナーを隠すべきだとマンジロウは言ったが

おいらはゴウに任せようと、

いつもと同じタンスに入れていて

それを今朝ゴウが引っ張り出したのだ。





幼稚園に迎えに行くと

先生が「とってもいいワッペンがついたわね」と

声をかけてくれた。

つけたのは、四葉のクローバーだった。



「あなたが気分を害さないといいんだけど」

と言うと

「ゴウは今朝、私にワッペンを見せて

悪いマークはなくなったよ。

先生、もう悲しくない? って聞いたのよ。

ああ、とってもかわいかったわ」

と笑ってくれた。




ありがとうございます、と言いかけて

泣きそうになってしまった。



マークに気付かなかったおいらが一番悪い。

そして、一番勉強させてもらった。










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男の子をお持ちのお母様、どうかお気を付けください。


夜中に鶏がらを煮込んだ。

シンクを消毒して水を溜め、きれいにきれいに鶏がらを洗い

油や皮をとり、

鍋に入れて、低い温度で一度煮る。

血がこれで流れ出るので、

もう一度洗い、

今度は3-4時間ことこと煮込む。



試行錯誤の結果、このやり方にたどり着いた。



出来上がるスープは驚く程少ない。

けれど美味しい。



鶏がらを煮込み、丁寧にアクと油をすくい取っていると

これは祈りのようだ、と思った。

ただ無心に、

鍋に浮かぶ油の玉をすくい続け、

これは信仰なんだな、と思った。



一部の日本人にとって

食事は、あるいは料理は信仰なのだと思う。

体にいいと信じていること、

食事を通じて得られる家族の団欒、

体を通して心へつながるという確信。



ヨーロッパに暮らしてみて

日本人の食に対する考え方が特殊であることに気づいた。

ドイツ人が食をどう捉えているかという話がしたいのではない。

ドイツにせよフランスにせよ、

食事とは、食べるものであると同時に

コミュニケーションでもある。

誰と食べるか、どこで食べるか。

もちろん日本でも、食事は一人より大勢の方が楽しく美味しい。

けれどどこかで、

そういった状況が入り込めない、

決定的な何かが、例えば我々の思う「正しさ」が、存在する。

つまるところ、「いただきます」へたどり着くのだ。




おいらは無宗教だけれど

これが信仰だと思えば

それなりに敬虔な信者だと言える。


信仰とは、神様を敬うだけではない筈だ。

食事は神事だと聞いたことがあるようなないような。

命をいただく。

できる限り、自分が正しいと信じるやり方で

命を食べようとする、

正しく食べたいと願う。


手を合わせ、いただきますと言葉にする。

その意味を、ちゃんと考えよう。





昨日とったスープで鍋にした。

雑炊にしようと思っていたのに、

気がつくとマンジロウが飲み干していた。



雑炊食べたかった…と思ったが

それだけ美味しかったのだろう、と思い直した。



これは布教活動なのだから

怒ってはいけないのだ。



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鰹節削り器を持ってるあたり、信者でしょおいら。



寒いっす。

ドイツは冬ですわー。

今年は秋がちゃんとあって、

(毎年秋を通り越して冬がやってきていた)

紅葉も綺麗で、天気も良くて、素晴らしい日々でしたが、

冬は来るのね。



とはいえ、幸いなことに、

寒くても天気は良くて、

まだ青い芝生の上に積もる黄色の落ち葉の 美しいことといったら

詩人でもないおいらには表現しきれませんが

なぜか日本では見かけない美しさなんです。




うちは幼稚園まで自転車で通ってます。

電車でも一本でいけるけど、

地下鉄なので、ゴウが階段降りるのに時間かかるし

そもそも駅までもゴウの足だと10分以上。

日によってムラがあるし

自転車が一番早いわけで。





なんせペーパードライバーだし。

車なんて運転したらどんなことになるか。





さすがに手持ちの皮の手袋では寒くなってきたので

UGGの手袋を買いました。




そしたら、フランス人の友達が


「自転車が寒いからUGG?

あいざぁがそんな日本人っぽいことするの 初めてじゃないかしら」




たたみかけるように、ドイツ人の友達が

「本当ね、自転車に乗るために

しかもぱっと買うなんてね、

あいざぁも日本人なのね!」





おいこら、君らの日本人観はどないなっとる。




同席していた韓国人の友達が

「お金持ってるのねー」

といい、なんか気まずくなりました。





「でもさ。手袋がないと、電車乗るでしょ。

定期は一ヶ月45ユーロよ。

4ヶ月で元がとれるのよ」




と言うと、三人爆笑。




「いや、やっぱりあいざぁだわ」




どういう意味やねん。





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貧乏性のわりに思い切った発想だと思うんだが。










プロフィール
HN:
あいざぁ
性別:
女性
自己紹介:
ドイツ在住、細々とライター業。
海外転勤につられて、まんまと策略婚。
夫との育ちのギャップに窒息寸前。


夫:マンジロウ。日本人だがアメリカ人的思考。
息子:ゴウ。幼児。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆

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著作権はあいざぁにありますので、勝手な引用は禁止です。勝手なリライトはおいら泣いちゃうのでやめてください。書き直して酷い文にされることほどツライことはないです。


★★☆☆☆☆☆★★

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